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#06 写真家 鶴巻育子

記憶の定着 -なぜ写真をプリントするのか- インタビュー #06 写真家 鶴巻育子

蓄積されていく膨大な記憶。数え切れない写真が記憶を断片的につないでいく。
画面で見る写真はまだ、浮遊する記憶のカケラ。
今の時代、その中で写真を完成させることはできる。だが「完成品」ではない。
記憶のカケラを丹念に蘇らせ、プリントという物質へと導く。
これにより記憶は定着する。写真は初めて完成品になる。

PRO-G1
PRO-S1

PROFILE

鶴巻 育子 (つるまき いくこ)

1972年、東京生まれ。広告写真、カメラ雑誌の執筆のほか、ワークショップやセミナー開催など幅広く活動。写真家として活動する傍ら、東京・目黒、写真専門ギャラリーJam Photo Gallery 主宰を務める。ライフワークでは、これまでに世界20カ国、40以上の都市を訪れ、街スナップや人物をさ撮影。主な写真展 Brighton-a little different(2012年、オリンパスギャラリー)、東京・オオカミの山(2013年、エプソンイメージングギャラリーエプサイト)、3[サン](2015年、表参道スパイラルガーデン)、THE BUS(2018年、ピクトリコギャラリー・PLACE M)、PERFECT DAY(2020年、キヤノンギャラリー銀座)など。THE BUS(2018年、自費出版)、PERFECT DAY(2020年、冬青社)がある 。

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関連サイト

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#06 写真家 鶴巻育子
https://personal.canon.jp/ja-JP/articles/interview/proline/tsurumaki-06
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https://personal.canon.jp/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/interview/proline/tsurumaki-06/image/tsurumaki-06-thumb.jpg?la=ja-JP&hash=5FB8E16CE3F22CF9DD8489FF5A84F78B
2020-12-25
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