しばしとてこそ 立ちどまりつれ
しばしとてこそ 立ちどまりつれ
この作品集は
平安後期から鎌倉初期の歌人、西行が歌枕に訪れ、
伝説として語り継がれてきた土地を訪ね
撮影した写真で構成している。
私が西行の足跡を辿ろうと思ったのは、
10年以上前になる。
それから今日まで、西行の足跡を自分なりに解釈して
日本の原風景として見つめてきた。
旅の途上で西行がどのように風景に親しみ、
歌を詠んだのか。
西行の思いに想像をめぐらせながら私は風景を見つめた。
この作品集に掲載された写真はすべて
私の想像に起因している、と言って良い。
だがテーマに沿って撮影した作品だから物語が描かれる。
ともすれば見過ごしてしまいがちな
風景であっても私の心に響き、
立ち止まらせた風景であったから、
それを素直に受け止め映像として成り立たせた。
西行の足跡を辿る旅は、この作品集でひとまず終わる。
次なる撮影テーマは千国街道塩の道である。
平安後期から鎌倉初期の歌人、西行が歌枕に訪れ、
伝説として語り継がれてきた土地を訪ね
撮影した写真で構成している。
私が西行の足跡を辿ろうと思ったのは、
10年以上前になる。
それから今日まで、西行の足跡を自分なりに解釈して
日本の原風景として見つめてきた。
旅の途上で西行がどのように風景に親しみ、
歌を詠んだのか。
西行の思いに想像をめぐらせながら私は風景を見つめた。
この作品集に掲載された写真はすべて
私の想像に起因している、と言って良い。
だがテーマに沿って撮影した作品だから物語が描かれる。
ともすれば見過ごしてしまいがちな
風景であっても私の心に響き、
立ち止まらせた風景であったから、
それを素直に受け止め映像として成り立たせた。
西行の足跡を辿る旅は、この作品集でひとまず終わる。
次なる撮影テーマは千国街道塩の道である。