ハイアングル、ローアングル(はいあんぐる、ろーあんぐる)
アングルが変わることで同じ被写体でも新鮮な写真に
ハイアングルとは被写体を上から見下ろすカメラアングルのことで、ローアングルとは被写体を下から見上げるカメラアングルのことです。 写真1は高層ビルをハイアングルから見下ろして撮影しました。ハイアングルでの撮影の場合、高層ビルの高さが感じられません。写真2は高層ビルをローアングルから見上げて撮影しました。こちらのローアングルでの撮影の場合は、高層ビルの高さを感じさせる写真が撮れました。人と違った写真を撮るにはカメラアングルが重要で、アイレベル(立ったままの目線)では平凡な写真になりがちです。同じ被写体をハイアングル、ローアングルから狙うことで、かならず新鮮なカメラアングルが見つかるはずです。
アングルを変えて数枚撮影する心がけを!
例えば、小さな子どもの写真を撮影される場合、ローアングルが有効です。カメラが子どもの目線より下になるように撮影者がしゃがんで撮影をすると、いつもとは違った身近な表情に。そして背景も変わってきます。被写体によりアングルを変えるといつもとは違う作品になりますので、ただアイレベルでシャッターを押すだけではなく、ハイアングルやローアングル、左からや右からなど、アングルを変化させて数枚撮影するように心がけましょう。
関連写真用語
写真やカメラの専門的な用語を簡単にわかりやすく解説
写真やカメラの用語にはちょっと難しい言葉も数多くあります。 この写真用語集では、よく耳にする写真の撮影方法やカメラに関する専門用語をあつめて、 初心者の方でもわかりやすく作例やイラスト入りで解説しました。
EOS学園のおすすめ講座紹介
最新の特集
-
Lights of 5|GOTO AKIEOS R5 Mark IIを使った写真家・GOTO AKIによるインプレッションをご紹介
-
写真も動画もガラリと変わる!“そそる”フード写真の撮影ポイントを伝授心が温まるような料理の写真を投稿・紹介している「喫茶トラノコク」さんにEOS R8を使って、瑞々しくてそそるフード写真・動画の撮影方法を教えてもらいました。
-
五島の風でつくるクラフトジン「GOTOGIN」再エネ100%への挑戦“祈りの島”五島列島の「五島つばき蒸溜所」がつくるクラフトジンの物語。フォトグラファー・木村文平さんがEOS R5 Mark IIで撮り下ろした写真ともにご覧ください。
-
Professional is 1|003:田中 伸弥EOS R1を使った写真家・田中 伸弥さんによるインプレッションをご紹介