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多彩な映像表現 EOS R6 V

充実のカラーモード

三種類選べるカラーモード

静止画ベースの「ピクチャースタイル」に加え、CINEMA EOSシリーズや業務用ビデオカメラと共通のカラープリセット「カスタムピクチャー」、さらにグレーディングなしで手軽にクリエイティブな表現ができる機能として「カラーフィルター」と多彩な画作りを楽しむことができます。

EOS R6 Vのカラーモード
  ガンマ 色空間 Look File適用
ピクチャースタイル(PS)ピクチャースタイル(PS) 通常(SDR)ピクチャースタイル8種類、ユーザー設定3種類 BT.709 ×
HDR PQピクチャースタイル8種類、ユーザー設定3種類 BT.2020 ×
カラーフィルターカラーフィルター 14種類 BT.709 ×
カスタムピクチャー※(CP)カスタムピクチャー(CP) Canon 709 BT.709
BT.709 Std BT.709
Canon Log 2 Cinema Gamut
Canon Log 3 Cinema Gamut
PQ BT.2020
HLG BT.2020

CINEMA EOSと共通の画作り:カスタムピクチャー対応

CINEMA EOSシリーズと共通のカラープリセット「カスタムピクチャー」を搭載。多様なガンマ/色空間に対応しており、色味やコントラストなどの細かな設定が可能です。 このプリセットの中にCanon 709を搭載しています。
Canon 709はフィルムライクなルックであり、黒を締めて中間輝度領域のコントラストを上げることでクリアな印象を持たせたガンマです。またスキントーンを最も重視した設計で、微妙な肌の色の変化を素直に表現できます。全体的な色再現は定評のあるキヤノンの自然な色を踏襲しているため、あらゆるシーンに活用できます。

ピクチャースタイルとの使い分け

ピクチャースタイル カスタムピクチャー
・デジタル一眼レフEOS 5Dから継承されている静止画と同じ画づくり
・プリセット変更でさまざまな画づくりが簡単に可能
・コントラストや色などを簡単に調整、Picture Style Editorでより広い調整が可能
・従来のピクチャースタイル同様に、発色の良い肌色再現や記憶色に基づいた色再現
・CINEMA EOS シリーズから継承した設定
・SDR撮って出し設定として、シネマ・フィルムライクな画づくりができるCanon 709や放送向けの画づくりを提供する709 Std
・カラーグレーディングを前提として広いダイナミックレンジを持つCanon Log 2/Log 3
・HDR環境視聴用にHDR撮って出し前提のPQ/HLG等を搭載
・いずれの設定もCINEMA EOSで培われたカラーサイエンスをそのまま踏襲した、なめらかなスキントーンと自然な色再現
・3D LUTをカメラ内に登録し、LUTを適用した収録が可能になるLook file機能を使用可能

Canon Log 2/Canon Log 3対応

暗部の階調性を優先するCanon Log 2

フィルムの特性に近いガンマ設定。Canon Log 3と比べ中間から暗部の階調性が高く、最大15+stopsの広いダイナミックレンジを実現しています。さらに、広い領域でリニアな出力を得られるため、輝度を変えた時の色の変化を抑え、階調を保ったまま露出の調整が可能。映画制作などの制作環境との親和性が高いLogです。

  • 測定環境:4K DCI Fine / 4K UHD Fine (29.97 / 25.00 fps) 撮影、かつISO800設定時。

暗部のノイズを抑制するCanon Log 3

暗部を締めることによりCanon Log 2と比べてノイズが出にくく、広いダイナミックレンジを確保できるガンマ設定。階調を整える程度の簡易なグレーディングでも画づくりができる、扱いやすさが特徴です。

オリジナルLUTを登録して撮影

Look File機能もしくは動画編集ソフトにおいて、LUTファイルを読み込ませることで特定のガンマ / 色域の変換や色味の変換をすることができます。キヤノン公式のLookサイトでは41種類※1の、特に色味の変換を目的としたLUTを提供。Camera Connectを利用してスマートフォンからダウンロードして撮影現場ですぐに適用も可能です。サイトではほかにPCでの高度なカラーグレーディング用に、Canon LogからCanon Logへ色味を変換するキヤノン純正のクリエイティブLUT(Look File)や、65gridの3D LUT も配布しています。

  • ※1
    2026年5月時点
  • Look Fileはキヤノンのサイトでダウンロードすることができます。
  • Custom Pictureは動画撮影時のみ設定可能

個性的なルックをかんたんに。カラーフィルター

14種類のカラーフィルター

カラーフィルターは、モニターで実際の色味や雰囲気を確認しながら、手軽にフィルター効果を楽しめる機能です。カラーグレーディングの知識がなくても、カメラだけで印象的な映像や画像を仕立てることを可能にします。
特に、簡易な案件やイベント、SNS配信など、即時納品が必要な現場で有用で、撮影時にフィルター効果を確かめながら、直感的な操作で簡単に画作りできます。
キヤノンの色味のよさを活かしつつ、クリエイティブな映像表現を手軽に楽しめます。

StoryTeal&Orange
TastyWarm
ClearLightBlue
StoryBlue
RetroGreen
AccentRed
  • カラーフィルターの作例はEOS R6 Mark IIIで撮影されたイメージです。
  • 静止画撮影時にも本機能は設定可能です。

目的の映像表現を叶える多彩な機能

被写体追尾IS

「被写体追尾IS」機能を活用することで、撮影者が選択した被写体を、画面内の任意の位置に安定化するように動作させることが可能です。

  • [被写体追尾IS]設定時は[動画電子IS] [動画自動水平補正] [オープンゲート] [デジタルズーム]が無効となります
  • RAW動画、100.0fps以上の動画、S&F動画、タイムラプス動画、ライブ配信。HDMI RAW出力との併用不可
  • フル画角よりも狭くなります
  • マニュアルフォーカス時は機能しません
  • 簡単撮影ゾーン設定時不可(ただし「手ブレ補正動画」を除く)

美しい肌表現が可能な美肌動画

EOS R6 Vの美肌動画モードでは、EOS R50 Vから新しい美肌処理アルゴリズムを採用し、自然で滑らかな肌の質感を残しつつ、シミや毛穴を目立ちにくく美しい肌を表現。フルサイズセンサーならではの大きなボケと立体感ある映像表現との相乗効果で、より美しい撮影が可能です。

レビュー用AF

レビュー用AFは、手前の被写体を優先してピントを合わせる至近優先のAFモードです。このAFモードの設定範囲を拡大し、従来の[レビュー用動画]モードに加え、動画撮影時の応用撮影ゾーン(P / Tv / Av / M / S&F / C1 / C2 / C3)や美肌動画、PC接続によるライブ配信など、複数の撮影モードでも設定が可能です。応用撮影モードではカスタムピクチャーやLUTを適用したままレビュー用AFを利用することができ、クリエイターのイメージする映像表現に柔軟に応えます。

HDR動画

HDRモニターやディスプレイでの閲覧を目的としたHDR規格の動画に対応した記録型式をワークフローに合わせて4つ用意。
ピクチャースタイル設定の際に使用できる「HDR動画モード」では、通常の撮影に比べダイナミックレンジを最大2段拡大。輝度差の大きいシーンでも白とびを緩和することができ、いままで白とびしたり正しく色が再現できていなかったハイライトの色や階調再現が可能となり、よりリアルな映像表現が可能です。
さらに、カスタムピクチャー設定では「PQ」だけでなく「HLG」記録にも対応。1000 nit 以下のモニターで閲覧する場合にも対応し、視聴環境に合わせて対応ができます。

  HDR動画モード ガンマ ダイナミックレンジ ベースISO感度 特徵
ピクチャースタイル
(PS)
HDR動画モードOFF HDR PQ 200%
(D+時400%)
100
(D+時 200)
ピクチャースタイルの画作りをベースにHDR PQ規格に則った撮影、静止画と同様の画作り。
ピクチャースタイル設定で簡単に調整が可能。1000nit以上のモニターでの閲覧を想定。
HDR動画モードON HDR PQ 800% 400 HDR動画モードOFF(高輝度階調優先:OFFの場合)と比べてさらに記録のダイナミックレンジを約2段拡張。
より輝度差があるシーンでのハイライトの階調を保つことが可能。
カスタム
ピクチャー(CP)
-- PQ 800% 400 従来のCinema EOSのPQ設定と同様に放送向けの画作りをベースとし、1000nit以上のモニターでの閲覧を想定した設定。
-- HLG 約600% 400 広いダイナミックレンジを確保しつつコントラストのある、撮って出し向け・作品向けの設定。1000nitに満たないモニターでの閲覧も想定したHDR用設定。

タイムラプス動画

一定間隔で撮影した静止画をつなげて記録するタイムラプス動画は4KとフルHDに対応。タイムラプス撮影準備中にオートパワーオフ状態になっても設定はリセットされず、タイムラプス動画の設定を保持するため、スムーズに撮影をスタートできます。

  • 音声記録はできません。
  • IS機能(動画電子ISおよび被写体追尾IS含む)、自動水平補正、カラーフィルターおよびカスタムピクチャーは使用できません。
  • HDR撮影(PQ)、HDR動画モード、HDMI RAWの出力はできません。

ライブ配信

手軽に始められる2つの配信方法

ライブ配信用にUVC / UACとHDMI、2つの接続機能を搭載。配信方法を選択すると、それぞれ配信方法に応じた機器との接続に関するガイダンスが表示されるので、初めて接続する方にも安心です。 

  • インターフェースケーブルは付属していません。対応のケーブルが別途必要です。

USB接続

UVC / UAC に対応し、USBケーブルをつなげるだけでビデオ通話やライブ配信が可能。 4K60p※1での高画質配信や、パソコン※2からのUSB給電※3に対応し、電池切れに配慮することなく長時間配信(フルHDのみ)が可能です。

  • ※1
    美肌モードは4K60pの設定はできません
  • ※2
    USB Power Delivery対応、かつ5V/1.5A以上の供給能力が必要
  • ※3
    USB給電時は、4K 60p/30p 選択不可
  • インターフェースケーブルは付属していません。対応のケーブルが別途必要です。

また、PC用ソフトウエア「EOS Webcam Utility Pro」の有料機能を使うと、EOS R50など対応カメラを有線で最大5台USB経由で接続し、マルチアングルでのストリーミング配信や、最大4台の有線接続+1台のワイヤレス接続での配信が可能です。

HDMI接続

ライブストリーミングスイッチャーを利用した、よりプロフェッショナルなライブプロダクション制作を行いたい人向けに、HDMI接続配信機能を搭載。カメラを複数台使ったマルチアングル撮影や、ゲーム画面などほかの入力デバイスと画面を切り替えて配信するなど幅広く活用できます。

  • インターフェースケーブルは付属していません。対応のケーブルが別途必要です。

RFのVRレンズに対応

VR動画/静止画撮影に最適設計された高画質ステレオ円周魚眼レンズRF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEに対応。複数カメラ/レンズでVR撮影をする場合に必要となる同期や位置調整などの作業をすることなく、カメラ1台とレンズ1本で高解像の3D 180°VR動画・静止画の撮影を可能とします。EOS R6 Vでは、7Kの高画質なVR動画をオープンゲート撮影によるMP4記録と、RAW記録の両方のワークフローに対応しています。