レフ板(れふばん)
ポートレートや花、小物撮影などで重宝するレフ板
レフ板とは反射板のことで、逆光線で花や人物を撮影したときの影になった部分が黒くつぶれること防ぐために光を反射させて使用します。ポートレート撮影でこのレフ板を使うと目の瞳のなかにキャッチライトを入れることが可能です。
レフ板は一般的に、片面が銀色(銀レフ)、もう片方が白色(白レフ)になっています。曇りの日などは銀レフを使って、しっかりと被写体に反射光を当てる場合が多いですが、晴天の場合、銀レフを利用すると太陽光の反射が強くなりすぎるため、白レフを利用する場合が多いです。撮影したいイメージと合う方を利用しましょう。(例:夏のイメージを強調したいなら晴天でも銀レフを使うこともあります)
レフ板は一般のカメラ店などで販売しています。かなり大きなものや団扇サイズのもの、丸いものや四角いもの等があります。被写体のサイズにあったもの、使いやすいものを選択しましょう。簡易的なものであれば、銀レフは、家庭にあるアルミホイルを一度丸めてしわを作った後広げ、段ボールや厚紙に貼りつけて作成することができます。また、白レフはコピー用紙などを同じく段ボール等に貼りつけるとできます。
写真1のアサガオはレフ板を使用したので、花の下にある影の部分が暗くならずにすみましたが、写真2はレフ板を使っていないので、花の下は暗くなり重い感じの写真になってしまいました。


写真やカメラの専門的な用語を簡単にわかりやすく解説
写真やカメラの用語にはちょっと難しい言葉も数多くあります。 この写真用語集では、よく耳にする写真の撮影方法やカメラに関する専門用語をあつめて、 初心者の方でもわかりやすく作例やイラスト入りで解説しました。
EOS学園のおすすめ講座紹介
最新の特集
-
想像をかきたてる、フォトストーリー的ポートレート写真の撮り方フォトグラファーのあべあさみさんに、動画撮影にもぴったりなミラーレスカメラEOS R50 Vを使ったストーリーのあるポートレート写真・動画の撮り方を教えてもらいました。
-
美の国あきたの誇りとプライド “秋田心”と出会う旅「秋田心」を胸に、伝統文化を現代に伝える株式会社せん・松岡叡美さんの挑戦。フォトグラファー・オカダキサラさんがEOS R6 Mark IIで撮り下ろした写真ともにご覧ください。
-
RAILSIDE|PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION写真集『PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION』の第14弾、長根広和『RAILSIDE』についてご紹介しています。ご購入もこちらから。
-
“PowerShot V1”で何撮る?どう撮る?PowerShot V1での動画や静止画の撮り方、Tipsを動画クリエイター・Y2による作例と共にご紹介します。