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高速AF・連写 EOS R50

シャッターチャンスを逃さない

被写体をとらえて追いかけるデュアルピクセルCMOS AF II

構図内に入った被写体を高精度に検出し、センサー面の全域※1を使ってトラッキング。デュアルピクセルCMOS AF IIは、従来よりAFエリアが拡大・細分化したことにより、被写体をとらえて追いかける機能も進化しました。撮りたい対象にカメラを向けると一瞬でフォーカスし、被写体の動きに追従しながらピントを合わせ続けます。

被写体非検出時 横:最大約90%×縦:最大約100% 被写体検出時、画面全域※でトラッキング可能 横:最大約100%×縦:最大約100% 細密化した測距エリアでAF 自動選択時(全域AF)の測距エリア分割数(被写体未検出時) 最大651分割
  • ※1
    測距エリア90%(横)×100%(縦)対応のレンズを装着し、全域AF時、および全域AF以外で被写体検出時のみ。シーンや被写体の状態によっては、AF フレームが測距エリアの隅まで移動できないことがあります。対応するレンズは「測距エリア対応レンズについて」からEOS R50の補足情報をご参照ください。
  • [被写体追尾(トラッキング):しない]に設定することで、サーボAF時、従来のように任意の位置でAFを行うことも可能です。

被写体検出に「自動」モードを搭載

ディープラーニングを元に開発した被写体検出アルゴリズム「EOS iTR※ AF X」により、画面内に入ったものが被写体かどうかを判断。特に人物、動物、乗り物に対して、高精度な検出・追従性能を発揮します。EOS R50はそれらの特長から被写体を自動的に検出し分ける「自動」モードを搭載しました。

  • Intelligent Tracking and Recognition

人物

人物が主被写体として優先的に選択され、画面内にいる人の「瞳」「顔」「頭部」「胴体」の検出が可能。スポーツやダンスなどの動きで顔や頭部が隠れても、胴体を検出してトラッキングを継続します。ゴーグルなどで顔が隠れがちな冬季競技の撮影では、ヘルメットやニット帽などで人物を検出することができます。

  • 競技によってはヘルメットが検出できない場合もあります(アイスホッケー、アメリカンフットボールなど)。

動物優先

ペットなどの身近な動物「犬」「猫」「鳥」を検出。瞳や顔、全身を捉え、高精度にピントを合わせます。被写体が予期しない動きを見せても、自動的にトラッキングして高精度にピントを合わせ続けます。

  • 被写体によっては動物検出できないことがあります。また、犬、猫、鳥ではない被写体に対して動物検出する場合もあります。

乗り物優先

モータースポーツの車※1(四輪)とバイク※1(二輪)を主被写体として検出します。ドライバーやライダーのヘルメット※2などにフォーカスする[スポット検出]も可能。被写体が高速で移動するモータースポーツでも、車体とヘルメットという2つの手がかりを補完し合うことで、安定したトラッキングを実現します。

  • ※1
    一般の乗用車、商用車、バイクは検出できないことがあります。また、被写体によっては乗り物検出できないことがあります。車、バイクではない被写体に対して乗り物検出する場合もあります。
  • ※2
    ヘルメットの形状によっては検出できない場合があります。

瞳検出

人物や動物の「瞳」に一瞬でフォーカス。横顔やマスクを装着しているときでも高精度に検出してピントを合わせます。自動選択と手動変更を選ぶことができ、初期設定ではカメラに近い瞳を自動で選択※1※2します。被写体が動いても追従してピントを合わせ続けるので、いい表情を見せた瞬間を撮り逃しません。

  • ※1
    瞳とカメラの距離が同程度の場合は、画面中心に近い方の瞳を選択します。
  • ※2
    手動選択も可能。顔選択フレーム内の瞳をタッチして選択するか、十字キーとAFフレーム選択ボタンでAFフレームを移動することも可能です。

被写体をとらえ始める位置を設定可能

被写体の大きさや動きにあわせてAFエリアを選択可能。被写体を「どの位置」から「どのくらいの広さ」でとらえてトラッキングをはじめるかを、「スポット1点AF」や「全域AF」など8種類のAFエリアから設定できます。被写体をとらえた後は、設定したAFエリアに関わらず、画面全域※1を使って被写体を追従します※2

スポット1点AF

1点AF

領域拡大AF(上下左右)

領域拡大AF(周囲)

全域AF

フレキシブルゾーンAF1

フレキシブルゾーンAF2

フレキシブルゾーンAF3

  • ※1
    測距エリア90%(横)×100%(縦)対応のレンズを装着し、全域AF時、および全域AF以外で被写体検出時のみ。シーンや被写体の状態によっては、AFフレームが測距エリアの隅まで移動できないことがあります。対応するレンズは「測距エリア対応レンズについて」からEOS R50の補足情報をご参照ください。
  • ※2
    [サーボAF中の全域トラッキング:しない]に設定することで、サーボAF時、従来のように任意の位置でAFを行うことも可能です。

今しかない瞬間をとらえるために

被写体の動きを逃さず切り取る連続撮影

動いている被写体の決定的瞬間を撮りたいときに役立つのが連続撮影。シャッターチャンスに複数の写真を撮影しておけば、その中からベストショットを選ぶことができます。EOS R50は、電子先幕時で最高約12コマ/秒※1、電子シャッター時で最高約15コマ/秒※1※2の連続撮影が可能。電子先幕は被写体の動きが大きくても歪みを抑えて撮影でき、電子シャッターはシャッター音が発生しない設定が可能なため、コンサートや講演、野生動物などの撮影に最適です。

  • ※1
    連続撮影速度は、被写体/撮影条件、カメラ設定、使用レンズなどにより低下することがあります。詳細は「詳細ガイド」をご覧ください。サーボAF時に最高連続撮影速度に対応するレンズについては、「高速連続撮影時に最高速度で撮影するための条件は?」からEOS R50の「補足情報」をご参照ください。
  • ※2
    電子シャッター時、被写体や撮影条件によって、ローリングシャッター歪みが発生することがあります。電子シャッター時にストロボは使えません。

タッチ操作でピント位置を思いのままに

タッチ&ドラッグAF

電子ビューファインダーを覗いたまま、液晶モニターをタッチ&ドラッグすることで任意の場所にピント位置を変更できます。ねらっている被写体とは違う場所にAF枠が設定されているとき、指先の直感的な操作でフォーカス対象を変えられるので便利です。

液晶パネルへのタッチでAF枠を指定 フォーカス対象を自在に変更 液晶パネル上のドラッグでAF枠が移動 複数の人物がいるシーンや動画撮影でのフォーカス送りに活躍
  • 画像はイメージです。

AFアシスト機能

液晶モニターをタップするだけで、フォーカス対象を切り替えられる機能です。例えば、人物の顔を検出するように設定してある場合、モニター画面をタップするたびに人の顔から顔にAF枠がジャンプ移動します。

3つのAF動作

AF動作に「AIフォーカスAF」を搭載。じっとしていた被写体が動き出したら、被写体の状態に応じて、自動的に「ワンショットAF」または「サーボAF」に切り替わります。

  • 応用撮影ゾーン設定時。
ワンショットAF 止まっている被写体の撮影に最適。シャッターボタンを半押ししている間、ピントが固定されます。 サーボAF 動いている被写体の撮影に。シャッターボタンを半押ししている間、ピントを合わせ続けます。 AIフォーカスAF 被写体の挙動に応じてカメラが自動的にAF動作を切り替えます

用途に応じて選べるシャッター方式

電子先幕

先幕シャッターを電子制御にすることで、細かな振動を排除し、シャッターブレを極力抑えることができます。後幕シャッターはメカ制御なのでローリングシャッター歪みも防げます。シャッタースピードは1/4000秒~30秒。

電子シャッター

先幕・後幕シャッターのどちらも電子制御する、シャッター音のしない設定も可能なシャッター方式です。シャッタースピードは1/8000秒〜30秒。一瞬のシャッターチャンスも逃さず捉えます。

  • 電子シャッター使用時、ストロボ撮影/フリッカーレス撮影はできません。ローリングシャッター歪みが発生する場合があります。
  • シャッター音以外(絞り、フォーカスレンズ駆動音/電子音など)の音は発生する場合があります。