部屋のシーンから香川県の手島までの全編を1台のEOS R5 Cで撮影を敢行。ほぼすべての撮影を手持ちで行いました。カメラを回すのは、写真家の公文健太郎さん。動画を回しつつ、瞬時に静止画撮影に切り替えるという撮影手法は、公文さんならでは。EOS Rシステムの機動力が見事に発揮されています。レンズは公文さん愛用のEFシネマレンズ「Sumire Prime」。高精細ながらも柔らかな映像描写で「your EOS.」の世界観が表現されています。

さまざまなサービスが撮り手を支え続けていることを印象的に描くため、バーチャルスタジオ（メタバース空間）にてワンカットで撮影。キヤノンの各拠点で事前に撮影した映像をつなげ、巨大なスクリーンに投影。演者はその前に設置されたベルトコンベアに乗り、さまざまな状況の撮り手を演じていきます。映像に合わせた登場、退場、早着替えは至難の業。撮影はリハーサルと本番の2日がかりで行われ、最初はまったく合わなかったタイミングも徐々にスムーズに。ベルトコンベアの制作から、着替えやすい服の工夫、バーチャルとリアルを自然につなぐカメラ位置まで、試行錯誤が詰まった舞台裏をぜひご覧ください。