収差(しゅうさ)
収差とは、レンズで発生するわずかな結像のズレのことで、一般的にはこの収差の少ないレンズがいいレンズと呼ばれます。収差にはさまざまな種類がありますが、おもな収差に歪曲収差(わいきょくしゅうさ)があり、広角レンズでは樽形にふくらむ樽型収差が発生しやすく、逆に望遠レンズには糸巻き型に凹む糸巻き型収差が発生しやすくなっています。 たとえば、レンガ造りの壁に向かって撮影すると、真っすぐなはずの線がふくらんで、とくに周辺部が樽型に見えることがあります。広角端のときに発生しやすいので、ズームレンズの場合は少し望遠側にズームして使用するとこの収差を抑えることができます。
写真やカメラの専門的な用語を簡単にわかりやすく解説
写真やカメラの用語にはちょっと難しい言葉も数多くあります。 この写真用語集では、よく耳にする写真の撮影方法やカメラに関する専門用語をあつめて、 初心者の方でもわかりやすく作例やイラスト入りで解説しました。
EOS学園のおすすめ講座紹介
最新の特集
-
RFレンズ|クリエイター×開発者対談(写真篇)「RFハイブリッドレンズシリーズ」を写真で使用したインプレッションと開発秘話を紹介しています。

-
RFレンズ|クリエイター×開発者対談(動画篇)「RFハイブリッドレンズシリーズ」を動画で使用したインプレッションと開発秘話を紹介しています。

-
CHASING GRACE|PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION写真集『PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION』の第18弾、小林稔『CHASING GRACE』についてご紹介しています。ご購入もこちらから。

-
EOS Rシステム作例集|RF45mm F1.2 STM|No.01RF45mm F1.2 STMでのポートレート、スナップの作例をご紹介しています。








