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レスリー・キー写真展「LIFE」

本展は、写真家 レスリー・キー氏による写真展です。キヤノンギャラリーが2023年2月に開設50周年を迎えたことを記念して開催する「キヤノンギャラリー50周年企画展」の第3弾として、キヤノンギャラリー S(品川)、キヤノンギャラリー銀座・大阪の3拠点で順次開催します。
キヤノンギャラリー Sでは、リチャード・アヴェドンからインスパイアされた「LIFE」のタイトルのもと、氏が25年間でモデルや著名人をシンプルな背景で撮影した作品群から、ソロショットはモノクロを、グループショットはカラーを中心に、被写体の美しさが際立つ作品を180点展示します。
展示作品は、すべて最新のキヤノンの大判プリンター「imagePHOTOGRAF」でプリントし展示します。

CANON GALLERY 50th
開催日程 会場
2023年8月22日(火)~2023年10月3日(火) キヤノンギャラリー S

作品・展示風景

紹介動画・対談動画

作家メッセージ

僕が人生で初めて買った写真集は、ファッションフォトグラファーの第一人者リチャード・アヴェドンが1985年に出版した『In The American West』です。これはアヴェドンにとってもターニングポイントになった写真集と言われています。

この写真集を購入した当時、僕は15歳。母が亡くなる前にプレゼントしてくれたカメラを手に、毎日「写真」のことに夢中になっていた一人の孤独な少年でした。『In The American West』は僕にとって「人生」の意味を考えさせてくれた大切な作品であり、そして僕の「写真の旅」への始まりとなりました。

「写真」は魔法みたいに、人々の生き方、生きる力や勇気、そして生まれてきた喜びを教えてくれます。何年経っても、僕らがいなくなっても、僕らが生きた証を残してくれるのは「写真」に間違いないのです。世代を越え、様々な人々のアイデンティティと生きる姿を、写真は美しく、そして永遠に輝き続けます。

2023年、僕は写真家として25年目。偶然ではありますが、リチャード・アヴェドンの生誕100年の記念の年でもあります。このタイミングにインスパイアされて今回の写真展タイトルを「LIFE」と名付け、敬愛するリチャード・アヴェドンに捧げたいと思います。

「LIFE」の日本語の意味は「命」「生命」「生活」「暮し」「生涯」「人生」「一生」。25年間に渡って撮りためた作品の中から、約180点のポートレートを展示します。一枚一枚に込められた物語を通して、ご来場の皆さまに「愛と希望」「元気と勇気」を届けられたら最高です!

作家プロフィール

レスリー・キー|Leslie Kee

シンガポール生まれ。フォトグラファーとしてアート、ファッション、広告の撮影、映像監督などを中心に世界各国で活動。彼が手掛ける写真とアートマガジンのシリーズ「SUPER」は、世界の企業やYOHJI YAMAMOTOをはじめとするファッションデザイナーなどと積極的にコラボレーションを仕掛ける。LGBTのポートレートを撮影するプロジェクト「OUT IN JAPAN」は、第19回文化庁メディア芸術祭エンタテインメント部門審査委員推薦作品に選出。2016年より、NHKと共に日本中の人々が夢や目標を共有し、よりよい未来を目指す、2020年のオリンピック・パラリンピックの東京大会の応援をテーマ「→ 2020 レスリー・キーがつなぐポートレートメッセージ」をスタート。オフィシャル写真の2000名以上のポートレート撮影とプロモーション映像を監督している。

著作権について

当写真展関連ページに掲載されている写真の著作権は作者に帰属します。
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