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動画機能 EOS R50 V

本格クリエイター志向に応える技術を採用

大型CMOSセンサーサイズ

APS-CサイズCMOSセンサーを搭載。シネマカメラで採用されてきたSuper35mmセンサーとサイズが近く、一般的なスマートフォンよりも大きいため、自然で美しい大きなボケ味や質感の表現を可能にします。

  • 静止画撮影時の有効画素数最大約2420万画素。 RF/EFレンズ使用時。使用するレンズや画像処理、動画撮影時には有効画素が減少することがあります。

高い画像処理能力を持つDIGIC Ⅹ

CMOSセンサーがとらえた光を高画質へと仕上げるのが、カメラの頭脳ともいわれる映像エンジンです。EOS R50 Vは画像処理プロセッサーDIGIC Xを搭載し、高精度なピント合わせのほか、高感度撮影によるノイズ低減、6K オーバーサンプリングによる高画質4K動画(30P/25P/24P)も実現します。

ディテールにこだわる人のための高画質

6Kオーバーサンプリングによる高画質4K

4K30P/25P/24Pでの撮影では実質6Kの画質で読み出したものを4Kにリサイズして記録するため、色の再現性に優れ、ディテールまで鮮明な映像に。YCC 422 10bitの豊かな階調表現も可能で、ディテールにこだわるクリエイターニーズに応えます。

4K 60P(Crop)

クロップで4K60Pまで対応。編集でスローモーション効果をつけるなど、映像表現の幅を広げるハイスペックな記録を可能にしています。

フルHD動画

フルHD撮影では、120Pのハイフレームレートが選択可能。音声とともに120Pで記録されるため、再生時は通常速度で再生されますが、編集で120Pを活かした滑らかなスローモーション表現が可能です。

  • 再生時は60Pに間引いて再生されます。

長時間撮影のトラブルを防ぐ熱対策

温度上昇時に撮影を制限

画像処理に負荷のかかる動画撮影においては、温度上昇により撮影途中で突然ストップしてしまうこともあります。EOS R50 Vでは、動画撮影中にカメラ内部の温度が高くなった場合は、内部デバイスの損傷防止、発熱したカードに触れた際のやけど防止、外装に触れ続けた際の低温やけど防止の理由から、自動的に電源オフとなります。

温度上昇警告と手持ち撮影時の低温やけど熱警告表示

撮影準備状態においてライブビュー表示の解像度と映像フレームレートを自動的に変更することでカメラ内部の温度上昇を抑制する機能が搭載されています。また、動画撮影中にカメラ内部の温度が所定の温度に達すると、アイコンとインジケーターが表示される仕様となっています。また、手持ち撮影による低温やけど防止の観点から、注意喚起のアイコンも表示されます。

自動電源オフ温度

[自動電源オフ温度:高]設定時は、手でつかむ箇所の温度制限を緩和します。その場合、三脚などを使用して撮影を行ってください。

放熱性の高いマグネダイキャストボディ

EOS R50 Vは、シネマカメラにも採用されている、放熱性の高いマグネシウム合金をボディー内部に使用しています。外装には主にガラス繊維入りのポリカーボネイト樹脂を採用し、カメラの堅牢性を確保しながら、長時間撮影を支える熱拡散を考慮した設計になっています。

ジンバルなしでも手ブレを強力に補正

レンズ内IS×動画電子ISで手ブレを補正

動画電子ISを搭載し、レンズ内IS非搭載レンズであっても手ブレを抑えて手持ち撮影をサポートします。レンズ内IS※1を搭載したキットレンズRF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ装着時は、動画電子ISとの協調制御※2が可能に。歩き撮りのような大きな揺れも、強力に補正して撮影することができます。※3

  • ※1
    レンズ内ISを搭載したRFレンズ、RF-Sレンズ使用時に協調制御が可能となります。
  • ※2
    ダイナミックISを搭載するレンズ装着時は、特にWIDE側の補正範囲が広がり、動画撮影時の補正効果がプラスされます。
  • ※3
    動画電子IS使用時は、撮影範囲が狭くなります。また、映像が拡大されるため、映像が粗くなります。

作品のクオリティを高めるオーディオ機能

カメラ内部の不要な音を低減

音声入力用のステレオマイクに加え、AF時のフォーカス駆動ノイズを検出し低減する第三のマイクを内蔵した3マイクシステム。また、ホワイトノイズ(フロアノイズ)を低減する音声処理技術も採用しました。

高品質でこだわりのオーディオ入力を実現

4CHのオーディオ入力に対応し、アクセサリーシュー入力の外部マイクと内蔵マイク、またはアクセサリーシュー入力の外部マイク+外部マイク入力端子を使用した外部マイクを組み合わせたオーディオ入力が可能。指向性マイクで演者のセリフを拾い、内蔵マイクで環境音を同時に収録するなど、さまざまなシーンに活用できます。

  • 3マイクノイズ低減機能との併用はできません。