知らないと損!?カメラのバッテリーの正しい保管方法
公開日:2020年5月13日
使い方によって寿命が長くも短くもなるカメラのバッテリー。
保管するときはフル充電? それともからっぽがいいの?
意外と知らないバッテリーの保管方法の「正解」とは!
カメラのバッテリーを保管するポイント
カメラのバッテリーに使用されているのは「リチウムイオン電池」です。便利な充電池ですが、保管方法を間違えると、容量が低下するなどの劣化を早めてしまう性質があります。
そんなリチウムイオン電池を保管するポイントは、次の3つ!
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1使わないときは、カメラから抜いて保管する
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2保管時のベストな充電容量は、30%〜50%
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3冷暗所(15℃程度)で保管するのが◎
バッテリーを数カ月以上使わない場合は、カメラから抜いて保護カバーを付けて保管します。保管場所は、極端に暑い、寒い場所を避けること。バッテリーが劣化する原因になります。
バッテリーは使わなくても自然放電により少しづつ容量が少なくなっていきます。完全放電(0%)のままカメラに入れっぱなしにすると、劣化の原因に。容量0%になってしまわないように注意! 半年に1度を目安に、30%〜50%まで充電しましょう。
保護カバーの上手な使い方
電池の接点部を保護する「保護カバー」。接点に金属などが触れてショートするのを防いでくれます。
この保護カバーを取り付ける向きで、バッテリーが「充電済み」か「使用済み」か判別できるのをご存じですか? 例えば、充電済みの電池に取り付けるときには、電池の青いシールに保護カバーの窓が重なるようにし、使用済みの場合には180度回して取り付ければ、一目で見分けがつきます。
電池の劣化度を知る方法は?
カメラ内で、電池の劣化度を簡易的にチェックすることができます。 カメラのMENUから〈バッテリー情報〉を選択します。
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1使用中の電池、または家庭用電源の型式
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2電池残量表示
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3使用している電池で撮影した回数 (充電を行うとリセットされます)
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4電池の劣化状態
■■■:劣化していません
■■□:少し劣化しています
■□□:電池の買い換えをおすすめします
電池が劣化してきたかな……と思ったころがメンテどき!
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電池が劣化してきたということは、それだけカメラを使ってきた証拠でもあります。「そういえば、いままでメンテナンスに出したことないな……」。これを機会にカメラ本体のメンテナンスに出してみませんか?プロの技術者に任せれば安心です。