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Professional is 1 中西 祐介

Professional is 1

私がEOS R1を選ぶ理由

フォトグラファー 中西 祐介

EOS R1「失敗しない」
安心感がある仕事道具。

トラッキングAF
すべて任せられる。
クロスAFおかげでフレーミングの
自由度上がった。

カメラが
人間行っている。

被写体検知の精度かなり
向上したことで、カメラに
任せられるシーンが増えた。

たとえば水泳だったら、みんなゴーグルするじゃないですか。ゴーグルが光ったり反射したり、いろいろな角度になるんですよね。さらに水しぶき。水しぶきがどうなるかなんてわからないですし、ピントを持っていかれちゃうことはよくありました。でもEOS R1はそういった中でもちゃんと顔にピントを合わせ続けてくれる。手前にロープがあっても、全然問題なかったですね。
あとは馬術だと、フレームの中に馬と人の両方がいるわけじゃないですか。本当は馬に合わせたかったけど、人にピントが合っちゃったというのもよくあるシチュエーション。動物優先と人物優先を切り替えるのは以前からもありましたけど、正直、動物優先「馬」にしているのに人物にピントがいっちゃったというのはやっぱりあった。角度にもよるんだと思いますけど。でもEOS R1はそんな感じがなくて、検知の精度がより高くなったと思います。設定を「馬」にしたらちゃんと馬にピントがいくし、「人物」にしたら馬の後ろにいる人物でもちゃんと追い続ける。アクション優先や登録人物優先はこれからもっと試していきたいですね。
今回の写真の中にはないですけれど、バスケットボールでアクション優先は使ってみました。こんなにピントが合うんだ、というくらいピントが合いましたね。かなり有効だと思います。これまではEOS R3を使っていたのですが、選手が交錯したりとか、選手が並んだりとかするとフォーカスがメインの被写体から別の被写体に持っていかれるときがあったんですよね。なので、100%任意選択AFで撮っていました。でもEOS R1のアクション優先はそれがなくて。今後はアクション優先とトラッキングAFでいこうと思っています。

ここまでローリングシャッター歪み抑えられていれば、まったく問題ない。

カメラは
画素数じゃない、
数字よりもバランス。

ファインダーフォトグラファー生命線。

細かな改良
「わかってるな」
思わせる。

僕にとって“1”は、それ以外にない存在。

中西祐介

1979年東京生まれ
東京工芸大学芸術学部写真学科卒業
講談社写真部、フォトエージェンシーである
アフロスポーツを経てフリーランスフォトグラファーとして独立。
スポーツ、アスリートのポートレート撮影を
得意分野とする。
これまでにオリンピックは4大会、
パラリンピックは2大会を取材。
その他の国際大会の取材経験も多い。
現在はプロバスケットボールクラブや
プロ卓球チームの
オフィシャル撮影を担当。
ライフワークとして馬と人の
ポートレートを撮影中。

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Professional is 1|001:中西 祐介
https://personal.canon.jp/articles/interview/professional-is-1/001
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https://personal.canon.jp/-/media/Project/Canon/CanonJP/Personal/articles/interview/professional-is-1/001/image/pickup.jpg?la=ja-JP&hash=4D8C281138075BA1D94C16EC7517F945
2024-08-30