募集部門・審査員紹介 第53回キヤノンフォトコンテスト
募集部門
自由部門
スナップ・ドキュメンタリー※1・イメージクリエイト作品※2など
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※1
実際にあった出来事の記録を中心として、被写体に作為的な演出を加えず撮影された作品。
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※2
デジタル、銀塩を問わず、作品表現上、重要な要素になるような加筆や削除などの二次的な画像加工処理を施した作品。
自然部門
自然風景・花・生きものなど
動体部門
鉄道・飛行機・船・スポーツ・モータースポーツなど
人物部門
ポートレートなど
アンダー30部門
応募資格:1988年5月1日以降生まれの方
審査員紹介
大石芳野
東京生まれ。日大芸術学部写真学科卒業。戦禍や内乱など困難な状況にありながらも逞しく誇りをもって生きる人びと、そして、土着の文化や風土を大切にしながら生きる人びとが主なテーマ。 著作~「沖縄に活きる」、「沖縄 若夏の記憶」、「HIROSHIMA半世紀の肖像」、「カンボジア苦界転生」、「ベトナム凜と」、「夜と霧は今」、「子ども戦世のなかで」、「隠岐の国」、「福島 FUKUSHIMA 土と生きる」、「戦争は終わっても終わらない」、「戦禍の記憶」、「長崎の痕きずあと」他。共著~「魂との出会い」鶴見和子、「レンズとマイク」永六輔、他。受賞~土門拳賞、エーボン女性大賞、紫綬褒章、JCJ賞、他。
GOTO AKI
1972年川崎市生まれ。1993年上智大学経済学部経営学科卒業。1999年東京綜合写真専門学校写真芸術第二学科卒業。武蔵野美術大学造形学部映像学科非常勤講師。1993年の世界一周の旅から現在まで56カ国を巡る。1999年より写真家としての活動を開始。主な個展に「LAND x FACE」(キヤノンギャラリー 2015年)、「terra」(キヤノンギャラリーS 2019年)など。写真集に「LAND ESCAPES」(traviaggio publishing 2012年)、「LAND ESCAPES - FACE-」(traviaggio publishing 2015年)、「terra」(赤々舎 2019年)がある。2015年版キヤノンカレンダー作家。2018年「日経ナショナルジオグラフィック」誌にてキヤノン連載広告「テラ〔地球〕の声」を撮影。現在は日本の風景をモチーフに地球的な時の堆積と光をテーマとした創作活動を続ける。
中西祐介
1979年東京生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。講談社写真部、フォトエージェンシーであるアフロスポーツを経て2018年よりフリーランスフォトグラファーに。学生時代にプロボクサーを題材とした撮影をはじめたことをきっかけにスポーツドキュメンタリーに取り組む。これまでに夏季および冬季オリンピック、さまざまな競技の世界選手権をはじめとするスポーツシーンやアスリートをモデルにしたコマーシャル撮影などを行う。その他に写真雑誌やスポーツ媒体への原稿執筆、写真セミナーの講師も行う。写真展に「拳の行方」(2012年、キヤノンギャラリー)など。著書に「いい写真はどうすれば撮れるのか~プロが機材やテクニック以前に考えること~」(2016年技術評論社)がある。
野口里佳
1971年埼玉県さいたま市生まれ。1994年日本大学芸術学部写真学科卒業。大学在学中に写真作品の制作をはじめ、以来国内外で展覧会を中心に活動。現代美術の国際展にも数多く参加している。1996年写真新世紀年間グランプリ、2002年第52回芸術選奨文部科学大臣新人賞、2014年第30回東川町賞国内作家賞を受賞。主な個展に「予感」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2001)、「飛ぶ夢を見た」(原美術館、2004)、「光は未来に届く」(IZU PHOTO MUSEUM、2011−2012)など。国立近代美術館(東京)、国立国際美術館(大阪)、グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)、ポンピドゥセンター(パリ)などに作品が収蔵されている。2016年より沖縄県那覇市在住。
米屋こうじ
1968年、山形県生まれ。東京工芸大学短期大学部卒業。広告写真家・安達洋次郎氏、鉄道写真家・真島満秀氏の助手を経た後、フリーランスとして独立。アジアの鉄道をライフワークに活動する。主な写真集・著書に『I LOVE TRAIN -アジア・レイル・ライフ』、『ひとたび てつたび』ほか多数