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#07 写真家 野村恵子

記憶の定着 -なぜ写真をプリントするのか- インタビュー #07 写真家 野村恵子

蓄積されていく膨大な記憶。数え切れない写真が記憶を断片的につないでいく。
画面で見る写真はまだ、浮遊する記憶のカケラ。
今の時代、その中で写真を完成させることはできる。だが「完成品」ではない。
記憶のカケラを丹念に蘇らせ、プリントという物質へと導く。
これにより記憶は定着する。写真は初めて完成品になる。

PRO-G1

PROFILE

野村恵子 (のむら けいこ)

兵庫県神戸市生まれ。
写真専門学校卒業後、渡米。LA, Santa Feにて写真を学ぶ。1999年に沖縄をテーマにした写真集「DEEP SOUTH」を発表。日本写真協会新人賞、東川賞新人作家賞を受賞。女優を撮り下ろした写真集に「月刊満島ひかり」など、雑誌を含め出版物にも多く関わっている。2019年、写真集「Otari-Pristine Peaks 山霊の庭」で林忠彦写真賞を受賞。国内外で個展、グループ展も多数開催。現在、沖縄を拠点に活動中。

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関連サイト

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#07 写真家 野村恵子
https://personal.canon.jp/ja-JP/articles/interview/proline/nomura-07
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https://personal.canon.jp/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/interview/proline/nomura-07/image/nomura-07-thumb.jpg?la=ja-JP&hash=852ADC28E80590DB0ACE5EDDB783847E
2021-12-10
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