動画撮影 EOS R6 Mark III
7K高画質
センサー全体を活用するオープンゲート記録
ミラーレスEOSとしてはじめて、オープンゲート記録を採用。センサー全体※1を活用した3:2の画角で、7K(29.97/25.00fps)記録が可能です。広い画角で高解像度のためひとつの素材から縦・横両方の映像が得られます。編集意図に合わせた角度での切り出しやズーム/パンニングも自在。撮影時は2つのアスペクトマーカーを同時に表示できます。またメイン+Proxy動画撮影※2やCanon Log 2/Canon Log 3にも対応しています。
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※1
MP4記録の場合はわずかにクロップされます。
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※2
メイン動画はRAWのみ設定可能。
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※
RAW動画/XF-HEVC S記録のみ対応しています。
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※
[記録機能:リレー記録/サブ動画記録/同一書き込み]不可。
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※
専用のアプリでトリミング可能。カメラでトリミング不可。
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※
[動画電子IS][被写体追尾IS][動画自動水平補正][動画クロップ][デジタルズーム][HDR動画モード][タイムラプス動画][HDMI RAW出力]は併用できません。
編集耐性の高いRAW動画(7K/60P)を内部記録
7K 30PオープンゲートRAW記録のほか、7K 60P RAW動画(軽量)をDCI 画角(6960×3672)で内部記録が可能。編集耐性の高い高精細なRAW動画を記録できます。撮影後はCinema RAW DevelopmentやDigital Photo Professionalなどソフトウエアでの現像や、NLEソフト上で編集可能(プラグインが必要)。また、データが軽量のサブ動画として2K DCI MP4のProxy動画や4K DCI Fine動画を同時に記録できます。
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※
メイン動画がRAWで、[カスタムピクチャー]の[Gamma/ColorSpace]のガンマが[CanonLog2/CanonLog3]以外に設定されている場合は、[メイン/Proxy]のProxy動画、[メイン/サブ]のサブ動画、およびHDMI出力映像にノイズが増えることがあります。なお、記録されるRAW動画の画質には影響ありません。

最大7Kオーバーサンプリングによる高精細4K動画
4K(DCI Fine/UHD Fine、29.97/25.00fps)記録時、7Kオーバーサンプリングを実現。RGBそれぞれ7Kのデータを生成し、1フレームの画像を生成した後、4Kにリサイズするため、優れた解像感と色再現性をもつ繊細な映像表現が得られます。4K(DCI Fine/UHD Fine、59.94/50.00fps)時もオーバーサンプリングに対応しており※、4K Normalよりも高精細な動画撮影が可能です。
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※
7Kオーバーサンプリングに対して精細度は劣ります。
7K/4.3K RAW外部記録
EOS R6 Mark IIIに対応するATOMOS製品※1とHDMI接続することで、水平フルサイズ画角の7K 30Pまたはクロップ4.3KのProRes RAW※2の外部記録が可能に。同時に、SDカードにProxyデータ(MP4/2K DCI)を内部記録することもでき、効率的なポストプロダクション運用を可能にします。
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※1
2025年11月現在。NINJA V+/NINJA ULTRA/SHOGUN ULTRAとの接続にはHDMIケーブルが必要です。
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※2
ProRes RAWは、Apple社がポストプロダクション向けに開発したコーデックです。
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※
HDMI RAW出力される映像にはカスタムピクチャー設定が適用されます。
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※
HDMI RAW出力されるオーディオ形式はLPCM/16bit/2CHに固定されます。出力される2CHの信号は[音声モニター]で選択可能です。
表現力の向上
スロー&ファストモーション動画<S&F>モードを新搭載
モードダイヤルに<S&F>が追加され、スローモーションの動画や倍速の動画を簡単に撮影可能に。速い動きをゆるやかに表現したり、逆に長時間の移り変わりを早回しで表現するなど、手軽にエモーショナルな映像作品をつくることができます。4K時は[5倍Slow]から[59.94倍Fast]、2K・フルHD時は[7.5倍Slow]から[59.94倍Fast]の設定が可能。
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※
音声は記録されません。
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※
RAW動画、HDMI RAW出力、プレ記録、オープンゲート、被写体追尾IS、デジタルズーム、動画オートスローシャッター、カスタム撮影モード、オーディオ設定、ライブ配信、タイムラプス動画との併用はできません。
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※
[記録機能:リレー記録/Proxy動画記録/サブ動画記録/同一書き込み]不可。
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※
シャッタースピードを1/25秒より長く設定した時や、動く被写体の撮影時は、AFでピントが合いにくくなります。
スローモーション
一瞬の動きをゆるやかなスローモーションで表現できます。
ファストモーション
長尺シーンを時短映像でテンポよく表現できます。
カラーフィルター
クリエイティブな映像表現を手軽に楽しめるカラーフィルター。14種類のフィルターで、さまざまなニュアンスや雰囲気を演出できます。カラーフィルターの一覧は「作画機能」をご覧ください。
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※
かんたん撮影ゾーン時は設定できません。
カスタムピクチャー
CINEMA EOSシリーズと共通のカラープリセット「カスタムピクチャー」を搭載。多様なガンマ/色空間に対応しており、色味やコントラストなどの細かな設定が可能です。さらに、Lookファイル(LUT)※を読み込むことで、多彩な画づくりを気軽に楽しめます。「Canon LUT Library」では、41種類のキヤノン純正LUTが無料でダウンロードできるほか、各LUTの効果イメージや使い方のワークフローも紹介しています。
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※
カラーグレーディング用アプリケーションなどで作成した、3D LUTファイル。
ピクチャースタイルとの使い分け
| ピクチャースタイル | カスタムピクチャー |
|---|---|
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・デジタル一眼レフEOS 5Dから継承されている静止画と同じ画づくり ・プリセット変更でさまざまな画づくりが簡単に可能 ・コントラストや色などを簡単に調整、Picture Style Editorでより広い調整が可能 ・従来のピクチャースタイル同様に、発色の良い肌色再現や記憶色に基づいた色再現 |
・CINEMA EOS シリーズから継承した設定 ・SDR撮って出し設定として、シネマ・フィルムライクな画づくりができるCanon 709や放送向けの画づくりを提供する709 Std ・カラーグレーディングを前提として広いダイナミックレンジを持つCanon Log 2/Log 3 ・HDR環境視聴用にHDR撮って出し前提のPQ/HLG等を搭載 ・いずれの設定もCINEMA EOSで培われたカラーサイエンスをそのまま踏襲した、なめらかなスキントーンと自然な色再現 ・3D LUTをカメラ内に登録し、LUTを適用した収録が可能になるLook file機能を使用可能 |
目的に合わせたガンマ/色空間を選択可能
カスタムピクチャーでは6種類のガンマ/色空間から選択が可能です。
EOS R6 Mark IIの画作り
| ガンマ | 色空間 | |
|---|---|---|
| ピクチャースタイル (PS) |
通常(SDR) | BT.709 |
| HDR PQ | BT.2020 | |
| Canon Log 3 | Cinema Gamut | |
EOS R6 Mark IIIの画作り
| ガンマ | 色空間 | |
|---|---|---|
| ピクチャースタイル (PS) |
通常(SDR) ピクチャースタイル8種類、 ユーザー設定3種類 |
BT.709 |
| HDR PQ ピクチャースタイル8種類、 ユーザー設定3種類 |
BT.2020 | |
| カラーフィルター | 14種類 | BT.709 |
| カスタム ピクチャー※(CP) |
Canon 709 | BT.709 |
| BT.709 Std | BT.709 | |
| Canon Log 2 | Cinema Gamut | |
| Canon Log 3 | Cinema Gamut | |
| PQ | BT.2020 | |
| HLG | BT.2020 |
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※
Custom Pictureは動画撮影時のみ設定可能。
映像表現の幅を広げる2つの10bit Canon Log
グレーディングを前提としたガンマである2種類のCanon Logに対応。Canon Log 3に加え、Canon Log 2を新たに搭載しました。ワークフローやポスプロでの画作りに合わせた選択が可能です。
暗部の階調性を優先するCanon Log 2
フィルムの特性に近いガンマ設定。Canon Log 3と比べ中間から暗部の階調性が高く、最大15+stops※の広いダイナミックレンジを実現しています。さらに、広い領域でリニアな出力を得られるため、輝度を変えた時の色の変化を抑え、階調を保ったまま露出の調整が可能。映画制作など、Canon Logをベースに考えられた制作環境との親和性が高いLogです。
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※
4K DCI Fine/4K UHD Fine(29.97/25.00fps)撮影かつISO800設定時。
暗部のノイズを抑制するCanon Log 3
暗部を締めることによりCanon Log 2と比べてノイズが出にくく、広いダイナミックレンジを確保できるガンマ設定。階調を整える程度の簡易なグレーディングでも画づくりができる、扱いやすさが特徴です。
ホワイトバランスのアシスト機能が拡充
EOSシリーズとして初めて[ショックレスWB][AWBレスポンス][AWBホールド]の3つの機能に対応。オート/マニュアル設定時ともに、シーンが切り換わる際の自然なホワイトバランスの設定をアシストします。
[ショックレスWB]
動画撮影中・待機中にホワイトバランスを手動で切り換える際、ホワイトバランスをなだらかに変化させることが可能。シーンや光源が変わっても自然な映像を記録できます。
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※
静止画撮影時およびかんたん撮影ゾーン設定時は使用できません。
[AWBレスポンス]
オートホワイトバランス設定時、環境光の変化を検出した際のホワイトバランスの切り換え速度を設定可能。切り換え速度は[ロー/ノーマル/ハイ]から選択できます。
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※
静止画撮影時およびかんたん撮影ゾーン設定時は使用できません。
[AWBホールド]
オートホワイトバランス設定時、ホワイトバランスを一時的に固定可能。環境光に変化があっても一定のホワイトバランスで撮影したい時に便利です。撮影時ボタンカスタマイズで任意のボタンに割り当てることもでき、ボタンひとつで色味を変えずに撮影を続けられます。
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※
静止画撮影時およびかんたん撮影ゾーン設定時は使用できません。
スペシャルシーン<SCN>動画
特定の用途に適したカメラ設定で撮影できるスペシャルシーン動画。従来の[HDR動画]に加え、[美肌動画/レビュー用動画/手ブレ補正動画]が追加され、合計4つのモードから選択可能になりました。
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※
カスタムピクチャーは設定できません。
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※
HDR撮影(PQ)との併用はできません。
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※
XF-AVC S YCC420 8bitに固定されます。
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※
RAW動画/4K DCI/2K DCIは設定できません。
[美肌動画]
ナチュラルな加工でシミや毛穴が目立ちにくく、肌をより美しく撮影できるモード。USB接続でのライブ配信時も使用できます。レビュー用AFも設定できるため、商品を紹介しながらのメイク動画などに適しています。[美肌効果]は5段階で設定可能です。
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※
[ピクチャースタイル:オート]固定(カラーフィルター設定不可)。
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※
ライブビュー映像の拡大表示はできません。
[レビュー用動画]
カメラを固定した状態で自分を撮影しながら商品などを紹介する動画に適したモード。至近優先のピント合わせにより、通常時は顔にピントを合わせ、商品をカメラ前に出した時だけ商品にピントを合わせる制御を自動で行います。
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※
ピクチャースタイル選択時は[オート]に固定されます。
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※
シャッターボタンの半押し操作、タッチ操作による被写体選択はできません。
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※
AFフレーム/追尾フレームは表示されません。
顔がカメラから一番近い場合
顔にピント

商品がカメラから一番近い場合
商品にピント

[手ブレ補正動画]
歩き撮りなどの手ブレを軽減して撮影できるモード。露出の追従性が高く、屋内から屋外への移動など環境光の変化が大きいシーンにも適しています。初期設定では[動画電子IS:強]が設定されており、立ち止まって風景を撮影するようなシーンでは、クイック設定画面から[自動水平補正:入]に切り換えることも可能※1です。
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※1
[自動水平補正:入]設定時は、[動画電子IS:切]かつ[被写体追尾IS:切]となります(同時設定不可)。
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※
ピクチャースタイル選択時は[オート]に固定されます。
[HDR動画]
輝度差の大きいシーンでも、白トビを抑えたダイナミックレンジの広い動画を撮影できるモード。異なる露出で撮影した2フレームを合成して1フレームを生成する従来の方式から、一度の露光でフレームを生成する方式に変更され、動きのある被写体を撮影した際も不自然な残像が発生しないようになりました。記録画素数の選択肢が増え、動画電子ISの併用も可能に。[色の濃さ]や新たに加わった[シャドー補正]を調整することで、好みに合わせて暗部や彩度の表現を変更できます。
初心者からプロまで対応するオーディオ
動画初心者からプロの現場まで、さまざまなユースケースに合わせたマイクを使用可能。内蔵マイクや外部マイク(マルチアクセサリーシューからの入力/外部マイク入力端子からの入力)を組み合わせて音声を記録できる4CHオーディオ※にも対応しました。指向性マイクで人物の声を拾いながら、内蔵マイクで環境音を同時に収録するなど、さまざまなシーンで活用できます。
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※
内蔵マイクと外部マイク入力端子からの入力を組み合わせることはできません。
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※
4CH入力時は音声ノイズ低減ができません。
内蔵ステレオマイク
24bitに対応したステレオマイクを内蔵。動画初心者でも気軽に高品質な音声収録を楽しめます。機動性を重視し外付けマイクを使用しない撮影でも有効です。ステレオ用マイクL/R以外にノイズ参照用マイクを搭載。AF時のフォーカス駆動ノイズやホワイトノイズを低減します※1。ノイズ低減効果は[切/入/強]から選択可能。
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※1
レンズズーム動作時のレンズ駆動、レンズの絞り駆動、レンズのマニュアルフォーカス操作、カメラ・レンズのIS駆動、カメラ・周辺機器の操作部材の操作音は低減できません。また、4CH入力時は外部マイク使用時、アクセサリーシュー入力時もノイズを低減できません。
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※
ノイズ低減処理により、音質変化が大きくなることがあります。
純正外付けマイク
マルチアクセサリーシューにより、ケーブルの取り回しや乾電池が不要な指向性ステレオマイクロホン DM-E1Dに対応しています。指向性を切り換えることができ、ショットガンマイクとしても機能。インタビューや野鳥撮影など周囲の雑音を抑えたい場合に有効です。指向性ステレオマイクロホン DM-E1やステレオマイクロホン DM-E100など外部マイク入力端子接続のマイクも使用できます。
XLRアダプター対応
業務用のファンタム電源を使用するXLRマイクとEOS R6 Mark IIIのマルチアクセサリーシューをつなぐアダプターに対応。より高音質でクリアな音声で動画を撮影できます。ティアック社製XLRマイクアダプター TASCAM CA-XLR2d-Cの動作を確認済です。
デジタルズーム(1〜10倍)
約3250万画素の豊富な画素数を活かし、劣化の少ないズームで視界の一部を切り取ることが可能。フルHD設定時は倍率を約1~10倍から選択できます。単焦点レンズを使用した動画配信時に画角を調整したい時にも便利です。倍率の操作は、リモートコントローラー BR-E1でも行えます(UVC/UAC使用時は除く)。
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※
フルHD 29.97/25.00/23.98fpsの標準LGOP設定時のみ使用できます(ただし、XF-AVC S YCC422 10bit設定時は標準intraも選択可能)。
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※
[動画クロップ:する]設定時は約1.6倍~10倍となります。
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※
カスタムピクチャーとの併用はできません。
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※
[記録機能:サブ動画記録]設定時は使用できません。
1/8000秒のシャッタースピード設定
動画撮影のシャッタースピードの設定範囲は、1/8000〜1/25秒※。1/8000秒は、屋外で大口径レンズを開放で使いたい時などに役立ちます。Tv/Mモード時の設定範囲は1/8000〜1/8秒※、S&F動画撮影時は1/8000~1秒※です。
-
※
撮影モードやフレームレートによって変化します。
記録形式
撮影フォーマットの設定自由度が向上
MP4設定時のビデオコーデック/カラーサンプリング方式/ビット深度の組み合わせの自由度がEOS R6 Mark IIから向上。撮影目的や編集用途、ファイルサイズを考慮した柔軟な設定が可能です。Intra(All-I)でのMP4記録も可能となり、編集用に圧縮率の低いIntraが必要な場合にも対応しました。
EOS R6 Mark IIの撮影フォーマット
| ガンマ | カラーサンプリング | Bit深度 | コーデック | 圧縮方式 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ピクチャースタイル (PS) |
通常(SDR) | 4:2:0 | 8bit | H.264 | IPB(LGOP) |
| HDR PQ | 4:2:2 | 10bit | H.265(HEVC) | ||
| Canon Log 3 | 4:2:2 | 10bit | H.265(HEVC) | ||
EOS R6 Mark IIIの撮影フォーマット
| ガンマ | カラーサンプリング | Bit深度 | コーデック | 圧縮方式 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ピクチャースタイル(PS) or カスタムピクチャー(CP) |
通常(SDR) Canon 709 BT.709 Std Canon Log 2 Canon Log 3 PQ HLG |
4:2:0 | 8bit | H.264 | LGOP |
| 4:2:2 | 10bit | Intra / LGOP | |||
| 4:2:0 | 10bit | H.265(HEVC) | LGOP (4:2:2 Open Gate時にはIntraも可) |
||
| 4:2:2 | 10bit |
動画手ブレ補正
動画撮影時も強力に手ブレを補正
ボディー内5軸手ブレ補正は動画撮影時も有効。手ブレ補正機構を搭載しないRF/EFレンズ※1使用時も、レンズに応じて広角側から望遠側まで適切に手ブレを補正。動画電子IS※2※3をオンにすることで、カメラ内・レンズ内・電子ISの、3つのISで協調制御し、より大きな補正効果を発揮します。手持ち撮影や歩き撮りでも安定した映像を記録できます。
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※1
CINEMAレンズ、EOS VRシステム用レンズを除く。
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※2
動画電子IS使用時は、撮影範囲が狭くなります。
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※3
オープンゲートとの併用はできません。
IS性能が進化
制御内部処理の高分解能力化や制御手法の最適化を行うことで、EOS R6 Mark IIと比べ防振性能が向上。シャッタースピードが速い撮影時に影響の大きい微細なブレを抑制します。室内ポートレートや手持ち撮影のようなシーンにおいても、高画素・高解像度を活かした撮影が可能となります。
周辺協調制御に対応
対応レンズ※使用時は、中心だけでなく広角特有の画面周辺の手持ち時のブレを抑制。画面全体でよりブレを抑えて高画質かつ幅広いシャッタースピードで撮影できます。
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※
対応するレンズについては、EOS R6 Mark IIIの「補足情報」をご参照ください。
映像の主役を逃さない被写体追尾IS
選択した被写体を画面内の任意の位置に安定化する[被写体追尾IS]をEOS初搭載。手ブレ補正とは異なり、被写体が動く場合にも切り出し位置を自動で調節します。被写体の位置は[画面中央/選択位置]から選択可能です。
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※
動画電子IS、動画自動水平補正、オープンゲート、デジタルズームとの併用はできません。
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※
RAW動画、100.00fps以上の動画、S&F動画、タイムラプス動画、ライブ配信、HDMI RAW出力との併用はできません。
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※
フル画角よりも狭くなります。
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※
マニュアルフォーカス時、被写体追従ISは機能しません。
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※
かんたん撮影ゾーン設定時は使用できません(ただし[手ブレ補正動画]を除く)。
AF性能
低輝度合焦限界EV-4.0※1×常用ISO25600※2
デュアルピクセルCMOS AF IIが動画撮影においても機能。画面全体から被写体検出に必要な情報とフォーカスの情報が得られるため、静止画同様に高精度な被写体検出とトラッキングが可能です。暗いシーンでもトラッキングの安定性が高く、ピント合わせをカメラに委ねた撮影に効果を発揮します。動画常用ISO感度25600との連携で、肉眼では見えづらい低輝度環境(EV-4.0)でもクリアな映像が記録。拡張ISO感度は、102400相当(H)に設定可能です。
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※1
動画撮影時・F1.2レンズ(DSコーティングを採用したRFレンズを除く)使用時。中央測距点、ワンショットAF、常温、ISO100、29.97/25.00fps時。
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※2
推奨露光指数。
動画サーボAF
プロのフォーカスワークを再現するAFアルゴリズムの導入や被写体切り換え設定の拡張により、EOS R6 Mark IIからさらに進化しました。
AF速度の設定値が拡大
動画サーボAF時に設定できるピント送りの速度レンジをEOS R6 Mark IIから拡大。[1(遅い)]~[10(速い)]の10段階から、撮影意図に合わせた細かな設定が行えます。また、高速側ではピントを合わせる被写体の切り換えの応答性を高め、低速側ではピント送りの品位を改善しました。
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※
動画撮影時の低速ピント送りに対応しているレンズ使用時に設定が可能です。
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※
撮影待機中と動画記録中は同じ設定になります。
被写体の切り換え感度を調整可能
従来の[追尾する被写体の乗り移り]と[動画サーボAFの被写体追従特性]を、[被写体の切り換え感度]として統合。追従する被写体の切り換わりやすさとピントの乗り移りやすさを、ひとつの設定で直感的に変更できるようになりました。感度は5段階で設定可能。商品紹介のように顔から商品へ主被写体を切り換えてすばやくピントを合わせたい場合や、スポーツのように動きの速い被写体にピントを追従させたい場合は切り換え感度が高い設定を。低輝度・低コントラストなどの条件でピントが不安定になるのを避けたい場合や手前の別被写体へのピントの乗り移りを避けたい場合は、切り換え感度が低い設定を推奨します。
プロのフォーカス技術をオートで再現
合焦直前にゆるやかに減速するフォーカス加減速アルゴリズムを導入。自然でなめらかなプロのフォーカスワークを自動で再現します。
フォーカス操作後に被写体を切り換え・追尾可能
オートフォーカス中にレンズ※1のフォーカスリング操作により一時的にマニュアルフォーカスに切り換え、ユーザーが狙ったスピードでフォーカス制御をしながら被写体を選択※2できます。レンズのフォーカスリング操作を停止すると、ピントを合わせた被写体を主被写体として追尾※2します。メニュー設定の[検出する被写体:人物/動物優先/乗り物優先/自動)][瞳検出]との併用も可能です。カメラのボタンやモニター画面を触ることなく、レンズ操作のみで主被写体の切り換えができるため、撮影中の操作性が向上します。
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※1
対象レンズ:電子式フルタイムMFのRFレンズ、電子式手動フォーカス対応のRFレンズ(動画サーボAF停止中のみ、RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEは除く)
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※2
深度差がない被写体、画面内でピントが合っていない被写体や動いている被写体などの場合は、被写体の選択や選択した被写体の追尾ができない可能性があります。
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※
[AFエリア:フレキシブルゾーンAF1/フレキシブルゾーンAF2/フレキシブルゾーンAF3/全域AF]設定時のみ。
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※
マニュアルフォーカス時は使用できません。
フォーカスブリージング補正
動画撮影時、フォーカスを操作することで起きる画角変化(ブリージング)を、光学設計値に基づいてカメラが自動補正。フォーカスブリージングを抑えた高品位な映像記録が可能です。HDMI RAW出力時も設定できるようになりました。
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※
フォーカスブリージング補正機能を使用すると画角が狭くなります。対応するレンズは「【ミラーレスカメラ】動画撮影時のフォーカスブリージング補正対応レンズは?」をご参照ください。
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※
[歪曲収差補正:しない]設定時は、フォーカスブリージング補正できません。
マニュアルフォーカスをスムーズにするフォーカスガイド
合焦位置までのフォーカスの移動方向と距離の目安を視覚的に表示。マニュアルフォーカス時も、前ピン、後ピンがひと目で把握でき、スムーズで厳密なピント合わせが行えます。また、ピントが合った被写体の輪郭を、色つきの強調表示にするMFピーキングも搭載しています。
3つの記録機能を新搭載
リレー記録
動画記録中にカードの容量がいっぱいになると、記録先をもう一方のカードに自動で切り換えて動画記録を継続。より長時間の連続記録が可能になりました。撮影待機時に表示される記録可能時間は2つのメディアを合算した時間が表示され、記録先のメディアが切り換わった際はその旨がモニターに表示されます。
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※
S&F動画、100.00fps以上の動画撮影、タイムラプス動画、HDMI RAW出力との併用はできません。
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※
両方のカードに記録できない動画記録画質が設定されている時は使用できません。
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※
リレー記録された動画ファイルは、選択中のカードとは異なるファイル名になります。また、1つの動画ファイルとしてシームレスに再生されません。
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※
[プレ記録]設定時、選択中のカードの残量がプレ記録時間設定未満の場合、記録できません。
Proxy動画記録
スロット1(CFexpressカード)にメイン動画(RAW動画(標準/軽量))を記録しながら、スロット2(SDカード)にファイルサイズが小さく編集に適したProxy動画を同時記録。Proxy動画で行ったカット、色調整、LUTの適用などの編集は、メイン動画にも反映されるため、オリジナルファイルを変更することなく、スムーズに編集作業が行えます。
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※
S&F動画、100.00fps以上の動画撮影、タイムラプス動画、HDMI RAW出力との併用はできません。
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※
Proxy動画の記録形式および動画記録サイズは、メイン動画の設定により自動的に設定されます。
-
※
メイン動画の記録可能時間が表示されます。
-
※
動画記録中に新しいファイルが作成される時(ファイル分割時)は、メイン動画、Proxy動画とも同時に新しいファイルが作成されます。
-
※
Proxy動画の記録がエラーで停止しても、メイン動画の記録は継続します。メイン動画の記録が停止した場合は、Proxy動画の記録も停止します。
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※
スロット1にカードがない場合は、Proxy動画の記録可能時間が表示され、Proxy動画の記録が可能です。
サブ動画記録
スロット1(CFexpressカード)にメイン動画(RAW動画(標準/軽量)のみ設定可能)を記録しながら、スロット2(SDカード)にサブ動画(4K DCI Fine固定のMP4動画)を同時記録。メインのRAW動画をトランスコードする手間などをかけずに、MP4を得ることができます。サブ動画は、Proxy動画に比べて動画記録形式や圧縮方式などの組み合わせの自由度が高いため、バックアップや動画配信など目的に合わせて使い分けが可能です。
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※
S&F動画、100.00fps以上の動画撮影、タイムラプス動画、HDMI RAW出力との併用はできません。
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※
サブ動画のフレームレートはメイン動画と同じです。
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※
メイン動画の記録可能時間が表示されます。
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※
片方の動画記録が停止しても、もう片方の動画記録は継続されます。
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※
スロット1にカードがない場合は、サブ動画の記録可能時間が表示され、サブ動画の記録が可能です。
その他の機能
高画質な長時間配信を可能にするUVC/UAC
EOS R6 Mark IIIをUSBケーブルでパソコンにつなぐだけで、ビデオ通話やライブ配信用のWebカメラとして活用できます※1。配信に対応した解像度・フレームレートは4K/60P※2まで拡張。より高画質でなめらかな映像を届けられるようになりました。また、パソコンからのUSB給電も可能※3に。長時間の配信もカメラのバッテリーを気にせず行えます。カスタムピクチャーにも対応。
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※1
ライブ配信時は、P/M/美肌動画モードのみ設定可能です。
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※2
美肌動画モード時は設定できません。
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※3
接続した機器により給電できない場合があります(USB Power Delivery対応かつ5V/1.5A以上の供給能力があれば給電可能)。また、給電時は4K/30P、4K/60Pに設定できません。
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※
UVC:USB Video Class/UAC:USB Audio Class
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※
USB2.0で接続している時はフルHD/30Pに固定されます。
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※
ライブ配信中の映像は、カメラ内のカードに保存できません。
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※
静止画撮影時、およびS&F動画撮影時はライブ配信ができません。
RECボタンを押す前まで溯って記録できるプレ記録
記録開始の5秒/3秒前から動画を記録する[プレ記録]。不意に訪れるシーンを記録できるだけでなく、シーンの変化を待つ間、記録を停止しておくことも可能に。不要な映像が減り、ファイルサイズの節約や編集作業の負荷を軽減できます。ワイヤレスリモートコントローラー BR-E1(別売)や、キヤノンのスマホ用アプリ[Camera Connect]※1から、プレ記録を操作することも可能です。
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※1
Camera Connectでは、プレ記録[入/切]のみ設定可能です。
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※
RAW動画、S&F動画、タイムラプス動画、HDMI RAW出力設定時は使用できません。
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※
プレ記録使用時は温度が上昇しやすくなりますので、長時間撮影する場合にはフレームレートを下げるか、フルHDでの撮影をお勧めします。

編集作業を効率化する新ファイルシステム、XF-HEVC S/XF-AVC S
新ファイルシステムXF-HEVC S/XF-AVC Sを採用。ロングファイルネームへの対応、フォルダ構造を静止画と分離、XMLにNews Metadata記録(News ML-G2規格に対応)、フレームごとのメタデータ記録に対応、LPCM/24bit/4CHに対応、CINEMA EOSシリーズと共通ビットレートに統一、設定用XMLを他カメラに読み込ませることで動画メタデータ設定のコピーが可能など、従来のDCF準拠MP4では対応できなかったプロ仕様のワークフローを実現。CINEMA EOSシリーズと同じ仕様のため、EOS R6 Mark IIIとCINEMA EOSが混在した撮影でも共通したワークフローが可能です。

REC状況がわかりやすいタリーランプ※/記録中の強調表示
被写体側から見やすい位置に、赤色点灯により動画撮影中であることを知らせるタリーランプを搭載。リモコン操作中などカメラから離れている時でもカメラのステータスを確認できます。また、[記録中の強調表示]にも対応しており、[入]設定時は動画撮影中、画面の外周に赤枠を点灯表示。撮影中であることがひと目でわかるため、撮影ミスを軽減します。
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※
タイムラプス動画撮影時は点灯しません。
Type-AのHDMIを採用。接続安定性と使い勝手が向上
EOS R6 Mark IIでType-Dだった出力端子を汎用性の高いType-A※に変更。変換アダプターや専用ケーブルが不要な上、大型で抜けにくいため、ケーブル抜けのトラブルも起こりにくくなっています。また、HDMI接続時のメニュー画面/再生画面の出力先をカメラ側と外部モニターから選択可能に。クライアントのチェック時にメニュー画面を非表示にして映像のみを外部モニターに出力するなど、用途に合った設定が可能です。
-
※
解像度自動切り換え。HDMI CECには対応していません。また、接続するテレビのビデオ方式に合わせて[NTSC][PAL]を設定しないと、映像が表示されません。


2つ同時に表示できるアスペクトマーカー
アスペクトマーカーとは、動画を使用する画面の縦横比(アスペクト比)に合ったマーカーを表示しながら撮影できる機能。EOS R6 Mark IIIは、オープンゲートにより3:2で動画を撮影できますが、最終的に16:9や9:16(縦型動画)で仕上げたい場合、アスペクトマーカーを表示させることで、実際に使われる部分を意識した構図決めが可能です。選択できるマーカーサイズも、従来の[表示しない/1:1/4:5/5:4/9:16/2.35:1]に加え、[4:3/13:9/14:9/16:9/1.375:1/1.66:1/17.5:1/1.85:1/1.90:1/2.39:1]の全15種類まで拡大。さらに、2つのアスペクトマーカーを同時に表示できるようになり、複数の用途がある動画撮影にも対応できます。
自分撮りも快適
VlogやYouTube配信などに便利な、自分撮りしやすい機能を搭載しています。
タッチREC
アイコンのタッチ操作で動画記録の開始/停止が可能です。
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※
タイムラプス動画撮影時は使用できません。
動画セルフタイマー
REC操作から動画記録を開始するまでの時間を10秒/2秒/切(すぐに動画撮影開始)で設定できます。
トライポッドグリップ対応
手持ちで自分撮りも快適なトライポッドグリップ HG-100TBR※に対応。カメラを安定して保持できます。フルHD撮影中に手動よりもスムーズに行える電子ズーム機能も備えています。
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※
耐荷量:1kg以下(カメラ、レンズ、マイク、その他付属品を含めた質量)。1kg以下でも、装着するものによっては三脚使用時にバランスを崩す可能性があります。また、外部マイクを使用する場合、使用するレンズによっては音がレンズにさえぎられ、うまく集音できない場合があります。
動画縦位置情報の付加
動画撮影でも、縦位置情報の付加が可能。スマホなどでの再生やSNSでの共有もスムーズです。[する/しない]で任意に設定できます。
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※
RAW動画撮影時、メイン動画(RAW)かつProxy動画設定時、サブ動画設定時は縦位置情報は付加されません。
波形モニター/ゼブラ表示/フォルスカラー
動画撮影時、露出状態を確認する機能を3つ搭載。新たに追加された波形モニターは、入力信号の輝度レベルをリアルタイムに表示。映像全体の輝度レベルを常に把握しながら撮影できる機能です。<INFO>ボタンひとつで表示可能。ゼブラ表示は、あらかじめ設定した輝度レベルを超えた領域にゼブラパターンを表示。白トビの抑制に有効です。フォルスカラーは、輝度信号レベルに応じた6つの色を重ね、映像の露出状態を可視化。より細かい露出レベルを確認できます。HDMI出力時、HDR/C.Logビューアシスト※と併用することも可能になりました。
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※
HDR非対応ディスプレイでの表示を、HDR対応ディスプレイに表示された時の印象に近づけることができる機能。



CINEMA EOS風のクイック設定画面
CINEMA EOSカメラのサブ機として使うことも想定し、EOS C70などと同様のクイック設定画面を表示形式に追加。画面内の[Q]ボタンで呼び出すことができます。CINEMA EOS風画面と通常のEOS Rシリーズの画面の切り換えも[Q]ボタンから行えます。


ウィンドカット/アッテネーター機能
屋外での撮影時、風の影響により発生する音を低減することができるウィンドカットや、大きな音が入力された時の音割れを自動的に抑制するアッテネーター。応用撮影ゾーン設定時の動画記録中も[入/切]の変更が可能※になりました。
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※
設定変更後、動画に記録される音声およびヘッドフォンなどで再生される音声が一時的に途切れる([録音レベル]変更時を除く)。
より快適な動画撮影のために
温度上昇にともなう撮影時間の制限
動画撮影中に、カメラ内部の温度が高くなった場合は、内部デバイスの損傷防止、発熱したカードに触れた際のやけど防止、発熱した外装に触れ続けた際の低温やけど防止などの観点から、自動的に電源がオフとなる仕様が搭載されています。
| 動画記録画質 | 連続撮影可能時間(約) | |
|---|---|---|
| 自動電源オフ温度 | ||
| 標準 | 高い | |
| RAW 60P, 軽量(RAW)+ 2K Proxy標準LGOP※2 | 23分 | 23分 |
| 4K DCI 120P, 標準LGOP | 28分 | 35分 |
| 4K DCI Fine 60P, 標準LGOP | 23分 | 23分 |
| 4K DCI 60P, 標準LGOP | (熱による制限なし) | (熱による制限なし) |
| 4K DCI Fine 30P, 標準LGOP | (熱による制限なし) | (熱による制限なし) |
| 4K DCI 30P, 標準LGOP | (熱による制限なし) | (熱による制限なし) |
| 2K DCI 180P, 標準LGOP | 120分 | 120分 |
| オープンゲート(MP4) 30P, 標準LGOP | 24分 | 36分 |
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※1
カメラ(外装・内部)の温度がカメラが置かれた環境(周囲の温度)と同程度の常温(+23℃)の状態からカメラの電源を入れて使用すること。
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※2
[記録機能:Proxy動画記録]設定時。
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※
キヤノン試験基準CFexpressカード、SDメモリーカード使用時、当社測定条件による。
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※
モニター使用時、通信脚、USB給電なし、+23℃環境下。
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※
環境温度は+23℃より高い場合は、連続撮影可能時間が短くなります。
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※
無線LAN使用時は、連続撮影可能時間が短くなります。
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※
モニター(LCD)使用時よりもファインダー(EVF)使用時の方が、連続撮影可能時間が短くなります。
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※
撮影開始前にライブビュー状態で動画再生を続けた時は連続撮影可能時間が短くなる場合があります。
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※
動画記録画質や使用するカード容量により、連続撮影可能時間よりも先にカードフルになることがあります。
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※
[自動電源オフ温度]を[高]に設定すると、カメラ本体、およびカードがより高温になることがあります。低温やけどなどの原因になる可能性があるため、手持ちで撮影することは避けて、三脚などを使用してください。また、カードが高温になることがあるため、カードを取り出す際はやけどに注意してください。
温度上昇緩和/自動電源オフ温度設定
[温度上昇緩和]を設定すると、動画撮影待機中に一時的に表示の解像度やフレームレートを変更し、消費電力を抑えることで温度上昇を緩和し、動画記録時間を延ばすことができます。また、撮影中にカメラ内部の温度が高くなると、電源を自動的にオフにする[自動電源オフ温度]を搭載。[標準/高]から設定可能※です。
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※
[高]設定時は、カメラ本体が高温になるため、三脚などを使用してください。また、カードが高温になる場合があるため、カードを取り出す際は注意してください。
さまざまな温度上昇警告
動画撮影中にカメラ内部の温度が所定の温度に達すると、温度上昇警告のアイコンとインジケーターを表示。撮影が突然中断されるトラブルを防ぎます。カメラボディーの表面温度が上昇した際には、手持ち撮影時の低温やけど熱警告のアイコンを表示。カメラ内部の温度上昇が起こりやすい設定を行った際には、「カメラ内部の温度上昇により、途中で撮影が停止する可能性のある設定です」というシャットダウン警告ガイダンスにより注意喚起が行われます。

RFのVRレンズに対応
180°画角のVR撮影が可能な交換レンズ「RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE」に対応。最大約3250万画素の高解像度を活かすことで、没入感のあるVRや3D映像の撮影を手軽に楽しめます。