能登半島 -網- 前編
公開日:2020年7月9日
長い年月にわたる人の営みが
日本の「地」をつくってきた。
その一方で、「地」が
日本人の暮らしに
与えてきた影響も大きい。
島国、日本。
複雑に曲折するその海岸線は、
半島同士のつながり
そのものだ。
「半島」を巡る旅を通し
日本を見つめ直す。


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RF24-105mm F4 L IS USM 1/800sec F5.6 ISO800 日本海最大の半島、能登。
街から離れるほどに
この土地らしさが見えてくる。
海に囲まれ、外のものと
混ざらないゆえの「濃さ」。
しかし、完全な島とも違う。
三方を海に囲まれながらも
一方は陸地とつながっている。
その特異性に手がかりを求め
海辺を歩くことにした。 -
RF24-105mm F4 L IS USM 1/60sec F5.0 ISO1250 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/60sec F5.6 ISO400 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/250sec F5.6 ISO400 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/4sec F1.8 ISO400 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/80sec F2.5 ISO1600 -
RF50mm F1.2 L USM 1/100sec F7.1 ISO400 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/1600sec F2.8 ISO400 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/200sec F4.0 ISO400 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/1250sec F2.2 ISO400 富山湾は豊かな海だ。
深海には寒流系の魚が
多く棲む。さらに、
能登半島をつたって
流れ込む海流にのり、
暖流系の魚もやってくる。
この海では定置網漁が盛んだ。
漁は未明から始まり、
午前中に終わる。
漁師たちは漁から戻るたび
使った網を洗い
丁ねいに補修を行う。 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/2000sec F2.2 ISO400 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/640sec F2.2 ISO400 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/1600sec F2.2 ISO400 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/500sec F6.3 ISO400 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/200sec F9.0 ISO400 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/500sec F9.0 ISO400 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/1600sec F6.3 ISO400 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/125sec F1.8 ISO400 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/1600sec F6.3 ISO400 港に近い小屋の中では
女性たちが
黒々とした糸を
手際よく編んでいた。
太いものから細いものまで
部屋を埋め尽くすほど
大量の網。
能登の海と人は
網で繋がっていた。 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/400sec F9.0 ISO200 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/4000sec F3.2 ISO200 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/1600sec F3.2 ISO200 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/2000sec F3.2 ISO200 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/100sec F10 ISO200 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/100sec F9.0 ISO200 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/3200sec F2.2 ISO200 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/125sec F8.0 ISO200 -
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 1/640sec F8.0 ISO200