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MY PARTNER 自然風景|機動力を損なわないサイズと重さがときめく風景と出合わせてくれる

EOS R5 Mark II、177mm、1/200秒、F16、ISO1600

5月の新緑を主題にして桜をポイントにしています。ハルモミジを思わせるオレンジ色も入っていて東北らしい1枚に仕上がったと思います。このレンズの描写はとてもシャープなので、若々しい葉の集合体のような細かな被写体に最適です。

米 美知子のレンズ選びの条件

自然風景の撮影にRF70-200mm F2.8 L IS USMが欠かせない理由とは?

米 美知子の使用開始日:2019年11月
全域F2.8であることが一番の魅力であり、その大きなボケは主題となる美しい風景を引き立ててくれます。70mm側では風景とナチュラルな距離感で対峙でき、200mm側では主題を引き寄せられます。描写力も高く、良いシーンに巡り合えて「ここぞ!」という場面では必ず使用するレンズです。手持ちでも疲労を感じないコンパクトなボディーも自然を舞台に歩く写真家にはうれしいものです。

RF70-200mm F2.8 L IS USM

画角(水平・垂直・対角線): 29°~10°・19°30′~7°・34°~12°
レンズ構成:13群17枚
絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
最小絞り:32
最短撮影距離:0.7m
最大撮影倍率:0.23倍(200mm時)
フィルター径:77mm
最大径×長さ:φ89.9×146.0mm
質量:約1070g(三脚座含まず/三脚座質量 約130g)

キヤノンRFマウントにおける開放F2.8Lズームシリーズの望遠ズームレンズ。最大の特長は小型・軽量なボディーサイズです。ズーム時に全長が変化する繰り出し式を採用し、70mm時は全長約146.0mm、質量は約1200gという高い機動性を実現しています。描写面でも一切の妥協はなく、UDレンズをぜいたくに配置した光学設計が、ズーム全域でシャープな像を結びます。最短撮影距離0.7mという近接能力も、表現の幅を大きく広げてくれます。

Photographers’ File 02 米 美知子

Michiko Yone
1967年、東京都生まれ。1996年より独学で写真を始める。2004年、第12回前田真三賞 受賞。日本の素晴らしい自然と色彩美を独創的な視点で表現。表情豊かな森や山に魅せられ日本各地を撮り歩く。 各地で講演会やセミナーなど開催多数、カメラショーやTV、CMなどにも出演。県展や企業主催コンテスト、写真雑誌の月例などコンテストの審査を多数担当している。日本写真家協会会員JPS、日本写真協会会員PSJ会員。「米 美知子 写真教室」主宰。キヤノンEOS学園講師。月刊『デジタルカメラマガジン』にて「詩的憧憬」を連載中。主な写真集に『風の子守唄』(文一総合出版)がある。

3倍の焦点域と自由なF値で風景を意のままに切り取る

EOS R5 Mark II、200mm、1/640秒、F2.8、ISO1600

午後の光でモミジを影絵のように表現しようと考えました。背景の抜けが美しく、このレンズが持つ描写の素晴らしさが見事に表れていると思います。三脚の使用が禁じられた場所だったため、ISO感度を1600までアップしてシャッター速度を確保しています。

美しい自然風景を目の前にして、広く捉えようと引きで構えると、フレームの中には必ず細かい被写体がたくさん入ってきます。斜面に咲いている花や緑の木、紅葉などがその例です。写真では、葉や花びらは1枚1枚の形がしっかりと見えて、そのディテールが出るということがとても大事なのです。そのため、レンズに求められる描写力はとてもシビアです。RF70-200mm F2.8 L IS USMは、その期待に応えてくれるレンズです。背景がとても自然にぼけるので、風景の中に立体感が生まれます。
自然風景の撮影に必要な焦点域はだいたい24~200mm。このレンジの中でほとんど表現できます。70~200mmの望遠レンズでは70mmで肉眼で見た景色が自然に、200mm側は自分が一番引かれたところをピンポイントで伝えられます。さらに、最短撮影距離が70cmと短く、小さな花にもグッと寄れるため、マクロレンズはほとんど使わずに、このレンズで撮影することが多いです。手持ちのレンズを1本減らせると撮影時の体力も温存できるので、よりシャッターチャンスに強くなれます。
F値もF2.8から32まで使え、幅が広いレンズです。開放F2.8による大きなボケや高い描写力はもちろんのこと、F値をF2.8から選べるメリットは大きく、F2.8から5.6までF値違いで撮影しておき、後からボケや奥行きの見え方が一番良いものをチョイスできる強みがあります。 

EOS R5、200mm、1/1600秒、F2.8、ISO800

朝に咲く紫色のエンゴサクをテレマクロの表現で切り取りました。200mm時の最大撮影倍率は0.23倍なので、マクロレンズを持ち合わせていなくても小さな被写体をクローズアップして捉えられます。

米 美知子の焦点距離別使用率

70mm 10%、71-99mm 20%、100-199mm 50%、200mm 20%

各焦点距離をまんべんなく使用しますが、このレンズを選ぶときは、100mm以上で撮影する風景を狙うことが割合としては多くなります。70mmでは広い風景を切り取り、200mm側では小さな花をクローズアップしてテレマクロ的な表現をするのも好きです。

風景撮影をサポートする洗練された操作設計

EOS R5 Mark II、70mm、1/100秒、F16、ISO1600

ピンク色の1本のハナモモを桜が囲んでいるシーンです。細かい花までしっかりと解像しています。F値は、F16まで絞って奥の緑の葉までしっかり見せることを意識しました。色のグラデーションを美しく再現でき、春の香りが漂うようです。 

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EOS R5 Mark II、119mm、1/30秒、F2.8、ISO400

青空が映る水たまりに、白いオキナワキョウチクトウとサガリバナが落ちていました。柔らかいイメージを大切にしたかったので、開放F2.8にして、1/30秒のシャッター速度で動きを描いてみました。

最大で約5段分の手ブレ補正効果(CIPAガイドライン準拠。焦点距離200mm、EOS R使用時)があるので、三脚が使えない場所でも出番が多くなります。水面などの動感表現を手持ちで行えるため、写真表現の幅を広げてくれます。操作性においてはズームリングのフィーリングが特に気に入っています。回転時のトルク感が絶妙で、撮影時の流れを妨げません。ズームロックスイッチを備えるなど、携行時の配慮が行き届いていると感じています。
三脚座があるのも自然風景の撮影に最適だと考える理由です。三脚に据えたときのバランスが安定するのはもちろんのこと、ブレも軽減できますし、三脚座に乗せれば横位置から縦位置にフレーミングをサッと変えられます。繰り出し型の望遠ズームレンズですが、収納時はコンパクトになるのも助かります。全長は一眼レフカメラで使用していたEFの望遠ズームレンズよりも5cmほど短く、質量も約1200g(三脚座含む)と軽量なので携行性を重視する山歩きにもおすすめできます。
小型・軽量でありながら高画質、そしてさまざまな表現を可能にしてくれるRF70-200mm F2.8 L IS USMは、風景のきらめきをより輝かせてくれるレンズなのです。

EOS R5 Mark II、200mm、1/500秒、F4.5、ISO3200

水面の揺れを狙った1枚です。さざ波に浮かぶ主題のモミジの存在をぼかさずにしっかりと見せたかったのでF4.5まで絞り、水の動きを止めるために1/500秒を確保しました。

このレンズを買う前に知っておきたいこと。

77mmのフィルター径は、汎用性が高く、他のレンズとフィルターを共有しやすい点もポイントが高いのではないでしょうか。このレンズに同梱されるレンズフードは全長が長いものの、フィルターを操作するための窓があり、PLフィルターをスピーディーに回転できます。

関連リンク

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MY PARTNER 写真家たちの愛すべきRFレンズ 自然風景|米 美知子
https://personal.canon.jp/ja-JP/articles/interview/mypartner/landscape-rf70-2000f28-01
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https://personal.canon.jp/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/interview/mypartner/landscape-rf70-2000f28-01/image/natural-scenery.jpg?sc_lang=ja-JP&hash=8BA8B1F3AECFA6C72DE8B848E2DFD6A2
2026-05-28