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アンダー30部門 第57回キヤノンフォトコンテスト

アンダー30部門

ゴールド賞

『ベーっ!』末岡 紗弥(山口県)
ブルーハワイのかき氷と真っ青になった舌を見せている人物のアップ

受賞者の声

ゴールド賞受賞者近影

夏に青をテーマに写真を撮ろうとなったとき、思い浮かんだのがかき氷を食べてこの表情をしている女の子でした。部活で撮影合宿に行った際、ちょうどブルーハワイが売られていたので、友達に「食べて!」とお願いして撮らせてもらいました。すてきな表情をしてくれた友達に感謝です。一緒に写真を頑張っている仲間たちのおかげで、爽やかな青春を切り取った作品にできた気がします。これからも、心動く瞬間を残していきたいです。名誉ある賞をいただきありがとうございました。

講評:若い感性で作り上げたアンダー30部門ゴールド賞作品

  • 澤田
    アンダー30部門ゴールド賞の「ベーっ!」は、元気いっぱい若さいっぱいみたいなパワーの詰まった作品です。荒削りな部分がよく、右の顔写真が加工されていないのもいいですね。最近はSNSなどで加工されすぎている写真ばかり見ているので、加工していないことがすごく新鮮でした。
  • 渋谷
    僕は最初この作品をスルーしてしまったんですよ。組写真というより顔のアップだけが目に飛び込んできて、あまり引っかからなかったのですが、最終審査のときに左のかき氷を食べて舌が青くなっているという意味を教えてもらい、改めて見ると「なるほど」と感じて、作品が立ち上がっていました。あと、いかにも若い人が撮ったというのもポイントですよね。
  • 鍵井
    そうですね、雑なところが作品の魅力になっています。僕は最初から分かってすごくいいなって思ったのですが、同時に、52歳の僕では絶対に撮れないなって思ったんですよね。今の僕にはない初々しさと、このような組が作れる感性に憧れを抱きつつ、もう自分には撮れないという寂しさも少し感じてしまいました。
  • 水谷
    すごく大胆で若い子の切り口ですよね。顔を半分に切るなんてなかなかできないです。確かに写真は雑ですけど、それがインパクトにつながり、変に作り込んでいないストレートな感じが若者らしくて好感が持てます。
  • 大和田
    楽しみながら撮っていることが伝わってきますよね。写真の根源的な楽しみ方というか、撮っていて楽しい、誰かに見せたいという気持ちが作品に溢れています。決して自分では撮れない写真だと思いますし、だからこそのパワーがある作品です。
  • 広川
    僕も渋谷さんと同じように最初はスルーしていたんです。だけど、改めて見ると、皆さんがおっしゃるように荒削りで変な計算がなく、思うがままにシャッターを切っているのがいいですね。自分には撮れないというのも当たり前で、僕たちがやろうと思ったら勇気がいるし、それを簡単にしてしまうところが若さなんでしょうね。
  • 澤田
    ただ、私も高校生くらいのときにこのような写真を撮っていたような気がするんです。だから、時代が変わっても、意外と撮るものは変わっていないと思いました。

シルバー賞

『acrobat』弓削 雄翼(兵庫県)
花畑で宙返りをしている人物
『水光の眠り』Luis Uetani(新潟県)
徐々に水平線に沈んでいく夕日

ブロンズ賞

『悠遠への旅路』佐々木 優(大阪府)
馬に乗っている人物のシルエットと星空
『光の小夜時雨』長根 千春(千葉県)
傘を差す人物と光跡
『爆ぜた心、踊る体』宅島 佳祐(熊本県)
ジャンプをする女性の後ろ姿

佳作

『夜空の旅』内田 啓貴(東京都)
流れ星と白い鳥居
『雨乞い』きたお(三重県)
葉っぱの上で空を見上げているカエル
『君想う』鈴木 遼(福島県)
大きな窓の教室で一人外を見ている女性
『百回失敗した男子』エゾマツ(東京都)
階段でスケートボードをしている人物
『ずっと友達』村松 真帆(愛知県)
教室で笑っている女子生徒たち