スマホ新法で広がる自由と対策

スマートフォンは、連絡、買い物、決済、仕事、行政手続きなど、生活に欠かせない存在になりました。一方で、スマホの基本ソフトウェアやアプリの流通は、長年にわたり一部の大手事業者の仕組みに大きく依存してきました。
こうした状況を見直し、利用者やアプリ事業者の選択肢を広げるために整備されたのが、一般に「スマホ新法」と呼ばれる法律です。
スマホ新法によって、今後は利用者がアプリストアや検索サービス、Webブラウザーなどを選択できる幅がさらに広がることが期待されています。その一方で、第三者が提供するアプリストア等の利用機会が広がった場合には、利用者自身が提供元やサービスの信頼性を確認することが、これまで以上に重要になります。
大切なのは、「自由だから危険」と考えることでも、「選べるから何でも安全」と考えることでもありません。新しい仕組みを正しく理解し、信頼できるサービスを選びながら、適切なセキュリティ対策を行うことです。
スマホ新法とは?

スマホ新法は、スマホで利用される特定のソフトウェア(モバイルOS、アプリストア、Webブラウザー、検索エンジン)市場において、公正な競争を促進するための法律です。正式名称は「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律」といいます。
スマホ新法では、公正取引委員会が指定する一定規模以上の事業者に対し、利用者や事業者の選択肢を不当に制限する一定の行為を禁止しています。
スマホ新法の主な対象
- モバイルOS
- アプリストア
- Webブラウザー
- 検索エンジン
便利になること
| より多くのサービスから選べる | Webブラウザーや検索サービスなどを、自分の好みに合わせて選びやすくなる可能性があります。 |
|---|---|
| 新しいサービスが生まれやすくなる | 競争が活発になることで、アプリ事業者が新しい機能やサービスを提供しやすくなります。 |
| 価格や手数料の改善につながる可能性 | アプリ配信や決済の競争が進めば、利用者にとってより使いやすい料金体系が生まれる可能性があります。 |
利用者にとって期待されるメリットは、主に上記の3つです。ただし、実際の価格やサービス内容は事業者によって異なるため、引き続き内容を確認して利用することが重要です。
自由の裏にある注意点

注意する必要のあること
- SNSで送られてきたURL
- QRコードから開いたページ
- 広告経由で表示されたアプリ配布サイト
一見すると正規のサービスに見えても、実際にはフィッシングサイトや偽アプリサイトであることもあります。特に近年は、宅配業者、金融機関、ECサイト、行政機関などを装うフィッシング詐欺が増加しています。スマホ利用者にとっては、「アプリやサービスの提供元が正規であること」を確認することがこれまで以上に重要になります。
基本的な対策が重要
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信頼できるサービスを選ぶ
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OSやアプリを最新に保つ
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不審なリンクを開かない
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セキュリティ対策を行う
スマホ新法によって、これまで以上に多くのアプリやサービスを選べるようになることが期待されています。これは利用者にとって大きなメリットですが、その一方で、安全なサービスを見極め、基本的なセキュリティ対策を行うことがますます重要になります。選択肢が広がる時代だからこそ、安全に選び、安全に使う。それがスマホ新法時代の新しいスマホ活用のポイントといえるでしょう。
ESET HOME セキュリティでスマートフォンも対策を

スマホ新法によってアプリやWebブラウザーの選択肢が広がる一方で、利用者自身が安全性を見極めることもこれまで以上に重要になります。
ESET HOME セキュリティは、フィッシング詐欺サイトへのアクセスを防ぐ機能、フリーWi-Fiをより安心して使用可能なVPNなどを搭載※し、スマートフォンやパソコン、そこに保存された大切な情報を脅威から守ります。
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OSごとの各機能は、製品詳細ページ等でご確認ください。