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MY PARTNER 自然風景|小型・軽量のボディーサイズなのにF2.8は初めての広角ズームにぴったり

EOS R5 Mark II、16mm、1/1000秒、F4.5、ISO400

アカヤシオの花に広角端で最短撮影距離の25cmまで近づいて撮影しました。背景の表情を残したかったので、F4.5まで絞っています。主題の被写体のみならず背景も広く入るので、元気なイメージでマクロ風に表現ができるのが楽しいレンズです。

米 美知子のレンズ選びの条件

自然風景の撮影にRF16-28mm F2.8 IS STMが欠かせない理由とは?

米 美知子の使用開始日:2025年4月
広角側16mm時に25cmまで寄れるのが魅力です。レンズの全長を考慮すると、レンズフード前すれすれまで被写体に寄れて主題をダイナミックに表現でき、背景の情報を伝えつつもワイドマクロのような写真が撮影できます。これは一般的な100mmマクロレンズにはなかなかできない表現だと思います。

RF16-28mm F2.8 IS STM

画角(水平・垂直・対角線):98°~65°・74°10′~46°・108°10′~75°
レンズ構成:13群16枚
絞り羽根枚数:9枚
最小絞り:22
最短撮影距離:0.2m/0.66ft.(28mm時)
最大撮影倍率:0.26倍(28mm時)
フィルター径:φ67mm
最大径×長さ:φ76.5×91mm(収納時)、112.8mm(16mm時)、102.1mm(28mm時)
質量:約445g

キヤノンRFマウントのフルサイズ対応超広角ズームレンズです。全域開放F2.8の明るさでありながら、沈胴構造により収納時の全長は約91mm、質量は約445gと非常に小型・軽量化されています。レンズ構成は13群16枚で、Lレンズに迫る高画質を実現しています。最大5.5段(協調制御で8段)の手ブレ補正や、動画撮影にも適した静音なSTMを搭載し、高い機動力を発揮します。

  • レンズ内光学式手ブレ補正機構(OIS)によりCIPA2024規格、中央5.5段(焦点距離28mm、EOS R8使用時、Yaw/Pitch 方向)の手ブレ補正効果。ボディー内手ブレ補正機構(IBIS)との協調制御によりCIPA2024規格、中央8.0段、周辺7.5段(焦点距離28mm、EOS R1使用時、Yaw/Pitch/Roll 方向)の手ブレ補正効果。

Photographers’ File 02 米 美知子

Michiko Yone
1996年より独学で写真を始める。2004年、第12回前田真三賞 受賞。日本の素晴らしい自然と色彩美を独創的な視点で表現。表情豊かな森や山に魅せられ日本各地を撮り歩く。 各地で講演会やセミナーなど開催多数、カメラショーやTV、CMなどにも出演。県展や企業主催コンテスト、写真雑誌の月例などコンテストの審査を多数担当している。日本写真家協会会員JPS、日本写真協会会員PSJ会員。「米 美知子 写真教室」主宰。キヤノンEOS学園講師。月刊『デジタルカメラマガジン』にて「詩的憧憬」を連載中。主な写真集に『風の子守唄』(文一総合出版)がある。

自然風景のスケール感と周囲の状況を見せるのが得意

EOS R5 Mark II、19mm、1/400秒、F13、ISO1600

きれいな水没林が浮かぶ湖の水面に茶色の筋が流れていました。このラインをはっきりと見せたくて広い画角にしました。水面の揺らぎを描きつつも、葉はぴったりと止めたかったので1/400秒というシャッター速度を選択しています。 

風景写真にとって、広角レンズは目の前の風景をダイナミックに表現したり、肉眼で見たままの世界を切り取ったり、撮影者の意図が込めやすいレンズと言えます。16~28mmという焦点距離は、水辺や山などスケール感を意識したシーンや野生の中で息づく植物のかわいらしい姿など、私が普段から意識している風景写真をしっかりと表現してくれます。28mm時の最短撮影距離は20cm。16mmでも25cmまで寄れるので、小さな花をクローズアップしつつも周囲に伸びる枝葉の勢いが表現できます。加えて、本レンズがF2.8通しの大口径レンズであることはさらに高い自由度を感じます。ボケの描写はもちろんのこと、ISO感度をアップしなくても速いシャッター速度が切れるので、風によるブレの心配がなくなります。
周辺までしっかりと解像し、細かい葉を画面の四隅に配置したり、山肌のディテールをダイナミックに描いたりするなど、意図どおりの構図作りが可能です。制限されることなくさまざまな画面配置にチャレンジできると、ストレスも感じませんし、撮影技術のスキルアップにもつながります。
広角レンズの場合は、手ブレ補正の必要性をそれほど感じることはないかもしれませんが、5.5段のレンズ内手ブレ補正が搭載されているのでブレを恐れずに手持ちで撮影できるメリットは大きいです。三脚が立てられない場所、撮影ポジションを微調整したい場合、最短撮影距離まで被写体を追い込みたい場合など、フレキシブルな撮影に対応できます。

EOS R5 Mark II、16mm、1/10秒、F16、ISO200

面白い根回り穴を俯瞰気味に撮りました。左下に見える水の流れが真っ白にならないように程よく流そうと考えました。十分に絞って根回り穴のフォルムをしっかりと描いたのもポイントです。

米 美知子の焦点距離別使用率

20mm以下を使うことがほとんどです。広角端の16mmで目の前の広い風景を切り取ったり、最短撮影距離まで近づいたりしてマクロのような表現をすることもあります。登山での撮影では目の前の雄大な光景を撮影することが多いので、広角側の出番が多くなります。

EOS R5 Mark II、17mm、1/640秒、F14、ISO1600

ほぼ広角端の17mmで撮影した和歌山県の千畳敷です。それほどデフォルメ効果が出ないので、岩の形が実物に忠実に描写できました。風が強く手持ちだったので水平線がゆがまないように水平にカメラを構えています。

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山登りでは機動力を重視する

EOS R5 Mark II、24mm、1/250秒、F16、ISO640

山の斜面にきれいに光が回る正午前の良い光線状態で撮影しました。2時間半くらいの登山ですが、小型・軽量の本レンズは必携です。流れてくる雲が良い場所に来たときにシャッターを切っています。

テントに宿泊する登山撮影のときは、高倍率ズームレンズと、このRF16-28mm F2.8 IS STMの2本を持っていきます。だいたい20kgのザックを背負って行くのですが、撮影機材は軽くしたいのです。ザックを下ろさずにレンズを出し入れするので、広角レンズにも軽量でコンパクトなものを求めます。そうするとRF16-28mm F2.8 IS STMが最適解になるのです。登山ではタイムロスをしたくないですし、撮影時間を考えると一般の登山者よりも多く時間がかかってしまいます。テント場に向かう途中でも手持ちでパパっと撮影することで、山頂以外の写真も残せます。
早朝はテントの周囲で撮影します。荷物はテントに置いて、カメラと三脚とレンズ2本だけを持って行きます。テントでは特にコンパクトなボディーサイズは正義だと実感します。体力ギリギリのハードなテント泊登山の時は、単焦点のRF16mm F2.8 IS STMを持っていきます。
大型の広角レンズで機動力が下がってしまうよりも、身軽な装備でいろいろなシーンに持ち出してほしい。ワイドな世界を楽しみたい人はもちろんのこと、扱いやすいので初めて購入する広角レンズにおすすめしたいです。

EOS R5 Mark II、22mm、1/1000秒、F13、ISO1600

約7000本の花々が咲き誇る人気の公園です。広角レンズは背景の処理が難しいのですが、雲の表情が良かったので、空を広く入れてハナモモやレンギョウの花々による春らんまんを表現しました。

このレンズを買う前に知っておきたいこと

沈胴式なので、いざ撮影するときはズームリングを16mmの位置まで回してレンズを繰り出さないとシャッターが切れません。最初はこのワンアクションが少し手間に感じる可能性がありますが、慣れればスムーズに扱えます。

関連リンク

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MY PARTNER 写真家たちの愛すべきRFレンズ 自然風景|米 美知子
https://personal.canon.jp/ja-JP/articles/interview/mypartner/landscape-rf1628f28-01
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https://personal.canon.jp/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/interview/mypartner/landscape-rf1628f28-01/image/landscape-yone-720-444.jpg?sc_lang=ja-JP&hash=2550D20842A9553BA490A908AD3F87CF
2026-07-02