高信頼性・キヤノン純正品の技術 進化する美しさ「キヤノン純正インク/純正用紙」
キヤノンのインクジェットプリントシステムは進化し続けます
キヤノンのインクジェットプリンターは、プリンター本体(プリントヘッド、本体制御の機構や画像処理などのソフトウエア)、インクカートリッジ及びメディア(用紙)を合わせて一つのプリントシステムとして開発しています。お客さまのプリンターに対するご要望はさまざま。「キレイ」「スピード」「色褪せない」「小型化」「低ランニングコスト」・・。これらの声にお応えするため、日々改善・改良を進めています。プリントヘッド構造の見直しや新しい機構の投入、インクの成分の変更など、お客さまにより良いプリント環境をお届けするために、プリンター、インク、メディア(用紙)のモデルチェンジを重ねながら、進化を続けます。
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プリンタードライバー、プリンター本体内蔵のソフトウェアにより画像を最適化するための処理。
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プリントヘッドや紙送り機構など、プリンター本体を正確に動作させるための制御。
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画像はイメージです。
純正インクの性能を発揮する高密度プリントヘッド
プリントヘッドに求められる技術は、常に安定した画質を維持するための吐出量制御や、インクと本体の品質保持など、多岐にわたります。FINEと名付けられたキヤノンのプリントヘッドは、インクの性能を最大限に発揮できるよう、キヤノン純正インクの特性に合わせて設計されていますので高品位なプリントが可能です。また、高画質を追求し、インクを小液滴化すればするほど、きれいな球にして的確に紙に着弾させることが難しくなります。これを実現するために、インクだけではなくプリントヘッドも同時に開発し進化させています。
プリンターのトラブルを防ぐ安心機能
インクがないまま印刷を続けると、正常な画像を得られない場合があります。そのためにキヤノンのプリンターでは、インクの残量検知や交換時期などをお知らせする機能を搭載しています。
インク残量低下のお知らせ
タンク・カートリッジ・ボトル交換のお知らせ
交換必要なインク色を指定して誤挿入を防止
インクカートリッジの梱包にも配慮
梱包材は、品質を保つための機能部品として重要な役割を担います。キヤノンのインクタンク・インクカートリッジ・インクボトルは、保管、運搬中の破損から守ると同時に、最適な状態に保つための様々な工夫が施されています。
Made in Japan品質
キヤノンの純正インクタンク・インクカートリッジ・インクボトルの開発、製造、梱包は、すべて日本国内で行われています。ぜひ信頼の品質と高画質のキヤノン純正インクをご使用ください。
環境に配慮した設計
キヤノンのインクジェットプリンターに対応するキヤノン純正インクタンク・インクカートリッジ・インクボトルは、欧州連合(EU)が実施する有害物質規制であるRoHS指令およびグリーン購入法に適合しています。またエコマークを取得しています。財団法人日本環境協会エコマーク事務局が認定するエコマークは、その製品の製造、使用、廃棄等による環境負荷が他の商品に比べて相対的に少なく、環境保全に役立つ商品につけられるマークです。
キヤノン製品を長くご利用いただくために
キヤノン純正の消耗品(インク・プリント用紙)は、キヤノンインクジェットプリンター専用に開発されています。プリンターの性能を維持し、安定して使用いただくため、キヤノン純正消耗品のご使用をお薦めします。キヤノン製以外のインクタンク、インクカートリッジ、インクボトル(穴を開ける等によりインクを再補充したものを含みます)をご使用になると、プリンター本体への悪影響やプリント品質の低下などプリンター本来の性能を発揮できない場合があります。また、安全上問題はありませんが、まれに、純正品にないインク成分によると見られるプリントヘッド部分の発熱・発煙事例も報告されています(すべてのキヤノン製以外のインクについて当該事例が報告されているものではありません)。キヤノン製以外のインクタンク・インクカートリッジ・インクボトルのご使用に起因する不具合への対応については、保守契約期間内または保証期間内であっても有償となります。ご留意ください。
高い信頼性を裏付ける25年以上の実績
サーマルインクジェット基本技術
1977年10月3日、キヤノンは世界初のサーマルインクジェット(バブルジェット)技術の基本特許を出願。8年後の1985年には、キヤノン初のバブルジェット方式インクジェットプリンターBJ-80を発売しました。
インクジェット技術の進化
BJ-80登場から20年余り。印刷はモノクロからカラーへ、また文字中心からグラフィクス、さらには写真画質へと進化してきました。1994年には新カラーインクの採用により、普通紙対応フルカラープリンターBJC-600J、さらに1996年にはフォトインク搭載パーソナルプリンターBJC-420Jを次々に発売します。そしてキヤノンは、写真光学を応用して"光"でノズルを作る製法を発案し、写真画質の実現に不可欠なインク滴の微小化技術への取り組みを開始しました。この技術は約7年間におよぶ研究・開発を経て1999年発売のBJ F8500に搭載され印刷品質でインクジェットプリンターの歴史を塗り替えました。「FINE」と名づけられたこの技術は現在ではキヤノンの全インクジェット製品に搭載されています。
染料インク技術
染料インクでは、高い画像堅牢性を実現した「ChromaLife100」を2004年に導入。2008年には、さらに美しく画像堅牢性を高めた「ChromaLife100+」を開発し、アルバム保存約300年、耐光性約40年、耐ガス性はオゾンガスで約10年を実現しました。