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黒つぶれ(くろつぶれ)

有効利用すれば、作品が高品位になる黒つぶれ

意図的に黒つぶれさせた作例
黒つぶれ

黒つぶれとは、写真の影の部分に階調がなくなること。コントラストの高い風景写真等を撮影して、ハイライト(明るい部分)に露出を合わせたり、逆光線や斜光線時の花撮影時にスポットライトの当たった花に露出を合わせたりすると、この「黒つぶれ」ができてしまいます。

撮影手法には、この「黒つぶれ」を逆に利用する方法もあります。作例写真のチューリップは、逆光線で花にスポットライトが当たっている光線状態で、下の葉と地面の部分には光が当たっていません。そこで、スポットライトの当たったチューリップに露出を合わせ、光の当たっていない部分は意図的に「黒つぶれ」させて省略しました。

写真やカメラの専門的な用語を簡単にわかりやすく解説

写真やカメラの用語にはちょっと難しい言葉も数多くあります。 この写真用語集では、よく耳にする写真の撮影方法やカメラに関する専門用語をあつめて、 初心者の方でもわかりやすく作例やイラスト入りで解説しました。

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