WEB部門 第56回キヤノンフォトコンテスト
WEB部門
ゴールド賞
受賞者の声
灘祭りが終わり、帰ってくると美しいキヤノンの白い封筒が届いていました。なんと、WEB部門ゴールド賞入賞のお知らせでした。この作品は運よく撮れました。家を出るときは晴天でしたが、天気が急変し豪雨になりました。チャンスです。何か撮らなくてはと思いました。地の利があり、車には運良くカメラを積んでおりました。傘を持っての撮影で、カメラブレやピント、フレーミングバック処理に注意して撮影しました。感謝。
講評:青春の1ページを描いたWEB部門ゴールド賞作品
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田尾WEB部門ゴールド賞の「豪雨」は、雨でずぶ濡れになりながら自転車に乗って家に帰る学生たちを正面からとらえた作品です。
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齋藤すごくいい写真ですね。
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田尾まず、こんな雨の中でも撮影していることが素晴らしく、よく見ると、子どもたちが笑いながら自転車を漕いでいるんですよね。ずぶ濡れになりながらも、どこか楽しそうで、それがこの年代の特徴をうまく表しているように感じました。
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齋藤これは撮影してから、モノクロに変換したのでしょうか。
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中村どうでしょうね。でも、技術的にも非常に優れていますよね。強い雨で煙っている雰囲気をしっかりと出しつつ、ぼんやりと背景も写しています。
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齋藤これは撮ってみたくなる作品ですね。最近では、ゲリラ豪雨は当たり前のようにありますが、なかなかこんないいシーンとは巡り会えない。しかも、雨は写真にするのが難しいですよね。雨の線だけを出すのは簡単だけど、このように降りしきる雨の表情を出すには、やはり豪雨ぐらいの強い雨でないとなかなか表現しきれません。
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小林シャッター速度がよかったですね。大粒の雨をしっかりと写し止めて、迫力のある画になっています。
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岩木作者もずぶ濡れになりながら撮影していたのかな。これだけ降っていると、カメラが壊れそうですよね。ひょっとしたら、自分は屋根のあるところから狙ったのかもしれませんね。
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中村そうですね。でも、どこから撮ろうが、いいものはいいです。
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小林確かにそうですね。何よりも子どもたちが楽しそうなのが、この作品の魅力のような気がします。
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岩木青春時代を思い出しますよね。