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高画質・キヤノン純正用紙 進化する美しさ「キヤノン純正インク/純正用紙」

キヤノン純正インクの素早い発色を実現するインク吸収層

キヤノン純正写真用紙は、インク受容層を二層化し、インクの吸収層によりインクを素早く吸収し、プリントした直後からより短い時間で彩度の高い写真本来の色が得られます。

図:発色層…用紙のより表面近く(発色層)でインクの染料を固定し、発色させることに成功。プリント直後から鮮やかに発色し、引き締まった黒、豊潤なカラーを実現。レジンコート紙(RC紙)…重厚感を増したレジンコート紙。バックコート層…プリンタとの適正化を図った裏面コーティング。

キヤノン純正インクで引き締まった”黒”を実現するインク発色層

キヤノン純正写真用紙は、用紙の表面近くのインク発色層で染料を固定し、引き締まった黒でメリハリのある写真を実現できます。

発色層でインクの染料を固定できるから、濃い色が得られます。
キヤノン写真用紙・光沢ゴールド GL-101
インクの染料が用紙の奥まで浸透して拡散してしまうため、濃度が薄くなってしまいます。
一般的な光沢紙

キヤノンの純正写真用紙ラインアップの拡充

キヤノンは、純正写真用紙のラインアップ拡大に取り組んできました。純正消耗品との組み合わせることで色彩豊かな写真プリントと高い保存性を実現します。

キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード]PT-201
キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード]PT-201
キヤノン写真用紙・光沢 スタンダードSD-101
キヤノン写真用紙・光沢 スタンダードSD-101
キヤノン写真用紙・プレミアムマットPM-101
キヤノン写真用紙・プレミアムマットPM-101
キヤノン写真用紙・微粒面光沢 ラスターLU-101
キヤノン写真用紙・微粒面光沢 ラスターLU-101

キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード]

1.キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード] とは?

質感・性能、すべてにこだわりぬいたキヤノンのプロ・ハイアマ向け光沢紙。

すべてにおいて、写真用紙の最高峰を実現する」という想い。これは、キヤノン純正写真用紙として従来のフラッグシップであった「プロフェッショナルフォトペーパー」の開発時に、自ら課した使命です。その使命を継承し、発展させたキヤノンのフラッグシップ光沢紙が、「キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード] (型番:PT-201)」です。「キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード] (型番:PT-201)」では、インク受容層をクリアハードコート層と発色層と吸収層に機能分離するとともに、レジンコート層に光を増幅させる発色性向上剤を配合することで、高い発色性を実現しました。また、用紙の白地には高い白色度を持つニュートラルホワイトを採用しました。さらに、鮮やかで優れた発色、引き締まった黒、高堅牢性の実現など、プロ・ハイアマの要求を満たすべく進化させました。作品をアートへと導く、キヤノン最高峰のインクジェットプリンター用光沢紙、それが「キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード] (型番:PT-201)」です。

図:質感・性能、すべてにこだわりぬいたキヤノンのプロ・ハイアマ向け光沢紙。

2.用紙の特徴

インク受容層を発色層、吸収層に加えてクリアハードコート層の3層に機能分離することと、レジンコート層を高平滑化することで、光沢度をさらに向上させることに成功しました。

図:質感・性能、すべてにこだわりぬいたキヤノンのプロ・ハイアマ向け光沢紙。

3.優れた発色性と鮮やかさ

優れた発色性

印刷した時の色の鮮やかさは、インクの染料による特定波長の光吸収と、その他の吸収されない波長の光とのコントラスト差によって決まり、その差が大きいほど鮮やかになります。「キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード] (型番:PT-201)」では、そのコントラスト差の拡大に成功したことにより、従来のインクジェット用フォトペーパーに比べ優れた発色性が得られ、メリハリのある鮮やかな印刷物を手に入れることが可能になりました。

プリント直後の濃度がアップ。写真本来の色まで、素早く発色します。

一般的なインクジェット用フォトペーパーの場合、時間が経つとともに徐々に発色してきますが、その間は写真が持つ本来の色味やコントラストなどがわかりません。そのため、写真に補正を加えながら試し刷りをしているときなどには、この待ち時間が長く感じられるものです。「キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード] (型番:PT-201)」は、プリントした直後からインクの濃度(色濃度)が高く、更に、発色スピードが速いため、短時間で写真本来の色を表現することが可能となりました。プリントした直後から彩度の高い色が得られます。

図:白地の分光反射率

4.引き締まった黒

染料ブラックインクとの組み合わせで、より引き締まった黒へ。

青みがかった黒、黄色みがかった黒、赤みがかった黒、緑みがかった黒。一口に写真の“黒”と言っても、そこには多様な黒が存在します。引き締まった“黒”。それは、視覚的に黒々と見える“黒”のことです。黒は写真の真っ黒な部分を担うだけでなく、写真全体の濃度やコントラスト、鮮やかさの決め手にもなります。黒が弱いと、写真は印象の弱い、平板なイメージになってしまうのです。「キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード] (型番:PT-201)」は、用紙の表面部分で染料を固定するというアプローチによって、引き締まった黒を実現しました。

染料の固定位置が用紙の表面に近いほど、写真は美しくなります。

インクの染料を受け止めて発色させる役割を担うのが、用紙の表面に設けられたインク受容層です。この層が厚いと、染料は下の方まで拡散してしまい、十分な濃度を得にくくなります。しかし単純にインク受容層を薄くしただけでは、インクに含まれる水分が用紙の表面にあふれてしまいます。

速やかな固液分離により、染料を用紙表面で固定。

そこで「キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード] (型番:PT-201)」では、写真感光材料技術を応用した「インクジェットコーティング技術」により、インク受容層を、染料を固定するクリアハードコート層及び発色層と、それ以外の水分を吸いとる吸収層の三層に分離しました。これによって、用紙のより表面近くで染料を固定させることができるようになり、引き締まった黒でメリハリのある写真を実現することが可能になりました。それに加え、吸収層では水分を素早く吸収することができるため、シャープな画質が得られます。

図:光沢感、対傷性の

5.最高の光沢感と傷への強さ

光沢写真用紙において、重視される要素の「光沢の強さ」「光沢の鮮明さ」。キヤノンでは、これまで培った技術を駆使し、光沢 プロ[プラチナグレード]の光沢度をよりアップさせました。従来の光沢 プロ[プラチナグレード]から光沢感を約20%アップさせております。また新開発クリアハードコート層を追加したことに伴い、従来の光沢 プロ[プラチナグレード]から耐傷性を向上させることに成功しました。

図:白地の分光反射率
  • 測定法規格 【鏡面光沢度】 ■ISO2813 ■JIS K5600-4-7  【写像性(櫛幅2mm)】 ■ JISH8686-2

用紙のテクノロジー詳細は、「キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード]」をご確認ください。

キヤノン写真用紙・プレミアムマット

1.キヤノン写真用紙・プレミアムマット PM-101とは?

滑らかな面質で発色性に優れたキヤノンのプロ・ハイアマ向けマット紙。

キヤノン写真用紙・プレミアムマットPM-101

高級マット調写真用紙「キヤノン写真 用紙・プレミアムマット PM-101」は、プロ・ハイアマの作品作りをサポートします。自然な白さにこだわり、厚みと滑らかな風合いのあるこの用紙は、染料インク・ 顔料インクともに高い発色性を生み出します。またモノクロ写真においては白から黒への階調表現に優れております。写真から絵画のような作品まで、光沢紙とはまた違った表現をお楽しみになれます。

2.用紙の特徴

高級感のある厚みとコシ

厚み0.31mm、坪量210g/m2とキヤノンの製品ラインアップの中でも厚みがあり、紙ベースで高級感が感じられるコシを実現しております。(図1)

図:高級感のある厚みとコシ

自然な白さ

キヤノン製品ラインアップの中でもより自然な白さを生みだすことに成功しております。(図2)

図:キヤノン製品ラインアップの中でもより自然な白さを生みだすことに成功

3.染料インク・顔料インクにおける高い発色性

PM-101は受容層をキヤノンプロフェショナルプリンターに最適化しています。染料・顔料のインクの違いに関わらず、紙の表面に色鮮やかなインクを受け止め、高い発色性を実現します。

図:インクを選ばない卓越した発生色

4.モノクロ写真の階調表現

モノクロ写真において重要な項目となる「黒色の階調表現」。プレミアムマットPM-101は高い黒濃度を出すことを追求し、白地との明度の差を大きく表現します。その明度の差の中でモノクロの階調表現を最大限に発揮し、お客様の作品制作をサポートします。

図:モノクロ写真で発揮される優れた階調表現

用紙のテクノロジー詳細は、「キヤノン写真用紙・プレミアムマット」をご確認ください。