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#10 写真家 吉田亮人

記憶の定着 -なぜ写真をプリントするのか- インタビュー #10 写真家 吉田亮人

蓄積されていく膨大な記憶。数え切れない写真が記憶を断片的につないでいく。
画面で見る写真はまだ、浮遊する記憶のカケラ。
今の時代、その中で写真を完成させることはできる。だが「完成品」ではない。
記憶のカケラを丹念に蘇らせ、プリントという物質へと導く。
これにより記憶は定着する。写真は初めて完成品になる。

PRO-G1

PROFILE

吉田亮人
吉田亮人 (よしだ あきひと)

1980年宮崎県生まれ。京都市在住。滋賀大学教育学部卒業後、タイで日本語教師として1年間勤務。帰国後小学校教員として6年間勤務。2010年より写真家として活動開始。広告や雑誌を中心に活動しながら作品制作を行い、国内外で高く評価される。写真集に「Brick Yard」「Tannery」(以上、私家版)、「THE ABSENCE OF TWO」(青幻舎・Editions Xavier Barral)、「しゃにむに写真家」(亜紀書房)、「The Dialogue of Two」(Three Books/RPS)、「The Screw」(Three Books)がある。「The Dialogue of Two」は第47回木村伊兵衛写真賞およびスイスのImages Vevey Book Awardにノミネートされる。日経ナショナルジオグラフィック 写真賞2015・ピープル部門最優秀賞など受賞多数。

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関連サイト

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#10 写真家 吉田亮人
https://personal.canon.jp/ja-JP/articles/interview/proline/yoshida-10
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https://personal.canon.jp/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/interview/proline/yoshida-10/image/yoshida-10-thumb.jpg?la=ja-JP&hash=67DBA8631E83B73EAF9D4E8C40218492
2023-05-09
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