ボケ味(ぼけあじ)
写真撮影時の代表的な表現方法のひとつ、ボケ
ボケ味とは、ボケを活かすためにレンズの絞りを開いて撮影した写真の、ピントの合った被写体の前後にできる「ボケ具合の味」のことです。使用するレンズ、絞り数値、光線状態などで「ボケ味」は変わりますが、一般的に絞り数値を小さくしたり、焦点距離が200mm程度の望遠レンズで撮影したりするとボケやすくなります。
写真1のヒガンバナは、奥の花にピントを合わせて前ボケを活かし、ソフトフォーカス調の写真に仕上げました。写真2のコスモスは、背景の花の輪郭がわかるように撮影距離を調整して、後ボケを活かしました。 とくに花や人物撮影に「ボケ味」を活かす方法が適しています。まず試しに望遠レンズを選び、絞り開放にして身近な花でチャレンジしてボケ味を実感してください。


写真やカメラの専門的な用語を簡単にわかりやすく解説
写真やカメラの用語にはちょっと難しい言葉も数多くあります。 この写真用語集では、よく耳にする写真の撮影方法やカメラに関する専門用語をあつめて、 初心者の方でもわかりやすく作例やイラスト入りで解説しました。
EOS学園のおすすめ講座紹介
最新の特集
-
Rec Go! My story of "V1"|林 響太朗映像監督・林響太朗の視点を通してPowerShot V1の魅力を発見する
-
想像をかきたてる、フォトストーリー的ポートレート写真の撮り方フォトグラファーのあべあさみさんに、動画撮影にもぴったりなミラーレスカメラEOS R50 Vを使ったストーリーのあるポートレート写真・動画の撮り方を教えてもらいました。
-
美の国あきたの誇りとプライド “秋田心”と出会う旅「秋田心」を胸に、伝統文化を現代に伝える株式会社せん・松岡叡美さんの挑戦。フォトグラファー・オカダキサラさんがEOS R6 Mark IIで撮り下ろした写真ともにご覧ください。
-
RAILSIDE|PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION写真集『PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION』の第14弾、長根広和『RAILSIDE』についてご紹介しています。ご購入もこちらから。