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高堅牢性 キヤノン写真用紙・光沢 プロ [プラチナグレード] PT-201

図:用紙サイズ比較

最高の光沢感と傷への強さ。

光沢写真用紙において、重視される要素の「光沢の強さ」「光沢の鮮明さ」。キヤノンでは、これまで培った技術を駆使し、光沢 プロ[プラチナグレード]の光沢度をよりアップさせました。従来の光沢 プロ[プラチナグレード]から光沢感を約20%アップさせております。また新開発クリアハードコート層を追加したことに伴い、従来の光沢 プロ[プラチナグレード]から耐傷性を向上させることに成功しました。

インク受容層への新規堅牢性向上剤の添加による耐候性(耐光性/耐ガス性)向上

キヤノンでは、紙とインクの双方に着目し、紙で出来ること、インクで出来ること、双方で出来ることに取り組みました。「キヤノン写真用紙・光沢 プロ [プラチナグレード][型番:PT-201]」では、色材の褪色メカニズム(推定)から、新規堅牢性向上剤をインク受容層に添加することにより、色材の褪色を最小限に留めることに成功しました。

化合物の耐候劣化メカニズム(推定)

化合物の耐候劣化メカニズム(推定)は、ガスに起因するもの、光に起因するものがあり、キヤノンでは、印刷物が褪色するメカニズムとして、主に下記3つの劣化反応によるものと推定しました。

  • 外部から侵入してくるガスにより色材を劣化させる反応。
  • 上記劣化過程で生成する劣化原因物質により、連鎖反応的に始まる劣化反応。
  • 光が酸素を介して色材を連鎖的に劣化させていく反応。
図:「発色層:新規添加剤、吸収層:新規添加剤、レジンコート層:発色性向上剤

他用紙のテクノロジーについては以下をご確認ください。