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#05 写真家 名越啓介

記憶の定着 -なぜ写真をプリントするのか- インタビュー #05 写真家 名越啓介

蓄積されていく膨大な記憶。数え切れない写真が記憶を断片的につないでいく。
画面で見る写真はまだ、浮遊する記憶のカケラ。
今の時代、その中で写真を完成させることはできる。だが「完成品」ではない。
記憶のカケラを丹念に蘇らせ、プリントという物質へと導く。
これにより記憶は定着する。写真は初めて完成品になる。

PRO-G1
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PROFILE

名越 啓介 (なごし けいすけ)

1977年奈良県生まれ。大阪芸術大学卒。19才で単身渡米し、スクワッターと共同生活をしながら撮影。その後アジア各国を巡り、2006年に写真集『EXCUSE ME』を発表。雑誌やカタログ、広告等で活躍する一方で、その後も写真集『SMOKEY MOUNTAIN』、『CHICANO』、『BLUE FIRE』、はじめて国内を題材にした『Familia 保見団地』では『写真の会』賞受賞。2019年8月『バガボンド インド・クンブメーラ 聖者の疾走』をリリース。

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関連サイト

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#05 写真家 名越啓介
https://personal.canon.jp/ja-JP/articles/interview/proline/nagoshi-05
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https://personal.canon.jp/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/interview/proline/nagoshi-05/image/nagoshi-05-thumb.jpg?la=ja-JP&hash=F3C4EBADD6ECDA0279477487E313BAA1
2020-12-25
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