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快適な出力 PRO-S1 Mark II

高機能と信頼性を兼ね備えたコンパクトデザイン

従来機のPRO-100/100Sと比べ、大幅に小型化。容積比約85%とコンパクトながら、高画質・高生産性を両立しています。また新たにセキュリティー機能が向上し、信頼性も追求。高品位なプリントワークを高速かつ安全に行います。

高速プリントによる優れた生産性

A3ノビ(フチあり)のカラーを約1分30秒でプリント可能。高品位ながらも効率的なプリントワークができるため、現場での作業をより円滑にサポートします。

  • キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド使用時。測定原稿や測定方法などの詳細は、「測定環境について」をご確認ください。

短時間で効率の良い色確認が可能

一般的に色を確認するまでに時間がかかると言われている染料インク。PRO-S1 Mark IIは、印刷直後からすでに色の隣接比較で、わずかに色差が感じられる程度で、その後急速に安定していきます。染料インクであってもスムーズな色確認が可能です。

  • キヤノン自社独自の測定値(測定環境・方法によって異なります)
    (測定環境)温湿度 23℃±2℃ 50%±10%
    (測定条件)測色機:FD-7(コニカミノルタ)
    記録モード:PRO-G2「最高」、PRO-S1 Mark II「きれい」
    用紙:キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード]
    機種:顔料機 PRO-G2、染料機 PRO-S1 Mark II
  • 1週間後の色を基準としたときの色差。21個の色票の平均値。

用紙の特性に合わせた3タイプの給紙口

通常の写真用紙をセットする本体上部のトレイに加え、厚紙などの特殊紙にも対応する手差しトレイを設置しています。さらにマルチトレイを利用すれば、DVDなどのレーベル面への印刷も可能。多彩なメディアに対応することができます。

上トレイ
手差しトレイ
マルチトレイ

用紙に合わせた画像設計が可能

ファインアート紙、バライタ紙、和紙、それぞれの特性に合わせたプリントモードを搭載。モードを選ぶだけで、用紙の特性を活かした作品プリントに仕上げることが可能です。

ファインアート紙
(厚口・特厚)モード

厚い紙でも安定して給紙できる手差しトレイからの印刷でにじみを抑えつつ高発色を実現。

フォト光沢紙
(薄口・厚口)モード

一般的なフォト用紙に適した打ち込み量で印刷をし、表面光沢を損ねない給紙機構を持つ手差しトレイが利用可能。

和紙モード

一般的な和紙に適したインク打ち込み量で印刷し、にじみを軽減。
  • 画像はイメージです。

スムーズな給紙でプリントの失敗を防止

斜行補正機構

上トレイ・手差しトレイからの給紙において、斜めに入った用紙をまっすぐに補正する機構を搭載。厚手の紙など、さまざまな用紙で安定した出力が可能です。

サイドガイド・スライド機構

上トレイ・手差しトレイから用紙を給紙し斜行補正動作を行った後、用紙側面との隙間を確保して印刷を開始。印刷中に用紙側面にかかる抵抗を緩和し、高い精度で紙送りを行います。

目的に合わせて選べる写真用紙

キヤノン写真用紙・光沢 プロ[クリスタルグレード]や、プレミアムファインアート・ラフなど、染料インクながら幅広い用紙に対応しています。

豊富な対応用紙サイズ

L判からA3ノビ、さらには最大330mm×990.6mmの長尺サイズにも対応。光沢紙・アート紙・特殊紙など、多彩な用紙にも対応しています。高い用紙対応力により、本格的な作品づくりをサポートします。

キャリッジ走査時の色ズレを補正する「動的色間補正」

工場出荷時に検知したキャリッジ位置の差による色ズレ量に加え、プリントヘッドと用紙の距離からインクの着弾ズレを計算。プリント中、ズレを補正し、正確な位置にインクを吐出します。

安定した写真画質を提供する「リアルタイム駆動制御」

インクは使用環境の温度変化によって、プリントヘッドの動作のスタート時とエンド時では濃度差が生じてしまいます。そこで、きめ細かいインク吐出量の制御で色ムラを抑制し、作品のクオリティーを安定させるリアルタイム駆動制御システムを採用しています。