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動画性能 EOS R3

6K 60P/4K 120P動画記録

6K 60P RAW(標準)/RAW(軽量)動画

RAW動画の内部記録が可能。EOS R3では記録可能なフレームレートを59.94fpsまでアップさせており、多様な撮影意図への対応を図っています。また、より低ビットレートでファイルサイスが小さい、RAW(軽量)も選択可能。編集を前提としつつ、記録可能時間の長さやファイルの扱いやすさも重視するときに便利です。

  • RAW動画は、カメラ内で現像処理を行うことはできません。

4K DCI/UHD ALL-I/IPB(標準)/IPB(軽量)動画

4K動画はDCI(4096×2160)とUHD(3840×2160)の2つの解像度に対応。汎用性の高いMP4で記録します。高画質かつカット編集に適したALL-Iのほか、転送や即時活用に有利なIPB(標準)/IPB(軽量)を用意。画像の用途やワークフローに応じた記録形式を選択できます。

  • 4Kハイフレームレート動画はALL-Iでの記録となります。
  • 4Kクロップ[する]は、画像処理により4K解像度での出力としています。

4K 120Pハイフレームレート動画

4K DCI/UHDで119.88fpsのハイフレームレート動画記録が可能です。4Kの鮮明さはそのままに、最大約4倍の印象的なスローモーション効果が得られます。また、新たな信号読み出し方法の採用により、従来のEOSカメラの4K 120Pと比較してさらに高精細な動画記録を実現しています。また動画クロップ[する]やフルHDでもハイフレームレート動画を記録できます。

NTSC PAL
6K RAW 59.94 fps
29.97fps
24.00fps
23.98fps
RAW(標準)
RAW(軽量)
6K RAW 50.00fps
25.00fps
24.00fps
RAW(標準)
RAW(軽量)
4K DCI
(動画クロップ[しない/する])
59.94fps
29.97fps
24.00fps
23.98fps
ALL-I
IPB(標準)
IPB(軽量)
4K DCI
(動画クロップ[しない/する])
50.00fps
25.00fps
24.00fps
ALL-I
IPB(標準)
IPB(軽量)
119.88fps ALL-I 100.00fps ALL-I
4K UHD
(動画クロップ[しない/する])
59.94fps
29.97fps
23.98fps
ALL-I
IPB(標準)
IPB(軽量)
4K UHD
(動画クロップ[しない/する])
50.00fps
25.00fps
ALL-I
IPB(標準)
IPB(軽量)
119.88fps ALL-I 100.00fps ALL-I
フルHD
(動画クロップ[しない/する])
59.94fps
29.97fps
23.98fps
ALL-I
IPB(標準)
IPB(軽量)※1
フルHD
(動画クロップ[しない/する])
50.00fps
25.00fps
ALL-I
IPB(標準)
IPB(軽量)※1
119.88fps ALL-I 100.00fps ALL-I
  • RAW(軽量)、4K IPB(軽量)
  • ※1
    EOS R3ではフルHD 59.94/50.00/29.97/25.00/23.98 fpsのIPB(軽量)が設定可能(EOS R5では29.97/25.00fpsのIPB(軽量)のみ)

低ローリングシャッター歪み

信号読み出しを高速化した新開発CMOSセンサーの搭載により、ローリングシャッター歪みが低減。高速で動く被写体を撮影時でも、プロポーションの歪みを抑えた、自然な映像を記録することが可能です。

6Kオーバーサンプリングプロセッシング

4K DCI/UHD(クロップ[しない])の記録時に、高画質ディベイヤーアルゴリズムを採用。CMOSセンサーから読み出したRGBの信号から、それぞれ6K(DCI記録時。UHD記録時5.6K)のデータを生成。6Kで1フレームの画像を生成した後、4Kにリサイズします。これにより、優れた色再現性と鮮明なディテール描写を実現。モアレやジャギーも低減。EOS R3は、この高画質処理を60Pまでの4K映像に適用でき、幅広いシーンで高画質な動画を記録することができます。

  • 4K 120Pではオーバーサンプリングプロセッシングは行われません。

動画記録

通常記録(8bit)

静止画と同様のピクチャースタイルや高画質機能を適用でき、手軽に好みの仕上がりが得られます。グレーディングを前提としない記録・配信用途や、速報など動画の即時活用を意図した撮影に対応。後工程の手間を省き、高画質な動画を記録することが可能です。

HDR PQ動画(10bit)

HDR対応のディスプレイでの再生を前提とした映像制作に対応。広ダイナミックレンジや高彩度の被写体を、見た目に近い色やコントラストで再現できます。フォーマットはHDR規格であるRec.ITU-R BT.2100。グレーディングを行わなくても、リアリティーと臨場感のある映像表現を実現します。

  • 拡張ISO感度は設定できません。

Canon Log 3(10bit)

ガンマカーブ

ポストプロダクションでのグレーディングを前提とした映像制作のために、Canon Log 3を搭載。ダイナミックレンジはCanon Logよりさらに広い約1600%(最大13.3 stop)で、シャドウからハイライトまで豊かな階調で描写できます。また、色空間はBT.709/BT.2020に加え、可視域のほぼ100%をカバーするCinema Gamutも選択が可能です。

  • ISO感度の自動設定範囲の下限が、ISO800になります。
  • カラーマトリクスは[Neutral]固定となります。
  • Canon Log 3設定時は通常の動画撮影時に比べ、暗い環境下やコントラストの低い被写体を撮影したときに、AFでピントが合いにくくなることがあります。また特定の動画撮影では、絞り数値を小絞り側にした場合にAFが合わないことがあります。そのような場合に絞りを開放側にしたり、Fナンバーの小さい(明るい)レンズに変更してください。

RAW動画(12bit)

12bitの豊富な階調データと、Canon Logをもしのぐ高い編集耐性を実現するRAW動画。撮影した動画はDigital Photo Professionalで現像処理(HDR PQ動画として現像することも可能)、ノンリニア編集アプリケーション用のデータエクスポート、静止画の切り出しなどを行うことができます。また、Cinema RAW Developmentで現像することにより、Cinema EOSと同じワークフローで処理することもできます。

撮影アシスト機能

デュアルピクセルCMOS AF II

すべての動画サイズでデュアルピクセルCMOS AFが機能。静止画と同様のAFエリア設定、被写体検出、トラッキングが可能で、カメラまかせで高精度なピント合わせが行えます。静止画のファインダー撮影、ライブビュー撮影、動画撮影を切り換えても操作に違和感がなく、領域を超えた撮影をサポートします。

マニュアルフォーカス

現在のフォーカス位置から合焦位置への調整方向と調整量を、フォーカスガイドで視覚的に表示。映像が大きくボケていても、フォーカスの調整方向を探ることなく、自然でスムーズなフォーカシングが可能です。また、ピントが合った被写体の輪郭を、色つきの強調表示にするMFピーキングも搭載。EFシネマレンズを使用した撮影時も、精密なピント合わせが可能です。

  • EFマウントのレンズの使用には、マウントアダプターが必要です。

動画電子IS

レンズの光学IS(OIS)またはボディ内IS(IBIS)に加え、動画電子ISも併用することが可能です。5軸補正により、ジンバルがない環境や歩き撮りの大きな揺れを低減。安定した見やすい動画を記録できます。

  • 手ブレ補正機能が搭載されているレンズを使用するときは、レンズの手ブレ補正スイッチを〈ON〉にしてください。
  • [する]では映像がやや拡大されます。[強]ではさらに拡大されます。
  • RAW動画撮影時は、動画電子ISは使用できません。

動画記録

30分以上の連続記録

Cinema EOSを除くEOSシリーズで初めて、連続記録時間を30分以上に拡大しました。最長6時間(ハイフレームレート時は最長1時間30分)の記録が可能。4K 60P記録であっても、60分以上の長回しやドキュメンタリーの撮影に対応します。

  • 23℃コールドスタート時。カメラの設定操作やライブビュー表示などによるカメラ内部の温度上昇、カード容量などの条件により、録画可能時間が短くなる場合があります。

RAW+MP4同時記録

6K RAW動画と4K DCI MP4(IPB)動画を同時に記録。映像制作用の素材と、転送やプロキシに適したMP4動画を確保でき、効率のよいワークフローを構築できます。6K RAWは標準と軽量が選択可能。4K MP4は標準と軽量から選択可能です。

  • 同一書き込みを行う場合は、exFATフォーマットのSDカードが必要です。

MP4+MP4同一書き込み

2枚のカードに同じ動画を記録。撮影と同時にバックアップを確保することができます。4K 59.94fps(IPB)まで同一書き込みができ、幅広いシーンで活用が可能です。

  • 6K RAW、4K 59.94fps(ALL-I)、4K 119.88fpsは同時記録できません。
  • 同一書き込みを行う場合は、exFATフォーマットのSDカードが必要です。

HDMI 4K 59.94fps出力

4K 59.94fpsをHDMI出力し、外部機器で記録・表示できます。映像信号はYCbCr 4:2:2、10bitまで対応しており、HDR PQ動画の出力も可能。出力端子はHDMIマイクロ端子(タイプD)を採用しており、ケーブルプロテクターが付属です。