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ボケ味(ぼけあじ)

写真撮影時の代表的な表現方法のひとつ、ボケ

ボケ味とは、ボケを活かすためにレンズの絞りを開いて撮影した写真の、ピントの合った被写体の前後にできる「ボケ具合の味」のことです。使用するレンズ、絞り数値、光線状態などで「ボケ味」は変わりますが、一般的に絞り数値を小さくしたり、焦点距離が200mm程度の望遠レンズで撮影したりするとボケやすくなります。

写真1のヒガンバナは、奥の花にピントを合わせて前ボケを活かし、ソフトフォーカス調の写真に仕上げました。写真2のコスモスは、背景の花の輪郭がわかるように撮影距離を調整して、後ボケを活かしました。 とくに花や人物撮影に「ボケ味」を活かす方法が適しています。まず試しに望遠レンズを選び、絞り開放にして身近な花でチャレンジしてボケ味を実感してください。

写真1:前ボケの例
ボケ味
写真2:後ボケの例
ボケ味

写真やカメラの専門的な用語を簡単にわかりやすく解説

写真やカメラの用語にはちょっと難しい言葉も数多くあります。 この写真用語集では、よく耳にする写真の撮影方法やカメラに関する専門用語をあつめて、 初心者の方でもわかりやすく作例やイラスト入りで解説しました。

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