黄金分割(おうごんぶんかつ)
黄金分割・三分割法は、心地よい構図で撮影するためのテクニック
黄金分割、および三分割法とは、写真撮影時の構図を考えるテクニックのひとつです。黄金分割と三分割法は厳密には違うものですが、覚えるポイントは似ています。
黄金分割は、画面内に対角線を引き、別の頂点からその対角線に垂直線を引いた交点である4つのポイント「黄金分割点」に被写体を配置する構図です。
三分割法は、簡単に言えば画面を縦横均等に三分割して、線の交差した4つのポイントに被写体を配置するとまとまったフレーミングに見えるという点です。
これらは、フレーミングを決めるのが苦手で写真を撮影すると日の丸構図ばかりになってしまうという初心者の方にお勧めの方法です。撮影するときにこの4ヵ所にポイントを置いて4枚撮影する方法を続けると、フレーミングの感覚が磨かれますので、ぜひ試してみましょう。
作例写真はコスモスを黄金分割の構図である4つのポイントに配置して、4枚撮影したものです。この作例の場合、いちばんバランスよく見える写真は、右下の交差ポイントに花を配置した写真(写真 4)でした。おもな被写体であるコスモスの上にボケたコスモスを配置したので、一般的にはバランスがいちばん自然です。
写真やカメラの専門的な用語を簡単にわかりやすく解説
写真やカメラの用語にはちょっと難しい言葉も数多くあります。 この写真用語集では、よく耳にする写真の撮影方法やカメラに関する専門用語をあつめて、 初心者の方でもわかりやすく作例やイラスト入りで解説しました。
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