digi+KISHIN(篠山紀信)「digi+KISHIN Summer Carnival'05」
デジタルという新しい潮流と篠山紀信氏が出合ったとき、新たな写真表現が生まれた。
「digi+KISHIN」とは、篠山氏がデジタル表現をするときのクリエイター・ネームであり、同時に、デジタルカメラとデジタルムービーを併用して撮影した、新しいビジュアル表現である。「digi+KISHIN」が生んだ、キラ星のごとく輝くスターたちの映像が一堂に会した本展。訪れた人は皆、選りすぐりの名シーンを「体感」。
会期 |
会場 |
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2005年8月9日~2005年9月17日 | キヤノンギャラリー S |
作品・展示風景
作家プロフィール
digi+KISHIN(篠山 紀信)
- 篠山紀信とdigi+KISHINの映像表現
- 1979年
- 山口百恵のスチール写真数千枚で構成したTV番組『激写・山口百恵』をNHK特集で放映。この作品は数度再放送され、2004年にはDVD化された。
- 1980年
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写真雑誌『写楽』創刊時にスライドと音楽による映像イベント「写真フォーラム」を全国で開催。
- 1981年
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『GORO』で連載の激写シリーズと音楽をジョイントした「激写サウンド発表会」を日本青年会館ホールで開催。
- 1983年
- 複数台のカメラを連結し同時撮影する手法を試み、「シノラマ」と名付ける。3面スライドによるシノラマ上映会を試みる。「ヴィスコンティの遺香」「王の夢・ルードヴィッヒII世」(ラフォーレミュージアム赤坂)「写楽館の女客・川上麻衣子」(ラフォーレ原宿)「シノラマ Bari in Kanako」(パルコ・パートIII)など。
- 1985年
- シノラマの手法で都市を撮った「ニューヨーク・ローマ・ソウル・東京1985」を東京・朝日講堂をかわきりに全国で、またフランス、アルケスナン、ニューヨーク、フィンランドなどで上映。つくば万博日本政府パビリオンで9面シノラマ「シノラマ・人間」を発表。
- 1987年
- 「SHINORAMA TOKYO1987」をパリ、ポンピドーセンターで開催。
- 1998年
- 2月からインターネット・写真ライブラリーとして、「インターネット篠山紀信」(小学館)を開設する。
- 2001年
- インターネットWeb上で展開する、動画と静止画を組み合わせた新しい作品群「digi+KISHIN」をスタート。
- 2002年
- 「digi+KISHIN・DVD」シリーズ刊行をスタート。第一弾「白鳥智恵子」が話題となる。同時に(六本木ORIBEホール)で上映発表会。
- 2003年
- 以後「安達祐実」、「仲間由紀恵」、「大竹しのぶ」など上映。「週刊ポスト」誌上にて「アカルイハダカ」を連載。Web、DVDでも発表。
- 2004年
- 「digi+KISHIN」と「インターネット篠山紀信」が合体し、「Shinoyama.net」となる。「和楽」に「坂東玉三郎」のDVDを製作。文化庁とJPS(日本写真家協会)共催による「丸の内元気文化プロジェクト」で「digi+KISHIN」上映と講演会を行う(丸の内ホール)。
- 2005年
- 「知念里奈」DVD発表上映会(六本木ヒルズ「アカデミーヒルズ49」)、「digi+KISHIN Summer Carnival ’05」(CANON GALLERY S)で知念里奈などの上映と講演会。
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