「東京写真記者協会創立70周年スポーツ報道写真展~スポーツのドラマ 時代の記憶~」
1948年(昭和23年)に発足した東京写真記者協会(新聞、通信、放送〈NHK〉など加盟33社、会員約600名)は今年、創立70周年を迎えます。戦後、連合軍に占領されていた期間の日本では、新聞発行については同総司令部(GHQ)新聞課の検閲が必要でした。その新聞課責任者から1948年初め、「米国ワシントンにある写真記者協会と同様の組織を作る努力を」といった申し入れがあったと当協会の記録に残っています。戦争責任者に対する「東京裁判」といわれる極東国際軍事裁判が行なわれていたことや、新聞発行各社からのさまざまな要求があり、取材窓口の一本化が必要だったようです。
以来70年間、東京写真記者協会加盟社は「時代の目撃者」として、戦後の取材活動の一翼を担い、先人たちが実践してきた「自主取材を原則に人権を尊重、良識ある公正な取材活動」を堅持してきました。
この写真展では70年間のニュースの中から感動とともに伝えられたスポーツシーンを選び出しました。五輪やパラリンピックだけでなく、プロ野球、サッカー、ラグビー、相撲、格闘技、競馬などを種目別に展示し、数々のアスリートが残した名場面から「時代の記憶」を呼び起こします。
会期 | 会場 |
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2018年3月2日~2018年4月10日 | キヤノンギャラリー S |
作品・展示風景
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