ハイキー(はいきー)
露出オーバー気味に撮影するハイキー
ハイキーとは意図的に露出オーバー気味に撮影して、画面全体を明るく爽やかに仕上げた写真のことで、単なる露出オーバーの写真とは違います。写真1のハイキー調に仕上げた写真は、曇り空を背景に選び、露出補正を+3に設定し、露出オーバーで撮影して灰色の空を白く飛ばしました。ハイキーの露出補正の目安は、+1~+3程度です。
露出アンダー気味に撮影するローキー
一方、ローキーとは意図的に露出アンダー気味に撮影して、画面全体を暗く仕上げた写真のことで、単なる露出アンダーの写真とは違います。写真2のように、スポットライトが被写体に当たって輝き、ほかの背景部分が暗く沈んだような写真もローキーです。露出補正の目安は、-1~-3程度です。
いずれも、一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラなどで露出の調節をして撮影することができます。一般的なコンパクトカメラでは露出の調節ができない機種が多いため、一部のカメラを除きハイキー、ローキーの撮影は難しいです。


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写真やカメラの専門的な用語を簡単にわかりやすく解説
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