#02 写真家 公文健太郎
![](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/interview/proline/kumon-02/image/kumon-02-wide.jpg?la=ja-JP&hash=026D5A947FB1F8090AD297C2C322956F)
![記憶の定着 -なぜ写真をプリントするのか- インタビュー #02 写真家 公文健太郎](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/interview/proline/kumon-02/image/kumon-02.jpg?la=ja-JP&hash=A47001AD88BA11A05A7832C906FC3716)
公開日:2020年11月20日
蓄積されていく膨大な記憶。数え切れない写真が記憶を断片的につないでいく。
画面で見る写真はまだ、浮遊する記憶のカケラ。
今の時代、その中で写真を完成させることはできる。だが「完成品」ではない。
記憶のカケラを丹念に蘇らせ、プリントという物質へと導く。
これにより記憶は定着する。写真は初めて完成品になる。
PROFILE
![](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/interview/proline/kumon-02/image/profile-photo.jpg?h=400&la=ja-JP&w=320&hash=FE2CC2C8F7F125BE2A60F10BF71F00B7)
![](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/interview/proline/kumon-02/image/profile-photo.jpg?h=400&la=ja-JP&w=320&hash=FE2CC2C8F7F125BE2A60F10BF71F00B7)
公文 健太郎 (くもん けんたろう)
1981年生まれ。雑誌、書籍、広告で活動しながら、国内外で「人の営みがつくる風景」をテーマに作品を制作。現在、川や半島など土地の特徴と人の暮らしのつながりを探るシリーズを制作中。2012年、日本写真協会賞新人賞。写真集・著作に『ゴマの洋品店』、『耕す人』、『暦川』、『地が紡ぐ』などがある。2020年12月に日本の半島をテーマにした新刊を刊行予定。