キヤノンの双眼鏡技術
鮮明で安定した像を実現する、光学式手ブレ補正機構(IS)
![ロゴ:IMAGE STABILIZER](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/product/binoculars/lineup/technology/image/is-logo.gif?h=222&la=ja-JP&w=360&hash=0ACCD09CB91DD4C35E2DBE5E299F5DA6)
双眼鏡を使用する際、どうしても避けることができない手ブレ。倍率が高くなるほど、その影響は大きくなり、像の鮮明さを損ないます。この問題を解決したのが、キヤノンの光学式手ブレ補正機構、IS(イメージ・スタビライザー)です。応答性に優れ、かつ小型・軽量の補正ユニット、左右の補正ユニットを高精度に連動させるメカ機構などを開発。ボタンを押すだけで手ブレを抑え、クリアで安定した視界が目の前に広がります。
![イメージ:IMAGE STABILIZER OFF/ON比較](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/product/binoculars/lineup/technology/image/is-image.jpg?h=248&la=ja-JP&w=440&hash=A7873AE5EA9FFBBFFECFAB4A92064CA6)
より強力にブレを補正するパワードIS
パワードISは、通常のISよりもさらに大きなブレや体の揺れを強力に補正。止まり木に止まった鳥など、対象物があまり動かず一点に集中して観察したい場合に、像がより安定するため、長時間の観察も快適に行えます。
一方、動き回る鳥を捕捉するシーンでは通常のISモードが有効。ISモードを使い分けることで、さまざまなシチュエーションで快適な観察が可能です。
![図:使い分け](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/product/binoculars/lineup/technology/image/bird-watching-img03.jpg?h=398&la=ja-JP&w=790&hash=866754AD5C3A5C9EB6CE0226A6470768)
![おすすめはコレ パワードIS搭載 双眼鏡シリーズ 10×32 IS/12×32 IS/14×32 IS](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/product/binoculars/lineup/technology/image/powerd-is-series.jpg?h=387&la=ja-JP&w=1120&hash=912B73C2EB466A10F8359E3A2A136F40)
EFレンズで培われた、高度な光学設計技術
![写真:EFレンズ](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/product/binoculars/lineup/technology/image/eflens.jpg?h=222&la=ja-JP&w=360&hash=22C52091901FFF606593C256CE688E95)
独自の光学理論と設計支援ツール、高品質な硝材、コーティング技術など、EFレンズ開発で培われた光学設計技術を展開。高級双眼鏡に求められる、シャープで明るく、歪みが少ない像を実現しました。
高いシャープネスと光量ロスの抑制
分解能と明るさを優先したポロプリズム設計を全モデルに採用し、高いシャープネスと光量低減の抑制を実現しています。
高透過率と高コントラストな見え
独自の多層膜コーティングを採用し、フレアやゴーストを抑制。それにより、高い透過率と高コントラストを実現しています。
像面湾曲を良好に補正
平面にピントを合わせたとき、視野周辺がボケてしまう像面湾曲。これを補正するために、高性能フィールド・フラットナーレンズを全モデルに採用しています。
色にじみを抑えたクリアな像性能
低屈折、低分散性を誇るUDレンズを上位モデルに採用。色にじみのないクリアな像性能をもたらしています。
高精度な組み立てと優れた信頼性
双眼鏡は、左右の光軸を平行に保つため、きわめて高い組み立て精度が求められます。キヤノンはEFレンズの生産で蓄積したメカ設計、生産のノウハウを活かすことで、この要件をクリア。左右の手ブレ補正光学系を高精度に同期させる機構開発にも成功。優れた像性能を安定して発揮する、高い信頼性を確保しています。
防水仕様と全天候対応
「防水仕様」は、水深1mに30分間放置しても内部に水が浸入しない、JIS保護等級7級相当の防水性能。ハードな環境下でも安心してお使いいただけます。 一方、「全天候対応」は、50cmの高さからジョウロで5分間散水しても内部に水が浸入しない防水性能で、急な雨などに対応可能です。
![図:防水仕様と全天候対応](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/product/binoculars/lineup/technology/image/water-resist-all-weather.jpg?h=408&la=ja-JP&w=790&hash=9FE8F989BB873D4286EAD26B625816FE)
見え味と環境配慮を両立させる鉛フリー光学ガラス
レンズの素材となる光学ガラスの製造において、屈折率を高めるために鉛が使用されることがあります。ガラスに含まれた状態の鉛は外部に溶出することはないものの、キヤノンは研磨などの加工段階で発生する汚泥の安全性にも配慮。鉛の代わりに、環境や人体に無害な化合物を使用して屈折率を高めた「鉛フリー光学ガラス」を開発し、全モデルのレンズ、プリズムに採用。鮮やかな見え味と環境への配慮を両立させました。