RF F2.8 L IS series
RF F2.8 L IS series
特長紹介
ジャンルを問わず、世界中のプロフォトグラファーの常用ズームレンズとして親しまれてきた、F2.8 Lシリーズ。RFマウントのもと光学設計を一新した3本の“眼”には、待望のIS(手ブレ補正)機構を搭載。キヤノンの光学技術の粋を結集することで実現した、新次元の描写性能。あなたの被写体で、その高画質を体感してください。
01
Lレンズ
鏡筒に刻まれた一本のレッドライン。それは、一切の妥協を許さず、厳格な基準をクリアした高性能レンズの証「L」。UDレンズ、大口径・非球面レンズなど、文字通りLuxuryな特殊光学材料を採用した光学設計、高度な光学理論と、超精密加工技術を惜しみなく注ぎ込みました。RFマウントで、開発の自由度がさらに拡大。RF F2.8 L ISシリーズは、Lレンズの次代をも切り開きます。
[RF15-35mm F2.8 L IS USMの構成図]
[RF24-70mm F2.8 L IS USMの構成図]
[RF70-200mm F2.8 L IS USMの構成図]
- [特殊コーティング(技術)SWC]
- 入射角が大きな光に対しても優れた反射防止効果を実現。広角レンズなど曲率が大きなレンズでも、周辺部のフレアやゴーストの発生を大幅に抑制します。
- [特殊コーティング(技術)ASC]
- 特に垂直に近い角度で入射する光に対して威力を発揮。逆光時にも、フレア・ゴーストの発生を大幅に抑制します。
02
F2.8
ズーム全域でF2.8がもたらすメリットは、言うまでもありません。時間や場所を問わずシャッターチャンスを狙う撮影者にとって、必要不可欠な性能です。RF F2.8 L ISシリーズは、いずれも9枚羽根を採用。円形に近い美しく大きなボケで被写体を引き立てます。
03
5段分IS
RFマウントによって、レンズを肥大化させることなくIS(手ブレ補正)機構の搭載を実現。光学ISの制御アルゴリズムの見直しと、デュアルセンシングISにより、静止画撮影時の手ブレ補正効果が5段分※1を達成しました。F2.8の明るさと相まって、より薄暗いシーンでの撮影に威力を発揮します。
デュアルセンシングIS(静止画)
レンズのジャイロセンサーに加え、カメラのCMOSセンサーの映像情報からブレ量を検出。この二つの情報を比較解析することで、ジャイロセンサーが持つノイズを除去。レンズ側で検出できなかった低周波※2の揺れも高精度に検知、補正することが可能です。レンズの光学ISと合わせて最大5段分※1を達成しました。
コンビネーションIS(動画)
動画撮影時の手ブレ補正効果も強化。レンズ装着時は、レンズ側のISで補正しきれていないブレ量を、カメラ側の映像情報で検出、補正効果を高めます。さらにカメラ側の動画電子IS※3とレンズ側のISの双方を新マウント通信によって協調制御、コンビネーションISとして強力な手ブレ補正効果を実現します。
- ※1 CIPAガイドライン準拠。
- ※2 呼吸などによる体のゆっくりとした揺れ。
- ※3 動画電子IS使用時は、撮影範囲が狭くなります。
04
ナノUSM
高速AFを可能にする小型の超音波モーター、ナノUSM。静止画撮影時には高いAF性能により、動きの速い被写体も高速・高精度に捕捉します。動画撮影時にはスムーズなAFを実現。被写体の動きに合わせてなめらかに追従、快適なピント合わせが可能です。
※ USM=Ultrasonic Motor:超音波モーターの略。
05
防塵・防滴
防塵・防滴
レンズ接合部やスイッチパネルなど、さまざまな場所に防塵・防滴構造を採用。屋外撮影での突然の雨や、水際での撮影などで、不意に降りかかる砂塵や水滴などの侵入を抑制します。また優れた耐衝撃性を実現。
※ 防塵・防滴性能を発揮させるため、カメラ本体に装着する必要があります。
※ 防塵・防滴に配慮した構造になっていますが、砂塵や水滴などの侵入を完全に防ぐことはできません。
フッ素コーティング
レンズの最前面と最後面にフッ素コーティングを採用。油や水をはじきやすく、レンズに付着した油分も、乾いた布だけで簡単に拭き取れます。ホコリなどを寄せ付けにくく、傷が付きにくいのも特長です。