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快適操作・信頼性 EOS RP

電子ビューファインダー(EVF)

0.39型・約236万ドットのOLEDカラー電子ビューファインダー

視野率約100%、0.39型・有効画素数約236万ドットのOLED(有機EL)カラー電子ビューファインダー(EVF)を搭載。メガネをかけたままでも覗きやすい約22mmのアイポイント、約0.70倍のファインダー倍率など快適なファインダーを実現しました。また露出シミュレーション表示、メニュー画面の表示など、ファインダーで行うことができます。

  • Organic Light-Emitting Diode

多彩で機能的なファインダー内表示

背面モニターに近いレイアウトで、多彩な情報をファインダー内に表示。表示項目はカスタマイズも可能です。また、カメラを縦位置に構えると、自動的に縦型のレイアウトに変更される、ファインダー縦表示機能も搭載。操作可能な撮影情報にダイヤルアイコンが表示されるなど、ファインダーを覗いたまま、設定、撮影操作が行えます。

  • 静止画モード時のみ。縦表示は各種アイコン、ヒストグラム、水準器が対応しています。

操作系

RFレンズだから実現した新しい操作系コントロールリング

カメラ側のメイン電子ダイヤル、サブ電子ダイヤルに加え、RFレンズにはコントロールリングが搭載されています。コントロールリングにISO感度や露出補正、絞りやシャッタースピードなど、撮影者に合わせた割り当てが可能です。コントロールリングには、適度なクリック感があるため、ファインダーを覗いたままでも操作量を認識できます。また、コントロールリングとフォーカスリングは電子リングを採用しているため、リングの回転方向を[通常/反転]で選べます。

コントロールリングのクリック感を無くすサービスを実施致します(有償)。

小型ながらも操作性を重視ダイヤルファンクション

ファインダーを覗いて撮るという撮影の基本姿勢。EOS RPは、小型ボディーながらも、しっかり覗いたままカメラを操り、撮れるフルサイズです。メイン電子ダイヤル、サブ電子ダイヤルを搭載することで、本格的な撮影をサポートします。さらにマルチファンクションボタンを組み合せることで、さまざまな撮影機能を2ダイヤル+1ボタンで、簡単に設定することができます。

操作カスタマイズ

自分の撮影スタイルに合わせられる充実のカスタマイズ機能

コントロールリング、メイン電子ダイヤル、サブ電子ダイヤルを独自の設定に割り当てる操作系カスタマイズ。また動画撮影ボタン、マルチファンクションボタン、AFフレーム選択ボタンも使用頻度の高い機能を割り当てられます。さらに、表示系のカスタマイズも可能。モニターとファインダーで異なる設定にすることができます。

<操作系カスタマイズ機能>

ボタンカスタマイズ
ダイヤルカスタマイズ

<表示系カスタマイズ機能>

モニター情報表示カスタマイズ
ファインダー情報表示カスタマイズ
再生情報表示設定

最大5つのマイメニュータブの追加が可能

よくアクセスする機能を選び、ひとつの画面に集約できる[マイメニュー]。タブを最大5つまで登録できます。さらにタブの削除や名称変更も可能。より快適な撮影をサポートします。

5つの方法で写真を簡単にマーキングレーティング機能

[OFF/★1個/★2個/★3個/★4個/★5個]のレーティング(お気に入り)マークを画像に付加できます。[1枚(画像を選択)/範囲指定/フォルダー内・全画像/カード内・全画像/画像検索中の検索結果・全画像]の5つの方法で処理を行えます。

探したい画像を絞り込める、画像検索

再生する画像を、条件で絞り込むことができます。[レーティング/日付/フォルダー/プロテクト/ファイルの種類]から検索条件を設定し、再生すると条件に該当する画像だけが表示されます。また、画像の絞り込みをした状態で[プロテクト/レーティング/スライドショー/消去]などを行うこともできます。

一画面で大量の写真を確認できるインデックス表示

一度に[4枚/9枚/36枚/100枚]の画像を表示することができます。また、ジャンプ表示では[1枚/10枚/指定した枚数/撮影日/フォルダー/動画/静止画/プロテクト画像/レーティング画像]で設定が可能。膨大な画像の中から、見たい一枚を素早く見つけることができます。

4枚
9枚
36枚
100枚

測光方式

4つの測光方式

測光方式は撮像素子によるリアルタイムの384分割(24×16)測光。すべてのAFフレームに対応する[評価測光]、画面内の中央部約5.5%の範囲を測光する[部分測光]、約2.7%の範囲を測光する[スポット測光]、そして[中央部重点平均測光]の4種を搭載しています。

カメラ内画像処理

カメラ内RAW現像レンズ光学補正も可能

RAW画像、C-RAW画像をJPEGに変換して保存可能。変換時には、細かい画像調整が可能です。[明るさ補正][ホワイトバランス][ピクチャースタイル][オートライティングオプティマイザ][高感度撮影時のノイズ低減][JPEG記録画質]などに加え、周辺光量補正や歪曲収差補正といった[レンズ光学補正]も。デジタルレンズオプティマイザや回折補正も行えます。複数のRAW画像をまとめて現像することも可能です。

傾き補正やアスペクト比の変更もカメラ内トリミング機能

JPEGで撮影した画像をカメラ内でトリミング可能。「トリミング傾き補正」「アスペクト比の選択」「トリミング範囲のサイズ」「トリミング枠の縦、横切り換え」「トリミング枠移動」の調整が行えます。構図の完成度をより高めた作品に仕上げることができます。

  • RAW画像はトリミングできません。
  • 4K動画からフレーム切り出しした画像はトリミングできません。

JPEG画像を小さくできる、カメラ内リサイズ

サイズの大きな記録画質で撮影した画像をカメラ内で縮小できます。Wi-Fiでスマートフォンに画像を転送する際など、データ量を軽くしたいときなどに便利。リサイズした画像は、新規画像として保存されます。

  • RAW画像、JPEG(S2)はリサイズできません。
  • アスペクト比の変更はできません。
  • 4K動画からフレーム切り出しした画像はリサイズできません。

HDR対応テレビでRAW画像を手軽に鑑賞

カメラ内のRAW画像再生時、HDMIケーブルを介してHDR PQ方式での出力が可能に。HDR対応テレビで手軽にハイダイナミックレンジの画像観賞が楽しめます。

デザイン

軽快感と本格感の融合EOS Rシステムのコンセプトを踏襲

EOS Rシステムのデザインコンセプトである、マウントコアデザイン。その先進性を象徴する、フラットフォルムを踏襲。可能な限りダイヤルやボタンをボディーの外装面に合わせ、凹凸感の少ない形状に。それでいて、指先の感覚だけで操作系が判別できるよう、部材の形状や質感を工夫しました。その一方で、EOS RP独自の世界観もデザインに注ぎ込んでいます。小型・軽量の軽快感と、妥協のないカメラ性能による本格感を融合させた、新しいフルサイズのデザイン。すべての人の手に馴染む、理想を目指しました。

防塵・防滴構造

少量の水滴や砂塵からカメラを守る防塵・防滴構造

接眼部周囲、マイク穴部などには、シーリング部材を採用。またダイヤル回転軸など、シーリング部材を組み込みにくい箇所でも、部品間の隙間を極力小さくするよう高精度化。これにより、不意に降りかかる砂塵や少量の水滴などのカメラへの侵入を抑制します。

  • 防塵・防滴性能を発揮させるため、カード/バッテリー収納部ふた、端子カバーなどの開閉部をしっかり閉じる必要があります。
  • カメラは防塵・防滴に配慮した構造ですが、砂塵や水滴などの侵入を完全に防ぐものではありません。
シーリング部材 高精度化パーツ