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RF100-300mm F2.8 L IS USM 開発者インタビュー09

RF100-300mm F2.8 L IS USM 開発者インタビュー

RF100-300mm F2.8 L IS USM 開発者インタビュー

09|開発者からの言葉

  • 浅見 祐理代[商品企画]イメージコミュニケーション事業本部
    ICB事業統括部門
    優れた機動力と単焦点に迫る高画質を両立し、屋内外のスポーツ、ファッションショーや映画祭のレッドカーペットなど、多目的な撮影に対応したレンズになっています。今までアプローチできなかった決定的瞬間、今まで見たことがなかった映像表現へのこだわりにもしっかりと応えてくれるものと思います。ユーザーの皆さまの作品を楽しみにしています。
  • 片寄 慎斗[光学設計]イメージコミュニケーション事業本部
    ICB光学統括部門 光学技術統括開発センター
    全焦点域で単焦点に迫る光学性能を実現できたと思います。その中でも、特に望遠端の性能を重視しました。設計を詰めていく過程で、少しでも余裕があれば望遠端の性能を上げるよう取り組みました。レンズ加工に関しては製造部門にかなりハードルの高い要望を出して、満足いく精度を実現してもらっています。ぜひ望遠端を試していただければと思います。
  • 長岡 信幸[メカ設計]イメージコミュニケーション事業本部
    ICB光学統括部門 光学技術統括開発センター
    堅牢性と光学性能を高く維持することを目標に、チームが1つにまとまりました。個人的にはゴースト抑制やメンテナンス性など目に見えない部分にも気を配って設計に取り組んだ点が誇れるところです。望遠側の描写はもちろんですが、広角端100mmを活かしたポートレートの作例を見たときの驚きを、早く多くの方々と共有したいです。
  • 早川 誠[開発チーフ/メカ設計]イメージコミュニケーション事業本部
    ICB光学統括部門 光学技術統括開発センター
    100-300mm、F2.8のスペックでの軽量化は、本商品の最大のポイントです。RFマウントのフラッグシップとして、光学性能や信頼性、AF速度や精度といった基本性能を最高レベルで実現する。その大前提のもとで軽量化する意義を、常に意識して取り組みました。おかげで何一つ妥協することなく、軽量化が達成できたのではないかと考えています。
  • 豊田 由美[電気・ファームウェア設計]イメージコミュニケーション事業本部
    ICB光学統括部門 光学技術統括開発センター
    電気・ファームウェア設計は光学設計やメカ設計が作り込んだ仕様を受け、最大の性能が発揮できる制御アルゴリズムに落とし込む作業になります。私たちが応えられなければ、性能が保証されないというプレッシャーもありました。光学的にもメカ的にも新規要素が多かったのですが、チーム一丸となって最高性能を発揮できる商品に作り込むことができました。
  • 五十嵐 理彰[デザイン]総合デザインセンター
    RFマウントの大口径望遠Lズームレンズとして、新しくもありながら、これまでの実績と信頼を受け継いだ確かな使い勝手や操作性を提供することに努めました。引き算の美学でシンプルさを突き詰め、飽きが来ず永く愛されるデザインになったと考えています。多くのフォトグラファーに喜んでいただけることを期待しています。
  • 浦波 健[製造技術]イメージコミュニケーション事業本部
    ICB光学統括部門 宇都宮工場
    本商品を製造する宇都宮工場は、当社のなかでも最高の技術と技能を備えたレンズ生産拠点と自負しています。高品質な商品を安定して生産するために、工程や部品形状、製造ラインに至るまでシンプルにしていくことに注力しました。皆さまにご満足いただけるよう、心を込めてレンズ生産を行います。

※本インタビューの実施においては、
COVID-19感染防止対策を徹底して行いました。

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RF100-300mm F2.8 L IS USM 開発者インタビュー09
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2023-05-18
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