高画質・手ブレ補正 EOS R6 Mark II
35mmフルサイズCMOSセンサー×DIGIC X
解像感が向上した約2420万画素※1CMOSセンサー
約2420万画素(総画素数約2560万画素)の新しい35mmフルサイズCMOSセンサー(画面サイズ:約36.0×24.0mm)を搭載。EOS R6から画素数がアップしたことで解像感も向上。新シャープネス処理により、EOS 5D Mark IV(約3040万画素)を凌ぐ解像性能を達成※2しています。映像エンジンDIGIC Xとの連携で、常用ISO感度は102400の低ノイズ・高感度、高速連続撮影性能、6Kオーバーサンプリングによる4K動画など、さまざまな進化を果たしています。
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※1
RF/EFレンズ使用時。使用するレンズまたは画像処理により、有効画素が減少することがあります。
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※2
ISO12233準拠のCIPA解像度チャートでの評価、ピクチャースタイルの初期条件にて。
高感度・低ノイズ
常用で最高ISO102400※の高感度
常用ISO感度(静止画)はISO100~102400を達成。夜間や暗所でも、ノイズの少ない高感度設定でシャッタースピードを上げられるため、動体撮影にも積極的に挑めます。拡張ISO感度は最低ISO50(L)/最高ISO204800(H)相当の選択が可能です。
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推奨露光指数。
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動画撮影時の常用ISO感度はISO100~25600(最高ISO204800相当の感度拡張が可能)。Canon Log 3設定時は常用ISO感度、拡張ISO感度が異なります。
プリセットISO感度
使用頻度の高いISO感度が3件登録できるようになりました。設定画面から、ワンタッチですばやく任意のISO感度を選び登録できます。初期設定はISO200/400/800。
ISOオート時のシャッタースピード低速限界
意図に反してシャッタースピードが遅くならないように、低速限界が設定可能。P/AvモードでISOオート設定時、1/8000秒~1秒まで1段ステップごとに手動で設定できるほか、自動設定では[遅め/標準/速め]を±3段で設定できます。
多彩なアプローチでノイズを抑制
長秒時露光撮影時と高感度撮影時、それぞれに適したアプローチでノイズを低減する機能を搭載。長秒時露光撮影時は[しない/自動※1/する]から任意で選択。高感度撮影時は、[しない/弱め/標準/強め/マルチショットノイズ低減機能※2]から選べます。マルチショットノイズ低減では、1回のシャッターで4枚の画像を撮影し、カメラ内で自動合成。解像感を保ったままノイズの少ない1枚の画像として記録するため、通常の高感度撮影時よりも、ノイズの少ない画像に仕上げることができます。
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※1
[自動]の場合は露光時間が1秒以上で長秒時露光特有のノイズが検出された場合に作動。
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※2
RAW/C-RAW設定時にはマルチショットノイズ低減は選択できません。
ボディー内手ブレ補正
5軸対応、最大8.0段※1の手ブレ補正効果
手ブレ補正(IS)機構を搭載した対応RFレンズ※2使用時、ボディー内手ブレ補正の協調制御により最大8.0段の手ブレ補正効果を発揮。またIS機構非搭載レンズでも、ボディー内手ブレ補正により手ブレ補正効果が得られます。この強力な手ブレ補正により、三脚なしでも暗所でのスローシャッターによる手持ち撮影が行えるなど、撮影領域の自由度を高めます。
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※1
静止画撮影時。RF24-105mm F4 L IS USM装着時、f=105㎜ Yaw/Pitch方向、CIPA規格準拠。お買い求めの時期により、レンズのファームウエアの更新が必要です。
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※2
IS機構を搭載したレンズでも協調しないレンズもあります。協調制御でも8.0段分の手ブレ補正効果が得られないレンズもあります。
検知・処理・制御を高いレベルで行う協調IS
カメラ・レンズ、それぞれに搭載されたジャイロセンサー/加速度センサー。さらにカメラのライブビュー映像から、カメラとレンズ全体で高精度にブレ情報を検知します。次にブレ情報をDIGIC XとレンズCPUで高速処理を行い、カメラ・レンズのブレ検出誤差を低減。適切な補正割合を算出して、カメラとレンズそれぞれが適切なブレ補正を実行することで、大きな手ブレ補正効果が得られます。
カメラ内レンズ光学補正
画像本来の画質に復元するデジタルレンズオプティマイザ※1
画像本来の解像力を、光学補正により復元するデジタルレンズオプティマイザ。レンズの光学特性により生じる諸収差や、回折現象、ローパスフィルターに起因した解像劣化を補正することができます。これにより、立体感や細部の精細感、大口径レンズの解像感、小絞り時の解像感などの改善が期待できます。RFレンズ側でも、デジタルレンズオプティマイザ用のデータを保持。大容量・高速通信により、そのデータを瞬時にカメラ側に伝達します。これにより、後処理ではなく撮影しながら、カメラ内で処理を実行。連続撮影枚数にも影響しないため、初期設定から[標準]を適用しています。任意で[しない/標準/強め※2]から選択できます。
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※1
すべての画像で効果を保証するものではありません。
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※2
[強め]設定時は連続撮影枚数が制限されます。
さまざまなレンズ光学補正
撮影時に、周辺光量補正/歪曲収差補正/色収差補正/回折補正が可能です。周辺光量補正/歪曲収差補正/色収差補正は、動画撮影時にも対応。また動画撮影時は、新たにフォーカスブリージング補正※が可能。フォーカシングによる画角の変化を、光学設計値に基づいてカメラが補正します。
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フォーカスブリージング補正機能を使用すると画角が狭くなります。対応レンズについてはこちらをご確認ください。
画像処理
エッジ周辺のコントラストが調整できる明瞭度
画像全体の白トビや黒つぶれを抑制したまま、画像エッジ部のコントラストが調整できる[明瞭度]を搭載。たとえば、遠景をくっきりさせたい時などに有効です。明瞭度の設定は±4の段階。静止画・動画の両方に対応しています。カメラ内RAW現像時にも調整可能です。
オートライティングオプティマイザ
撮影画像の明るさ・コントラストを自動的に補正するオートライティングオプティマイザ。[高輝度側・階調優先:する/強]でも設定が可能。シャドー部を明るく補正しつつハイライト部の白トビも抑制するなど、明暗の差が大きなシーンでもそれぞれの明るさと階調性を同時に調整できます。
精度が向上したホワイトバランス
従来の一眼レフEOSでは、草木や芝の判別を測光センサーで行っていました。EOS R6 Mark IIでは、ディープラーニング技術を活用し開発したオートホワイトバランスアルゴリズムにより、撮像センサーの情報で判別。草木や芝などの自然の緑を多く含むシーンのオートホワイトバランスが向上しています。
HDR
HDR PQ
肉眼で見たようにリアルな画像を生成できるHDR PQ※1撮影。RAW画像をHEIF画像に現像する際に、オートライティングオプティマイザ※2や高輝度側・階調優先の設定が可能です。より暗部から明部まで、いっそう階調豊かな画像を得ることができます。またHEIF画像は、まとめてJPEG画像に変換できるようになりました。
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※1
Perceptual Quantization。緻密な階調、広い色域で人間の視覚に沿った画作りを行うガンマカーブのことを指します。HDR PQ撮影は、ITU-R BT.2100が定義するPQ規格に準拠したHDR画像を記録します。
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※2
顔ライティング補正は設定できません。
[10bit HEIF記録]
HDR PQで撮影した画像は、10bitのHEIF※形式で保存されます。HEIF画像は、HDR対応ディスプレイにHDMI出力することにより、本来の階調で再生・鑑賞できます。
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High Efficiency Image File Format。現像後の画像を格納するファイルコンテナ。JPEGのYCbCr 4:2:2 8bitに対して、YCbCr 4:2:2 10bitでH.265/HEVC圧縮されます。
[RAW→HEIF現像/HEIF→JPEG変換]
RAW/C-RAWで記録した画像を、カメラ内でHEIF画像に現像することが可能。またHEIF→JPEG変換にも対応。HDR対応ディスプレイで表示した時と、印象が近いJPEG画像が得られます※。
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シーンによっては、元画像と変換した画像を比べた時に、印象が異なることがあります。
HDRモード撮影に「動体優先※」を追加
HDRモードでは、これまでの[Dレンジ優先](3枚撮影)に加え、HDRモード[動体優先](1枚撮影)を搭載。HDR撮影との同時設定が可能なため、HDR PQ規格を活かしてダイナミックレンジの広い画像が撮影可能(いずれも最大約3000nit)です。またキヤノンの現像ソフトウエアの[Digital Photo Professional(Windows版のみ)]にも対応しているため、撮影後の調整も容易です。
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[動体優先]設定時:●ISO感度の下限がISO800になります。また、RAW撮影はできません。●メカシャッターの選択はできません。●[電子シャッター]を設定時は、ローリングシャッター歪みにより被写体の歪みが大きくなる場合があります。●連続撮影速度が低下します。
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連続撮影時もHDR記録が可能です。
[Dレンジ優先]
夜景+照明など、輝度差が大きいシーンでは3枚撮影。3枚合成することにより、広いダイナミックレンジを記録・表現することができます。
[動体優先]
3枚撮影ではコマ間で被写体が動いてしまい、撮影が難しかった人物や動物、乗り物も、1枚撮影で広いダイナミックレンジを記録することが可能。
記録画質
さまざまなパラメーターを調整できるカメラ内RAW現像
[撮影時の設定で現像][細かく設定してJPEGに現像][細かく設定してHEIFに現像]が選べます。[細かく設定してJPEGに現像]を選ぶと、明るさ補正、ホワイトバランス、明瞭度、顔ライティング補正、レンズ光学補正など、さまざまなパラメーターの調整が可能。また、まとめて複数枚のRAW現像も行えます。
DPRAW
デュアルピクセル情報が付加されたRAWデータの現像を行うDPRAW現像。[ポートレートリライティング]と[背景明瞭度]に対応しています。またキヤノンの現像ソフトウエア[Digital Photo Professional]を活用することで、[解像感補正][ボケシフト][ゴースト低減(フレアにも有効)]が可能です。
[ポートレートリライティング]
人物を撮影した時の斜光や光量不足を、仮想光源を当てることにより手動で補正できます。画像に写る人物から選択※した1人の顔や体に対して、照明の照射方向や強さ、照射範囲などを変更可能です。
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最大10人から1人選択可能。
[背景明瞭度]
主被写体への影響を最小限に、背景のみの明瞭度を0~4の5段階で変更可能。主被写体の雰囲気はそのままに、背景のコントラストを調整することができます。
ファイルサイズを抑えられる[C-RAW]
RAWとC-RAWの2種類のRAWを採用。C-RAWはRAWと同様の約2420万画素のデータを、より小さなファイルサイズで記録できます。
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[C-RAW]と比べ、画質は[RAW]が優れています。
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RAWからC-RAW、C-RAWからRAWへの変換はできません。
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RAWとC-RAWの同時記録はできません。
クラウドRAW現像(有償サービス)
ディープラーニング技術を活用し開発した画像処理アルゴリズムにより、image.canonを使ってクラウド上で高画質なRAW現像が可能。カメラで撮影したRAW画像とカメラで設定した現像条件をimage.canonに送信することで、高度な現像処理を行います。ノイズやモアレ・偽色を低減する処理機能が高いため、より自然でクリアな画像(JPEG/HEIF)に仕上げることができます。
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RAWバーストモードで撮影したRAW画像は現像できません。
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事前にペアリングや課金手続きなどの準備が必要です。