パースペクティブ(ぱーすぺくてぃぶ)
パースペクティブとは、遠近感のことをいいます。写真の場合、とくに広角レンズを使うと近くのものが大きく、遠くのものは小さく写るため、手前にある主被写体と背景との距離が強調され、遠近感のある写真になります。 写真1は超広角レンズの16mmで主被写体の人物に近づいて撮影したので、背景の広がりが感じられる写真に仕上がりました。 写真2も写真1と同じ人物を写したものですが、望遠レンズの200mmで少し離れて撮影したので、パースペクティブとは逆の圧縮効果が出て、主被写体と背景のビル群が迫り重なって見え、遠近感は感じられません。このように同じ被写体でも焦点距離を変えて撮影すると表現が変わりますので、ただ立ち止まってズームレンズでフレーミングを決めるのではなく、パースペクティブや圧縮効果等を考えて焦点距離を選択するといいでしょう。


写真やカメラの専門的な用語を簡単にわかりやすく解説
写真やカメラの用語にはちょっと難しい言葉も数多くあります。 この写真用語集では、よく耳にする写真の撮影方法やカメラに関する専門用語をあつめて、 初心者の方でもわかりやすく作例やイラスト入りで解説しました。
EOS学園のおすすめ講座紹介
最新の特集
-
My POV vol.2『Point of View(視点)』の略である『POV』をキーワードに映像プロデューサー/ジャーナリストの石川幸宏氏が解説する連載コラム。今回はテーマは「映像制作現場の職種変化とこれから」です。

-
PRO-G2を選ぶ理由(前編)進化した基本性能を徹底検証。新顔料インクによるプリントの違いや、染料インクプリンターとの比較などPRO-G2の高品位な写真プリントの実力が明らかに。

-
PRO-G2を選ぶ理由(後編)ファインアート紙でのプリント表現や導入メリットなどPRO-G2の優位性を解説。プロやハイアマチュアのフォトグラファーに向けた、作品づくりにおけるプリントの仕上がりの違いを紹介。

-
旅行の空気感や感動を動画でそのまま残す「Vlog」撮影のコツデジタルクリエイター・大石結花さんがEOS R50 Vを使ってスペイン・マドリードで撮影した旅Vlogを例に、Vlog初心者でも真似しやすい撮影設定と構成のコツを紹介します。








