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記憶の定着 -なぜ写真をプリントするのか-

蓄積されていく膨大な記憶。数え切れない写真が記憶を断片的につないでいく。
画面で見る写真はまだ、浮遊する記憶のカケラ。
今の時代、その中で写真を完成させることはできる。だが「完成品」ではない。
記憶のカケラを丹念に蘇らせ、プリントという物質へと導く。
これにより記憶は定着する。写真は初めて完成品になる。

語り合い

記憶の定着にご登場いただいた写真家たちがゲストを迎えてトークを繰り広げる番外編。
写真家たちは何を思い、何を語るのか。

野村恵子 × 川島小鳥

「こんな陽は、写真の話をしましょう。」

西野壮平 × 梶川由紀

「写真家の疑問符」