米 美知子「森に流れる時間」
本展は、自然風景写真家の米美知子氏が、日本の四季の移ろいによって刻一刻と表情を変える大小さまざまな森を豊かな感性でとらえた作品約50点を展示。
森に流れる時間の中に身を置き、五感を研ぎ澄ませながら日本の森を見つめてきた米氏。そのまなざしによって切り撮られた作品には、自然が作り上げる美しい情景が写り、それを眺めると、せわしない都市生活で忘れかけてしまっている、自然への畏敬の念を感じずにはいられない。
会期 | 会場 |
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2012年11月9日~2012年12月18日 | キヤノンギャラリー S |
作品・展示風景
作家メッセージ
森に入ると五感が目を覚まします。
見ようとする力…聞こうとする力…。
都会では鈍ってしまう感覚が呼び起こされるのです。
それは自然に対する畏敬の念。
樹々のざわめきや何かの気配を感じて足を止める。
あれは何だろう…。
でもそれは心地よい緊張感…。
森に流れる時間の中に身を置き、美しい日本の森を見つめてきました。
大きな森から小さな森まで、自然が創り上げる素晴らしい森の情景をお届けします。
作家プロフィール
米 美知子(よね みちこ)
1967年東京生まれ。
アマチュア時代には全国規模のコンテストで数々の賞を受賞。「夢のある表情豊かな作品」をテーマに日本の森と色彩美を撮り続けている。
著書『水のゆくえ』(文一総合出版 2009年)、『素敵なタイトルの付け方』(日本写真企画 2009年)、『情景探し』(アスキー・メディアワークス 2010年)など多数。『森に流れる時間』(文一総合出版)を2012年11月発売予定。
公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員・公益社団法人日本写真協会(PSJ)会員
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