特長 EOS R8
約2420万画素※フルサイズCMOSセンサー
有効画素数最大約2420万画素※35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載。受光面積が広く、色彩のグラデーションを鮮明に再現でき、美しく大きなボケ味が得られます。新たなシャープネス処理により、被写体のディテールを高い解像感で描写。映像エンジンDIGIC Xとの組み合わせで、高画質と高感度の両立も実現しています。静止画撮影時の常用ISO感度は100~102400(最高204800相当の感度拡張が可能)。動画撮影時は常用ISO感度100~25600(フルHD設定時:最高102400相当、4K 59.94p/50.00p設定時:最高51200相当の感度拡張が可能)。Canon Log 3設定時は常用ISO感度、拡張ISO感度が異なります。※ RF/EFレンズ使用時。使用するレンズまたは画像処理により、有効画素が減少することがあります。
常用ISO感度102400※
EOS R8は、常用ISO感度(静止画)はISO100~102400※を達成。光量が足りないシーンでも高感度に設定することで、クリアに撮影できます。シャッタースピードを上げられるので、すばやく動く被写体の撮影にも効果を発揮します。※ 推奨露光指数。動画撮影時の常用ISO感度はISO100~25600(最高ISO102400相当の感度拡張が可能)。4K 59.94p/50.00p設定時は、拡張感度(H)が最高ISO51200相当となります。Canon Log 3設定時は常用ISO感度、拡張ISO感度が異なります。
高速かつ高精度な全画面AF
高速・高精度なAFを実現するEOS Rシステム独自の機構、デュアルピクセルCMOS AF IIを搭載。画面全域の[横:最大約100%×縦:最大約100%※]で測距可能。被写体を画面の隅に配置しても、高精度かつスピーディーにAFを実現します。※ 測距エリア約90%(横)×約100%(縦)対応のレンズを装着し、全域AF時、および全域AF以外で被写体検出時のみ。シーンや被写体の状態によっては、AFフレームが測距エリアの隅まで移動できないことがあります。対応するレンズはこちらをご参照ください。
多彩な被写体に対応するトラッキング性能
ディープラーニング技術を活用したトラッキングシステムEOS iTR※1AF Xを採用。被写体の情報を判断し、人物/動物※2/乗り物※3に対して高精度に検出、トラッキングします。被写体をすばやくつかみ、激しく動き回ってもしっかりとピントを合わせ続けます。被写体の姿勢や明るさが変化しても、粘り強く追尾します。
- ※1 Intelligent tracking and recognition
- ※2 被写体によっては動物検出できないことがあります。また、犬/猫/鳥/馬ではない被写体に対して動物検出する場合もあります。
- ※3 一般の乗用車/商用車/バイクは検出できないことがあります。被写体によっては乗り物検出できないことがあります。また、車/バイク/飛行機/鉄道ではない被写体に対して乗り物検出する場合もあります。
- 人物検出
- 動物優先※
- 乗り物優先※1
- 自動※
「人物」の瞳/顔/頭部/胴体の検出に対応。瞳検出では[右目優先][左目優先][自動]の設定が可能。登録したボタンを押すだけで設定を切り替えられるので、ファインダーから目を離さずに撮影に集中できます。横顔、顔の陰影、マスク装着時などでも瞳を捕捉します。頭部検出では、スキーやスノーボードなど、ゴーグルやマスクで顔が検出できない被写体にも対応しています。
犬/猫/鳥/馬に対応。瞳/顔/全身を総合的に検出することで、高精度な検出と安定した追従を実現※。予測できない動きをする動物に対して、被写体をつかむAFで撮影をサポートします。※ 被写体によっては動物検出できないことがあります。また、犬/猫/鳥/馬ではない被写体に対して動物検出する場合もあります。
モータースポーツ(車/バイク)/鉄道/飛行機に対応。「車/バイク」は、フォーミュラカー/GTカー/ラリーカー/オンロードバイク・オフロードバイクなどのモータースポーツに対応。ドライバーやライダーのヘルメット、コックピットなど、重要部位を検出する「スポット検出※2」も設定可能です。 ※1 被写体によっては乗り物検出できない場合があります。また、車、バイク、飛行機、鉄道ではない被写体に対して乗り物と検出する場合もあります。
※2 被写体によってはスポット検出できない場合があります。また、ドライバーやライダーのヘルメット、鉄道の運転席や飛行機のコックピットではない領域をスポット検出する場合があります。 ※ 画像はイメージです
画面内の人物/動物/乗り物を自動で検出。検出対象をメニューで切り換える必要がないので、被写体を限定せずに撮影するシーンに有効です。切り換え操作の手間を省くために、検出する被写体を限定することもできます。※画面内に検出対象が複数ある場合、被写体の種類や構図に応じて最適な主被写体を自動選択します。
最高約40コマ/秒※1の高速連続撮影(電子シャッター時)
EOS R8のシャッター方式は、電子先幕と電子シャッターの2種を搭載。電子シャッター使用時、最高約40コマ/秒の高速連続撮影(AF/AE追従)を実現。電子シャッターのため、連写中でもシャッター音を抑制でき、コンサートや講演、野生動物などの撮影など、シャッター音が気になるシーンにも有効です※2。
- ※1 連続撮影速度は、被写体/撮影条件、カメラ設定や使用するバッテリーの種類や状態、使用レンズなどにより低下することがあります。詳細についてはこちらをご参照ください。
- ※2 シャッター音以外の音(絞り動作音、レンズのフォーカス駆動音、電子音など)が発生する場合があります。ストロボ撮影はできません。
RAW画像を高速で連続撮影
RAWバーストモード※1に設定すればAF追従したまま、約30コマ/秒で高速連続撮影※2を実現します。撮ったRAW画像は1ファイル(ロール)に記録され、RAW画像に切り出したり、JPEG画像やHEIF画像に変換・保存することも可能。また、プリ撮影※3を[入]にすることで、シャッターボタンを押す直前(約0.5秒前)から記録を開始。これまでは撮り逃していたシーンも収められます。
- ※1 被写体や撮影条件によって、ローリングシャッター歪みが発生することがあります。
- ※2 シャッター音以外の音(絞り動作音、レンズのフォーカス駆動音、電子音など)が発生する場合があります。
- ※3 約0.5 秒前から記録開始するには、約0.5 秒以上シャッターボタンを半押しする必要があります。
より高画質な4Kムービー
RGBそれぞれを6Kサイズで記録し、合わせて1フレームを生成したのち、4Kにリサイズする6Kオーバーサンプリング※撮影が可能。より高画質で、優れた解像感の4Kムービーを撮影できます。※ 4Kクロップなし撮影時のみ6Kオーバーサンプリングによる記録が可能。
暗いシーンでも
ノイズの少ない動画に
動画撮影時は常用ISO感度25600。4Kムービー撮影時でも、ノイズを抑えたクリアで高画質な動画を撮影できます。
デジタルテレコン※
デジタル処理により撮影倍率を約2倍/4倍にして静止画記録する、デジタルコンバーター機能を搭載。レンズを交換しなくても、手軽に望遠撮影が楽しめます。※画像を拡大して記録しているため画質は低下します。JPEG/HEIF撮影のみとなります。またAFフレームは中央1点で固定となります。サーボAF中の全域トラッキングはできません。
HDRモード
白トビや黒つぶれを緩和し、肉眼で見たようにリアルな画像を生成できるHDR PQ撮影。さらに、同時設定が可能な[動体優先※](1枚撮影)と、[Dレンジ優先](3枚撮影合成)モードを搭載。[動体優先]では、鳥やスポーツなどの動体撮影時でも、従来よりダイナミックレンジの広い画像を得られます。※ [動体優先]設定時:ISO感度の下限がISO800になります。また、RAW撮影はできません。[電子シャッター]設定時は、ローリングシャッター歪みにより被写体の歪みが大きくなる場合があります。連続撮影速度が低下します。連続撮影時もHDR記録が可能です。
クリエイティブフィルター
処理不要で、フィルター効果がつけられるクリエイティブフィルターに対応。静止画撮影時は、[ラフモノクロ/ソフトフォーカス/魚眼風/水彩風/トイカメラ風/ジオラマ風/HDR絵画調標準/HDRグラフィック調/HDR油彩調/HDRビンテージ調]の全10種類。動画撮影時は、[ファンタジー/オールドムービー/メモリー/ダイナミッククローム/ジオラマ風動画]の5種類のフィルターで、独特の雰囲気に仕上げられます。
クリエイティブアシスト
好みの効果をつけたJPEG画像を生成できるクリエイティブアシスト機能を搭載。明るさやコントラスト、鮮やかさなどを数段階で調節できます。撮影後でも画づくりを楽しめます。
4Kタイムラプス動画
タイムラプス動画は4KとフルHDに対応。タイムラプスの撮影準備中にオートパワーオフ状態になっても設定はリセットされず、タイムラプス動画の設定を保持するため、スムーズに撮影をスタートできます。※ AF、動画電子IS、音声記録は動作しません。撮影間隔は最短2秒です。
フルHD/180P
ハイフレームレート動画※
フルHDのハイフレームレート動画180P(179.82fps)記録が可能に。スロー効果で、動画を印象的に演出できます。またフルサイズの広い画角で撮れるので、4K素材と同じ遠近感、ボケ感のまま撮影が可能。従来のフルHD/120Pも選択できます。※ RF-S/EF-Sレンズ使用時、動画クロップ設定時は撮影できません。
プラスムービーオート※
静止画を撮影するだけで、静止画の記録と同時に、撮影直前の約2~4秒のシーンも動画として記録されます。それらを合わせて、1日をまとめた1本のダイジェスト動画が自動的に生成されます。※ フルHD 29.97/25.00fps ALL-Iで記録されます。