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髙田 誠三「日本の風景遺産」

日本の自然美を格調高い映像で表現する髙田誠三氏。
本展では、長年にわたって氏が撮りためてきた作品の中から約100点を展示。春を彩る樹々の芽や花、夏を伝える雲や海の原色、秋を染める紅葉や実り、そして、冬の白銀やモノトーンの世界。そうした日本の四季折々の美しい姿や、そのときの天候や自然現象との幸運な出合いによって目にできる絶景は、後世に残さなければならない、日本列島の風景遺産にほかならない。

会期 会場
2009年1月5日~2009年2月16日 キヤノンギャラリー S

作品・展示風景

作家メッセージ

日本の四季折々の姿は、日本の美です。
春は、樹々の芽や花
夏は、雲や海の原色
秋は、紅葉や実り
冬は、白銀化やモノトーンの世界
その時の天候、自然現象との幸運な出会い

自然がかもし出す偶然などが私達に素晴らしい表情を見せてくれます。
その一瞬の姿は、まさに日本列島の風景遺産です。
美しい国、日本を大切に残し伝えていきたいものです。

作家プロフィール

髙田 誠三(たかだ せいぞう)

1928年
大阪生まれ
以降 大阪府立大学卒業後、カネボウハリス(株)研究室に勤務。
1956年
フリーとなる
1958年
国際サロン他多くのコンテストで入賞、全国ランキングで一位となり、応募は中止。
以降 アサヒカメラ年鑑などへの発表を主とする。
1974年
商業写真から風景写真に転向
以降 第8回写真芸術国際ビエンナーレで5大陸5作家に選ばれ、賞を受ける。

第17回国際ビエンナーレ写真展招待、個展"美しき日本"をベルギー、フランスで開催。
個展や写真雑誌などの執筆も多数。

2010年
10月逝去

主な著書および写真集

「暗室の特殊技法」、「彩々流転」、「髙田誠三集」

所属

元大阪芸術大学写真学科・学科長
社団法人日本写真家協会会員

著作権について

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