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選考委員 第2回SHINES

公開日:2019年6月12日

第2回SHINES

選考委員(五十音順 敬称略)

  • 江川賀奈予

    江川賀奈予

    代官山 蔦屋書店 アートコンシェルジュ

    都内大型書店を経て、代官山 蔦屋書店のコンシェルジュとしてアート・ファッション分野を担当。写真に限らずさまざまな企画に携わる。ここにしかないものを探して、日々の仕入れに努めている。

    応募する方へのメッセージ
    日々たくさんの写真集を見ておりますが、魅力的な写真はどれも作家さんの熱がそこにいなくても伝わるような、どこか独特な雰囲気を持っているように思います。それはジャンルに関わらず、どのジャンルの写真にも言えることだと思います。そのような写真を私は見てみたいです。そして、その写真が写真集となり、お客様にお届けできることを楽しみにしています。
  • 梶川由紀

    梶川由紀

    何必館・京都現代美術館キュレーター

    フランス、パリ、マレ地区にあるヨーロッパ写真館(Maison Européenne de la Photographie: 通称MEP)の設立に、唯一の日本人キュレーターとして携わる。その準備の過程で、展示室の設計、コレクション、企画運営など、パリ市立の美術館としてのノウハウを学ぶ。帰国後、何必館・京都現代美術館キュレーターとして、同館にて写真部門を立ち上げる。アンリ・カルティエ-ブレッソン、サラ・ムーン、エリオット・アーウィット、ウィリー・ロニ、マーク・リブーなど、国内外の展覧会企画をまとめ、写真集の編集も手がける。写真に限らず、海外と日本のアートの橋渡し役として奮闘。執筆活動もこなす。

    応募する方へのメッセージ
    「7分間」。最終選考会で与えられるプレゼンテーションの時間です。使命は、あなたのストーリーを、パッションを持って伝えること。まずは、自分自身への問いかけから始めてください。核となるアイデアをしっかり考えて、ストーリーを構築すること。ことばを使って、写真を使って、身体を使って、惜しみない情熱で語ってください。私も真剣にあなたの声に耳を傾けます。 「SHINESのステージに立つ」その挑戦自体が、新しいステップになるはず。“いま”を生きるあなたの、驚きのストーリーを楽しみにしています。 “最高のプレゼンテーション”を!
  • 川本康

    川本康

    コマーシャル・フォト統括編集長

    雑誌編集者。1962年広島市生まれ、早稲田大学第一文学部卒。1986年玄光社に入社、「ビデオサロン」「コマーシャル・フォト」などの編集に携わり、2015年より「コマーシャル・フォト」統括編集長。写真・映像の表現はテクノロジーと表裏一体であるとの考えのもと、デジタルカメラ、フォトレタッチ、一眼レフムービー、プロジェクションマッピング、4Kなど、ジャンルにこだわらず写真・映像表現とテクノロジーの最前線を取材する。

    応募する方へのメッセージ
    仕事がら広告写真を見る機会が多いのですが、広告を見る人の気をひくためにあらゆる手段を使って人々の眼を楽しませる、それが広告写真の役割です。つまりエンターテイメントとしての写真です。前回の審査を振り返ってSHINESに足りなかったものはなんだろうと考えたとき、この「エンターテインメントとしての写真」ではなかったかと感じます。SHINESはべつに広告写真の審査ではないので、広告の要素は抜きにしてもらっていいのですが、写真のジャンルがアートであれ、ドキュメンタリーであれ、風景やスナップであれ、第2回の応募者には、見る人の眼を楽しませることを強く意識してほしいと思います。
  • 品川一治

    品川一治

    映像プロデューサー

    米国ロサンゼルスにて17年にわたって雑誌、CMの制作に携わる。 日本に帰国後は幅広いチャンネルとネットワークを駆使し、広告の企画、プロデュース、PRをメインに、TV番組の企画、プロデュース、出演、さらには商品企画に至るまで幅広く活動。仕事ごとにプロジェクトチーム編成を変えるアメリカンスタイルで、あらゆるタイプのメディアに対応し、クライアントの希望に沿った展開を提案し続けている。

    応募する方へのメッセージ
    なぜそのテーマなのか? どうやって取り組んでいるのか? そしてそれをどのように伝えるのか? 翻ってあなたにとって写真とはなんなのか? みなさんの情熱を見るのを楽しみにしています!
  • 濱中敦史

    濱中敦史

    twelvebooks

    1984年生まれ。三重県出身。海外留学を経て、2010年にtwelvebooksを設立。イギリスの出版社「MACK」などヨーロッパを中心に海外出版社の国内総合代理店として書籍の流通やプロモーションに加え、関連作家の展覧会企画や来日イベントなど数多くのプロジェクトを手掛ける。日本芸術写真協会(Fine-Art Photography Association)およびTHE TOKYO ART BOOK FAIRではコミッティーメンバーとして運営に携わる。

    応募する方へのメッセージ
    第1回に続き、今回もSHINESの選考委員を務めさせていただくことになり、とても嬉しく思います。今回のSHINESでは、写真家としての"想い"だけでなく、作品を通じてどのように世界や自分自身を見てきた/見ているかを感じられるプレゼンテーションを期待しています。
  • マーク・ピアソン

    マーク・ピアソン

    禪フォトギャラリー

    1960年イギリス生まれ。30年以上日本にてファイナンスやファインアートに携わる。2009年、アジア諸国の写真を専門に紹介するギャラリーとして、禪フォトギャラリーを設立。印象的・実験的な展覧会を開催するとともに写真集も出版している。

    応募する方へのメッセージ
    今回、SHINES の選考委員になることに重責を感じています。私を驚嘆させ、刺激し、心震える作品に出会うことを楽しみにしています。
  • 町口覚

    町口覚

    グラフィックデザイナー/パブリッシャー

    1971年東京都生まれ。デザイン事務所「マッチアンドカンパニー」主宰。森山大道、蜷川実花、大森克己、佐内正史、野村佐紀子、荒木経惟などの写真集をはじめ、映画・演劇・展覧会のグラフィックデザイン、文芸作品の装丁などを幅広く手掛け、常に表現者たちと徹底的に向き合い、独自の姿勢でものづくりに取り組んでいる。2005年、自ら写真集を出版・流通させることに挑戦するため、写真集レーベル「M」を立ち上げると同時に、写真集販売会社「bookshop M」を設立。2008年より世界最大級の写真の祭典「PARIS PHOTO」にも出展しつづけ、世界を視野に“日本の写真集の可能性”を追求している。2009年・2015年に造本装幀コンクール経済産業大臣賞、2014年東京TDC賞など国内外の受賞多数。

    応募する方へのメッセージ
    仕事柄、写真を撮って生きていく、と決めちゃった人たちと話をすることがあります。そんなぼくが思うことは、写真を撮って生きていく、と決めちゃった人たちの話は面白いということです。つまりぼくは、話が面白くない人たちの撮った写真は面白くないと思うわけです。だからぼくは、写真を撮って生きていく、と決めちゃった人たちと話がしたいのです。そしてぼくは、写真を撮って生きていく、と決めちゃった人たちの写真集を造本設計したいのです。目の前をパッ! と明るくできる人たちのご応募をお待ちしています!

※選考委員への直接の連絡、お問い合わせはご遠慮ください