抜け(ぬけ)

抜けとは、はっきりとクリアに見え、鮮明に見える写真のことです。抜けのいい写真を撮るには、空気中にチリの無い雨上がりの晴れた日が適しています。また、標高の低いところより標高の高い高原などのほうが空気が澄んでいて、抜けのいい写真が撮れます。作例写真は魚眼レンズでローアングルからユリを見上げて狙い、空気の澄んだ高原で撮影したので、抜けるような青空の写真が撮れました。なお、抜けのいい写真を撮影するには、広角レンズを使用して、絞り値をF11くらいに設定して撮影するとさらに抜けのいい写真が撮影できます。
写真やカメラの専門的な用語を簡単にわかりやすく解説
写真やカメラの用語にはちょっと難しい言葉も数多くあります。 この写真用語集では、よく耳にする写真の撮影方法やカメラに関する専門用語をあつめて、 初心者の方でもわかりやすく作例やイラスト入りで解説しました。