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Professional is 1 熱田 護

Professional is 1

私がEOS R1を選ぶ理由

フォトグラファー 熱田 護

半端なカメラには、
“1”付けてほしくない。
40年ずっと“1”使い続けたからこその思いある。

“1”求められる最低条件
圧倒的信頼性。

F1世界求められるAF性能。
もうEOS R1以外選択肢はない。

連写速度、
トラッキング、AF。
どれも切り離せない
重要性能。

電子シャッターで最高約40コマ/秒でしょ。最初はこんなにいらないと思ったんですよ。EOS R3(約30コマ/秒)で満足していましたし。でもこの10コマの差に興味がありました。だって10枚目と11枚目の間に何かあったらどうしようって笑。例えば火花を散らす瞬間の撮影とかも40コマの出番ですね。火花が散る場所というのは大体同じなのですが、その瞬間を捉えるには火花が散ったと思ってシャッターを切っても間に合わない。だから事前にシャッターを押しておいて、40コマの中で拾って撮る。30コマよりも当然、確率が上がるわけです。
この太陽がバックにある写真もそうですね。ほとんどの瞬間、僕たちは狭いカメラホールから瞬間を狙っている。この時も左から来るのが音でわかったのですが、シャッターは押しっぱなしです。あとで良い位置に入っていてくれたらいいなという。結果、クルマのウィングからリヤタイヤまで画角に入っている瞬間が収められたので、ノートリミングでいけた。しかもローリングシャッター歪みもない。だからやっぱりコマ数が切れた方がありがたいんですよね。心配性の僕としては、撮れるだけ撮れた方がいいという結論です。だからどこでもフルに40コマで撮っていますよ。のちのち、写真を見てもみても終わらないっていう怖さはありますけど笑。でも連写性能やトラッキング能力、AF性能を駆使して良い写真が撮れる確率が上がるというのは、枚数が増える以上に大きな武器。どの要素もないがしろにできないと僕は思いますね。

EOS R1トラッキングAF
あきらかに次元が違う。

ヘルメットと人の目の違い
瞬時に判断してピント合わせる。

ひとつの性能向上することで
いろんな撮影しやすくなっている。

僕のすべて
任せられるのが“1”。
そして新しい発見
連れてきてくれる存在。

熱田 護

1963年三重県鈴鹿市生まれ。
東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。

86年ヴェガインターナショナルに入社。坪内隆直氏に師事し2輪世界GPを転戦。
91年よりフリーランスとしてF1をはじめとするモータースポーツや市販車の撮影を行う。
F1取材回数は594戦(2024年末時点)。

JRPA(日本レース写真家協会)会員/ANSP(日本スポーツ写真家協会)副会長/JPS(日本写真家協会)会員。

熱田 護
  • RF10-20mm F4 L IS STM 1/20sec F22 ISO50
  • RF50mm F1.2 L USM 1/800sec F1.2 ISO1000
  • RF10-20mm F4 L IS STM 1/5sec F16 ISO50
  • RF400mm F2.8 L IS USM 1/500sec F11 ISO800
  • RF50mm F1.2 L USM 1/15sec F14 ISO100
  • RF10-20mm F4 L IS STM 1/16000sec F11 ISO10000
  • RF10-20mm F4 L IS STM 1/3200sec F8.0 ISO500
E1A409090A5D4ECFB916598122E83871
Professional is 1|004:熱田 護
https://personal.canon.jp/ja-JP/articles/interview/professional-is-1/004
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https://personal.canon.jp/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/interview/professional-is-1/004/image/pickup.jpg?la=ja-JP&hash=5C75847A325D901EADF67DC32196E217
2025-01-29