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操作性・信頼性 EOS R7

操作性

最小限の動きで操作できるサブ電子ダイヤル

サブ電子ダイヤルと、使用頻度の高いマルチコントローラーを融合させ同一スペースに配置。親指を大きく動かすことなく、ファインダーをのぞいたまま露出設定やAFフレームの移動など、さまざまな操作が行えます。

サブ電子ダイヤルとマルチコントローラーを同一スペースに配置
ファインダーを覗きながらのダイヤル操作が行いやすい

撮影時の被写体検出、構図や露出の調整をスムーズに

トラッキングON/OFF切り換え

被写体にマルチコントローラーでAFフレームを合わせ、そのまま押し込むことでトラッキングを開始。接眼したまま被写体の移動やトラッキングの[開始/停止]が切り換えられます。

  • ボタンカスタマイズが必要です。
①AFフレームを移動
②中央押しでトラッキングを開始

メイン/サブ電子ダイヤル 機能入れ換え

メイン電子ダイヤルとサブ電子ダイヤルの機能を入れ換え可能。自分好みにカスタマイズできます。

AFエリア/位置の切り換え

AFエリアの切り換えや、AFフレームの位置調整を最小限の指の動きで行えます。

  • サブ電子ダイヤルにカスタム設定が必要です。
AFエリアを切り換え
枠の位置を調整

小さな指の動きで大量の画像や動画を簡単に確認

拡大表示

マルチコントローラーで拡大表示、サブ電子ダイヤルで画像送りが小さな指の動きで行えます。

拡大開始/終了
拡大位置移動
画像送り

ジャンプ表示設定変更

メイン電子ダイヤルでジャンプ表示を行う際、マルチコントローラーを左右に操作することで、ジャンプ表示の設定(送り枚数など)を変更することが可能。また、設定項目に[シーンの先頭画像]を追加。高速連続撮影による大量の画像も、確認したいシーンと画像を効率よく見つけることができます。

動画再生とフレーム送り

動画再生時、よく使う機能をすぐ使えるようにサブ電子ダイヤルとマルチコントローラーに機能を割り当て。再生操作がスムーズに行えます。

サブ電子ダイヤルでフレーム送り
マルチコントローラーでスキップ送り、上下操作で音声レベル変更、中央押しで再生/一時停止

一度で大量の写真を確認できるインデックス表示

一画面で一度に[4枚/9枚/36枚/100枚]の画像が表示可能。ジャンプ表示では[1枚/10枚/指定枚数(1〜100枚)/撮影日/フォルダー/動画/静止画/プロテクト画像/レーティング画像/シーンの先頭画像]で設定が可能。画像再生中はマルチコントローラー操作で設定変更もできます。

フォーカスモードスイッチ

ファインダーをのぞいたままでも、AF/MFの切り換え操作が行える専用スイッチを搭載。フォーカスモードスイッチ非搭載のRF/RF-Sレンズ装着時に有効で、指先の操作だけですばやくAF/MFを切り換えられます。

  • フォーカスモードスイッチを搭載しているRF/EFレンズ装着時は、レンズ側の設定が優先されます(カメラ側のフォーカスモードスイッチの設定は無効になります)。

マルチファンクションボタン

使用頻度の高い機能を割り当てることができる、マルチファンクションボタンを搭載。静止画撮影時の初期設定は[ISO感度][ドライブ][AF動作][ホワイトバランス][露出補正]。動画撮影時は[ホワイトバランス]の設定が可能です。

電子ビューファインダー

約236万ドットOLED※1電子ビューファインダー

高精細な約236万ドットOLED※1を表示パネルに搭載。視野率は約100%で、画像の隅々までファインダー視野内で確認できます。逆光や低輝度でも被写体を視認しやすく、設定から撮影・再生まで接眼したまま実行が可能。表示レートは119.8fps※2([なめらかさ優先設定時]※3)で、色調や明るさの調整も行えます。

  • ※1
    Organic Light-Emitting Diode。
  • ※2
    フレームレート低下抑制を設定しない場合は、画面の表示が粗くなることがあります。
  • ※3
    [なめらかさ優先]を設定した場合、119.88fpsで表示されるのはファインダー撮影時の撮影待機中のみです。AF中、シャッターボタン半押し中、連写中は最高約59.94fpsとなります。なお、使用するレンズや撮影環境により、表示フレームレートが低下することがあります。

OVFビューアシスト

HDR技術を活かし、一眼レフの光学ファインダーのような“見え”を再現する[OVFビューアシスト]を搭載。黒つぶれや白とびが少なく、自然な見えを再現します。光学ファインダーとEVFのギャップを減らし、一眼レフとの併用時でも違和感の少ないファインダー像を表示します。

OVFビューアシストOFF
OVFビューアシストON

表示Simulation

撮影結果に近い明るさだけでなく、被写界深度もシミュレーションして表示することが可能。絞り込みボタンを押さなくても常に被写界深度の目安が得られ、すみやかな露出設定に役立ちます。

  • [OVFビューアシスト:入]設定時は使用できません。
  • [露出+絞り]設定時。RFレンズ、および一部のEFレンズ使用時に設定できます。
  • AF作動中はF8を上限に被写界深度を表示します。絞りを小絞り設定にした場合、低輝度時などにAF精度が低下することがあります。
  • フリッカー検出性能が落ちることがあります。
  • 絞り設定を変えた場合に画面のちらつきが出る場合があります。

EVFの明るさ調整/ファインダーオンセンサー

EVF内の見え方をユーザーに合わせて変更可能です。明るさ調整に加え、4種類の色調調整に対応。さらに細かい調整ができる色調微調整機能も搭載しています。またファインダーオンセンサーにより、接眼する時、しない時で画面の表示先を自動的に切り換え。画面の表示先は好みで設定可能です。

モニター

約162万ドット、バリアングル液晶モニター

縦位置撮影時のハイ&ローアングルや動画の自撮りに対応できる、3.0型(3:2)、約162万ドットのバリアングル液晶モニターを搭載。静電容量方式のタッチパネルを採用しているため、さまざまな設定を直感的に操作できます。また、モニター表面には指紋や汚れをふき取りやすい汚れ防止コーティングを施しています。

タッチ操作で拡大できるメニュー画面

タッチ操作でメニューの拡大表示機能を追加。メニュー画面を2本指でダブルタップすると、タッチされた2点の中央を中心に拡大表示できます。タッチシャッターやAFフレーム選択などのタッチ操作もスムーズです。

信頼性

防塵・防滴構造

電池室や各種操作ボタンまわりなどにはシーリング部材(赤色部分)を組み込み込んでいます。また、ダイヤル回転軸などには、部品間の隙間を極力小さくするよう高精度化した部品を採用。不意に降りかかる砂塵や水滴などの侵入を抑制します。

マグネシウム合金製シャーシ

内部構造である本体(シャーシ)には耐衝撃性、耐久性が高く、電磁シールド効果、熱の伝導性にも優れたマグネシウム合金を採用(一部アルミニウム合金)。外装には主に高強度エンジニアリングプラスチックを採用しています。

  • 防塵・防滴性能を発揮させるため、カメラの端子カバー、バッテリー収納部ふた、カードスロットカバーなどの開閉部をしっかり閉じてください。また、マルチアクセサリーシューには、シューカバーを取り付けてください。
  • 防塵性、防滴性に配慮した設計を行なっていますが、ゴミやほこり、水、塩分などのカメラ内部への侵入を完全に防ぐことはできません。
  • 防塵・防滴アダプターを備えた従来アクセサリーを使用する場合は、マルチアクセサリーシューアダプター AD-E1が必要です。

高速化・高耐久に対応した新開発メカシャッター

APS-Cサイズ用のフォーカブルプレーンシャッターを新開発。ボディー内5軸手ブレ機構に対応するため、これまでのAPS-Cサイズ用シャッターユニットよりも大きな開口を設定。小型でありながら大きな補正角に対応しています。また、高速連続撮影への対応、シャッター音・振動の抑制などカメラの小型化と高性能化を実現しました。シャッター耐久は20万回の動作テストをクリアしています。

  • 電子先幕時、標準的な撮影を想定した自社試験において。

デュアルカードスロット

小型・軽量なボディながら、UHS-II対応のSDカードスロットを2基搭載。静止画/動画の振り分けや、自動切り換え、同一書き込みなどが可能。ワークフローや用途に合わせて記録方法を設定できます。

  • Eye-Fiカード/マルチメディアカード(MMC)は非対応です。

大容量バッテリー LP-E6NH(同梱)

大容量のリチウムイオンバッテリー、LP-E6NHを採用。EOS R7の高画質・高速連続撮影を実現します。バッテリー情報通信機能で、劣化度、撮影回数、バッテリー残容量などが確認可能。LP-E6N/LP-E6にも対応しています。

  • LP-E6装着時はUSB充電ができません。