マクロレンズ(まくろれんず)
目で見るのとは異なる新たな世界が広がるマクロレンズ

マクロレンズとは、花や昆虫などの撮影時に使うレンズで、一般のレンズと違い、近距離で最高画質が得られるように設計されています。
ほとんどのマクロレンズは等倍の撮影が可能で、撮像素子上に実物大(1倍)に写ります。さらに拡大倍率を上げたいなら、接写コンバーターや中間リングをマクロレンズとカメラの間に挟んで使用することもできます。
マクロレンズは、各社焦点距離別にラインアップされています。絵や本の複写や記録的な花の撮影、背景をぼかしたファンタジックな花の撮影等に適しています。
また、被写体に近づくと逃げてしまう蝶やトンボなどの昆虫や、柵がある植物園などでの撮影には、被写体に近づかなくても被写体が大きく撮れる焦点距離の長いマクロレンズが適しているでしょう。メーカーによっては「マイクロレンズ」と呼ぶ場合もあります。
写真やカメラの専門的な用語を簡単にわかりやすく解説
写真やカメラの用語にはちょっと難しい言葉も数多くあります。 この写真用語集では、よく耳にする写真の撮影方法やカメラに関する専門用語をあつめて、 初心者の方でもわかりやすく作例やイラスト入りで解説しました。